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自分の意見を持つための、お勧め指南書5選

自分の「意見」を持つというのはなかなか難しい。

データを見て「ふーん、この数字が上がったんだ」と思っても、それを自分の意見と言うには物足りない。何かの記事を読んで「大変だなぁ」と思ったとしても、それは意見と言うよりは感想でしかない。

でも「意見とは何か?」と問われても、困ってしまう人も多いのではないでしょうか。

僕も、改めて聞かれると言葉に詰まってしまいます。

個人がいくらでも発信できる時代になり、自分の意見を持っている人と、そうでない人の発信力格差は如実になってしまいました。
ここで言う発信力とは、バズる力とか高度な記事ということではなく、発信を続けられるかどうかです。

つまり、発信を続けるには自分の意見を持っていなくてはできないということです。

本来は自分の意見があるから、発信したいと思っていたはずですが。発信することがあまりにも当たり前になってしまったため、意見がなくても発信しなくちゃと急き立てられる社会になってしまいました。

▶ 自分の意見を持つための指南書

自分の意見や言葉を見つけるための指南書は色々とあります。


思考の整理学 (ちくま文庫)

言わずとしれた名著。
情報のインプットよりも、捨てて整理することが大切。とにかく書くことで整理される、など。
まさに思考を整理するための本質を読み解く一冊。


「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術

最近読んで、面白かった一冊。
人の主張は4つ(・道具・経済・論理・良識)に分けられる。どのようなプロセスで考えていくと自分の意見を持つことができるか、など。
哲学の視点から、わかりやすくノウハウを教えてくれます。

5日間で「自分の考え」をつくる本

ベストセラー作家の齋藤孝さんの本。
自分の意見を持つための5日間講義形式です。
本や映画などのレビューを書くことは、意見を持つための訓練になる。本の中身を人に説明するとしたら?という視点を持つ、など。
日常生活の中でできそうなことが紹介されています。


自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ

意見を言えることの大切さから、ネット社会ならではの「自分の意見」のもち方まで。「みんなと同じ」であることは果たしてこの社会においてどうなのか? 自分の意見を持つことに勇気を与えてもらえます。

リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術

内省について学びたくて読んだ一冊。内省と言うとひとりでモンモンとするイメージでしたが、これはチームビルディングとして活用できるメソッド。
自分を深く内省するというのは、意見を持つときの土台になるのだとわかります。

自分の意見とは、ボーッとしていても自然と浮かび上がってくるものではなく。色々と考える中で始めて芽生えるのだと、こうした本を読むとわかってきます。

▶ 自分の意見を持つには、自分の言葉で書き直す

どの本にも共通して書かれているのが「自分の言葉で書き直すこと」の重要性。本を読んだり、映画を見たり、何かをしたらそれを書き直す。

文字にせよ、人と会話するにせよ、ただコピペしても自分の意見にはなりません。

だから、とにかく自分の言葉で書き直す。

そうすると「この本の重要なポイントは」とか「これを読んで考えたことは」など、自分の意見の源泉が見つかるのです。

そういう意味でも、noteを書き続けると言うのは、自分の意見を持つのにいい訓練になるのでしょう。

▶ 自分の意見を持つことが、自分の足場を固めてくれる

自分の意見が正解かどうか、なんてのはそんなに重要ではありません。
それに、議論したり知識が増えたり時間が経つことで自分の意見も変わっていきます。

それでも、その時点で自分が考えていることを伝えられるというのは、確かな足場となります。

それがなければ、いつも不安で人の意見が気になって何も行動できなくなってしまうなんてことも考えられます。

自分の意見がいまいち思い浮かばない、と言う方はぜひ紹介した本を読んでみてください。

僕もまだ悩みながらですが、自分の意見を伝えていきます。

では、また。


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