「サメ映画大全」

カタログ的な「サメ映画」紹介本。

言葉で語るべきではない感覚で楽しむ作品を、言葉でその面白さがわかるように書くのだから大変だよねー。

現存するサメ映画の中で最も古い、1936年の「WHITE DEATH」も紹介するが、サメ映画って、これまで、いったい何本くらい作られているのかねぇ。

「ジョーズ」がサメ映画のベースを作ったわけだが、今や海中だけでなく、陸にも上がって来て、空も飛んで、宇宙にまで進出する勢い。

基本は、動物パニックだけど、ただサメが襲って来るだけなく、登場人物のドラマ、思いから恋愛、諍い、争い、助け合い、殺し合いなどなど、人間の感情を織り交ぜた作品がウケるみたいだね。あとは、奇想天外なトンデモ度を競ってるような作品。

しかし、サメの眼って真っ黒で、見てるのか見てないのかわからないし、感情とまでいかなくても、ちょっとくらい何かがわかるような、機微ってないものなのか?

よっしゃ、紹介されてる作品をいくつか観てみよう。

興行成績第一の搾取的低俗金儲け、エクスプロイテーション・ムービー(Exploitation films)であっても、立派な映画のジャンルであるし、サブカル的文化も哲学も読み取れるのだ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。