【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.34】空間をコントロールする
こんにちは!
毎月、息子(現在小2)のサッカーに対して、1ヶ月内の目標を立てています。
前月の試合などのプレーを見て、改善を意識するポイントを確認し、それをホワイトボードに書き、実践できているかフィードバックを行っています。
ちなみに今月の目標ですが、
・サッカーを楽しむ(これは毎月入れています)
・足の裏で止める(フットサルの技術をフットサルの時やサッカーの時に意図的に意識して実践してほしいと思っています)
・相手が来ても焦らない(プレーのビデオを見ていると、少し焦ってしまう面が多いので、落ち着いて、焦らずに対処することを意識させてます)
・算数をする(味方の人数と相手の人数がどういう状況であるかを瞬時に計算し、数的同数なのか、優位、不利なのかを意識するように促しています)
・空間をコントロールする
です。
本日は、最後にあげた「空間をコントロールする」について触れたいと思います。
これが意図するところですが、空中戦などの競り合いではなく、ボールを出すコースとして、小学1年生の間は平面(主にゴロ)でしたが、今後は空間(3D)を意識してほしいと思ったからです。
平面的に見るとパスコースが無いように見えますが、少しボールを浮かすことで、一気に選択肢は広がります。浮かすボールは受け手の処理が難しいですが、これを活用しない手はありません。
現在、息子(彼)にできる浮かすボールの選択肢は2つに限定されます。それは利き足による「インステップ」と「インフロント」。
インステップですと、ストレート系のボールになり、回転が掛からないため、伸びる傾向があります。
一方で、インフロントであれば、高さを出した上で、回転を強くかけて、ボールがバウンドした際に、威力を抑えることが可能です。
ただし、これらの技術は狭いフットサルコートの中でパスとして活かすのは機会が限定されます。
フットサルであれば、足のつま先から甲に乗せてふわりと浮かす技術があります。往年のロナウジーニョがよくペナルティエリアの前で浮き球のパスを出すときに使っていた技術です。(古くてすみません)
これは、フットサルではもちろんのこと、サッカーでも活用できる重要な技術です。先日参加したU-8のフットサル1Day大会にて、この技術を多用しているフットサル系のクラブがあり、きっと指導者の方が教えているんだろうと思いました。
まだこの技術を私が主宰するフットサルサークルではあまり扱っていませんでしたが、今後はこれに取組みたいと思います。
あくまでも持論かつ仮説に過ぎませんが、空間を意識する能力を低学年のうちに養うことは空間認知能力の向上に繋がると信じています。
ただ、それは平面の技術をある程度できるようになってからが望ましいとも捉えています。段階を追って、成長していってほしいと強く願っています!!
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