【B級洋画】「殺人魚フライングキラー」

「ターミネーター」や「エイリアン」「タイタニック」「アバター」のジェームズ・キャメロン監督の、なんとデビュー作「殺人魚フライングキラー(Piranha II: Flying Killers)」(1981年、アメリカ・イタリア・オランダ合作)。

多分、キャメロン監督は消したい過去であろう、低予算のチープなB級エクスプロイテーション・ムービーだった。

当時、無名だったキャメロン監督を発掘したのは日本人女性・筑波久子氏なんだよねー。

ストーリーは、「ジョーズ」なんかと似てる。ベトナム戦争時に米軍が極秘裏に開発した、飛魚とグルニオンを掛け合わせた、空中を飛んで人を襲う殺人魚フライングキラーが、カリブ海のリゾート地で観光客を襲うというもの。

最後は、ダイナマイトを使って、フライングキラーの棲家となってる沈没船を爆破する。

無名の俳優ばかりで、こういうパニックものに定番のセクシー女も出てくるが、皆さん、ちょっと歳がいってて美女ではない。オバ様っぽい。

ただ、フライングキラーと闘う女性の強さを描くのは、後のキャメロン監督と同じだ。キャメロン監督は困難に立ち向かう強い女性が大好きだから。

あ、同じパニック映画「ピラニア」の続編なんだね。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。