廣野 友一

1965年生まれ。 大阪に住んでいます。 音楽やったり、鰹節作ってみたり、山に登った…

廣野 友一

1965年生まれ。 大阪に住んでいます。 音楽やったり、鰹節作ってみたり、山に登ったり、空手もやったり教えたり さまざまな仕事をと遊び、と好奇心にまみれて過ごしてきましたが、今は比較的大人しくしています。

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最近の記事

今日は最高に調子悪いな… 五月病… そんな… 馬鹿な…

    • 「床」と云う字で連想するイメージはヒトそれぞれだろう。 「ゆか」と読めば 関西人なら京都鴨川、貴船「川床」だろうか。 以前関わっていた仕事の先輩方が酒が入ると「女性を口説くなら貴船に連れていきや~、貴船ですき焼き御馳走するんや!ほんならバッチリやで…頑張れ!」 誰も女性を口説く相談などしていないのに…「貴船のすき焼き」を何度も聞くことになった… 元電機メーカーの部長と元放送局の部長だが…何度も聞かされた、その元部長さん達は何度も貴船に違う女性と行ったとうそぶくわけですな…

      • 『山の話し』 科学随筆U30(一)「ワイヤーロープの振動と林業」を読みながら、山歩きを思い出す…

        『窮理』第25号の科学随筆U30(一)「ワイヤーロープの振動と林業」すぎおとひつじ著を 読みながら、頭の中では約10年ほど前に訪問した大台ヶ原を思い出していた。 「ワイヤーロープ…」の話は岡山から香川県金毘羅さんを抜け、高知の土佐山田へ…そして話は主題のワイヤーロープへ、張りかげんの話しが物理学を絡めて進んで行く。 僕は高知の山には入った事は無いが、昔好きだった山歩きの際に奈良の山中で見かけた気がするし、杣人≪そまびと≫に憧れた時に色々調べた記憶が残っていたので、「そう

        • 「火事教育」寺田寅彦随筆集 第四巻より

          その日は何故、寺田寅彦随筆集第四巻だったかは覚えていない、何故「火事教育」だったかも覚えていない。 僕は何かをもて余した時に寺田寅彦の随筆を捲る癖の様な習慣が知らぬまについてしまった、その日はたまたま寺田寅彦随筆集第四巻だったわけだ。 この「火事教育」は東京消防庁のホームページでも使われている。 東京消防庁のホームページによると 「火災による死者が1人、墜落による死者が13人、傷者が67人という惨事となりました。 」墜落による死者が13人…と記されている。 この頃の女

        今日は最高に調子悪いな… 五月病… そんな… 馬鹿な…

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        • 無人島での話し
          3本
        • 面影
          3本
        • note栞
          20本
        • 絶望名人カフカの人生論
          1本
        • エピグラフ
          16本
        • 牧野富太郎
          7本

        記事

          やっぱりカレー

          、先日、職場の顔見知りの女性とふとした世間話からカレーの話しになった、その女性はある時期毎日のように「バターチキンカレー」を食べるという話しを前にしていたのだ、「まだ、バターチキンカレーを食べてる?」とたずねたところ最近はどうやら「キーマカレー」にハマっているらしい、ちょいと、もしかしてコヤツ本当の「カレー通」かと思い話しを聴いていると「隠し味」の話しに成り「インスタントコーヒーやチョコレート」の話だ、そんな「隠し味」の話しはいくら得意げに話されても、年老いた私は「1984回

          やっぱりカレー

          鎖骨

          令和6年5月2日 加筆訂正 寺田寅彦の随筆家「鎖骨」を読み色々思い出している。 当然、寺田寅彦のように物理学的考察にはならない、子供の頃の僕はとんでもない嘘つきだった訳ではないが、何かと母上には信用されていなかった記憶が残る。 あれは小学二年生の頃だったか、朝から腹痛で動けなくなり、「病院に行きたい」と言うと仮病など使った事などないのに母上は「仮病を使っても無駄やで、ミヤリサン飲んで学校へ行き」と言われ… ミヤリサンを飲んで学校へ行くことになった… しかし…腹が痛む

          走る車掌

          昨日乗っていた大和路線の電車が急停止した。 車掌がお詫びのアナウンスをする「信号機が赤になったので急停止しました…」そらそうだ…赤信号なら停まっておくれ、車掌が信号機が赤になった原因を現在問い合わせ中だと言う、どうせ踏切の停止ボタンが押されたとか…言うのだろう…と思っていたら、「先行列車の運転手が線路内に立ち入る人を発見」と言うではないか「現在線路内に立ちいった人物を確保するために運転手が線路へ降りて向かっています」車掌がアナウンスする、此れはそれなりの時間がかかりそうだ、

          絶望名人カフカの人生論

          将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。 将来にむかってつまずくこと、これはできます。 いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 フェリーツェへの手紙

          絶望名人カフカの人生論

          福神漬け

          福神漬けと言えばカレーの付け合わせだ、「福神漬けの無いカレーだなんて…」と言っても良いくらい福神漬けとカレーはペアになっている… と言うのが世間のステレオタイプな想い…でもなさそうだ。 自宅でカレーを食す時に「福神漬け」は欠かせないと言う意見も、何処か作られている様な気もする。 大阪の家には「たこ焼き器が必ずある」 大阪では「たこ焼きパーティー」が頻繁に行われている。 大阪人は「お好み焼きとご飯」を一緒に食べる。 に近いものがあるかも知れない。 僕の好物の「インディアン

          シロツメクサ(クローバー)

          牧野富太郎博士のシロツメクサの文章を探したが見つからなかった💦 クローバーが日本に渡来したのは江戸時代末期。荷物の緩衝剤として箱に入れられたものが、日本に根付いて繁殖した。  クローバーの和名「シロツメクサ」は漢字では「白詰草」と書く。

          シロツメクサ(クローバー)

          「ボタン」『植物知識』牧野富太郎(青空文庫)より

          ボタン ボタン、すなわち牡丹は中国の原産であるが、今は日本はもとより西洋諸国でも栽培している。  だれでも知っているように、きわめて巨大な美花を開くので有名である。今その栽培してあるものを見ると、その花容、花色すこぶる多様で、紅色、紫色、白色、黄色などのものがあり、また一重咲、八重咲もあって、その満開を望むと吾人はいつも、その花の偉容、その花の華麗驚嘆を禁じ得ない。  牡丹に対し中国人は丹色の花、すなわち赤色のものを上乗としており、すなわち牡丹に丹の字を用いているのは、

          「ボタン」『植物知識』牧野富太郎(青空文庫)より

          「ドクダミ」 『植物知識』牧野富太郎 青空文庫より

          ドクダミ ドクダミと呼ぶ宿根草があって、たいていどこでも見られる。 人家のまわりの地にも多く生じており、摘むといやな一種の臭気を感ずるので、よく人が知っている。 また民間ではこれを薬用に用いるので有名でもある。ドクダミとは毒痛の意だともいわれ、またあるいは毒を矯ため除くの意だともいわれ、身体の毒を追い出すに使われている。 また頭髪を洗うにも使われ、またあるいは風呂に入れて入浴する人もある。 すなわち毒を除くというのが主である。佐渡ではドクマクリというそうだが、これは毒を追い

          「ドクダミ」 『植物知識』牧野富太郎 青空文庫より

          キツネノカミソリ 『植物一日一題』 牧野富太郎 「青空文庫」より

          狐ノ剃刀 キツネノカミソリ、それは面白い名である。狐も時には鬚でもい剃っておめかしをするとみえる。それからこのコンコンサマが口から火を吹き出すこともあれば、また美女に化けて人を誑かすという段取りになるのだが舞台が違うからここでは省略だ。  このキツネノカミソリはヒガンバナ科(マンジュシャゲ科、石蒜科)のいわゆる球根草で、日本国中諸所の林下に生じ、秋八月から九月にかけて柑赤色の花が二、三輪独茎の頂に咲く。誰もこれを庭に植える人はないが、しかしそう見限ったもんでもない。学名を

          キツネノカミソリ 『植物一日一題』 牧野富太郎 「青空文庫」より

          「ハナショウブ」牧野富太郎『植物知識』

          「ハナショウブ」牧野富太郎『植物知識』(青空文庫)より ハナショウブは世界の Iris 属中の王様で、これがわが邦の特産植物ときているから、大いに鼻を高くしてよい。 アメリカでは、花ショウブ会ができているほどなのであるが、その本国のわが邦では、たいした会もないのはまことに恥かしい次第であるから、大いに奮起して、世界に負けないようなハナショウブ学会を設立すべきである、と私は提唱するに躊躇しない。  Iris 属中の各種中で、ハナショウブほど一種中(ワンスピーシーズ中)に園

          「ハナショウブ」牧野富太郎『植物知識』

          表紙が何とも可愛い「ジョウロホトトギス」 勿論、牧野富太郎博士の絵何ですね♫ 『なぜ花は匂うのか』牧野富太郎 平凡社STANDARD BOOKS

          表紙が何とも可愛い「ジョウロホトトギス」 勿論、牧野富太郎博士の絵何ですね♫ 『なぜ花は匂うのか』牧野富太郎 平凡社STANDARD BOOKS

           牧野富太郎の幼名は「誠太郎」 ある時番頭が、その頃極めて珍しかった時計を買ってきたことがあった。私は時計が不思議でその中を見たくてたまらず、時計を解剖してよく納得いくまで中を調べて見た。誠太さんには困ると皆がいった。誠太郎は私の幼名である。

           牧野富太郎の幼名は「誠太郎」 ある時番頭が、その頃極めて珍しかった時計を買ってきたことがあった。私は時計が不思議でその中を見たくてたまらず、時計を解剖してよく納得いくまで中を調べて見た。誠太さんには困ると皆がいった。誠太郎は私の幼名である。