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読みやすい文章は「情熱で書いて、冷静で直す」

こんにちは! 家事シェア研究家の三木です。
いまは、5月24日発売の書籍に向けた準備を色々とやり始めています。

そんな作業のひとつに、原稿の推敲作業があります。
推敲とは「文章を作る際、字句や表現を何度も練り直すこと」で、僕はとくに文章を削ることを編集さんから求められています。

でも、この「文章を削る」が本当に難しい。。。

今日は、そんな「文章を削ること」について考えてみます。

▶ 「長く」書く練習はしたけど、削る練習はしたことない!

学生時代に書いた論文や作文。これらは「原稿用紙◯枚分書いてね」など最低限書く量が決まっていました。ところが、そんなに長く書けない。だからあの手この手で文章を長くする工夫をしていたのを覚えています。

書きすぎて怒られたことはないけど、短すぎて「もうちょっと書いて」って言われたことは何度もあるわけです。

だから、文章を追加することはあっても、削ることなんてほどんどなかった。
でも、本当に読みやすく伝わる文章って「適切な文量」なんですよね…。


▶ 情熱で書いて、冷静で直す

山口拓朗氏の文章コラムは、文章を書く人だったら必見。
その中にある「情熱で書いて、冷静で直す」の言葉が、グサリと刺さります。

文章を最初から短くまとめようと思いながら書いていると、時間もかかるし、細かな表現ばかりに気を取られて文章への熱量も冷めてしまいます。

だからこそ、書くときは一気に書き上げる。無駄な文章や、表現の重複も気にしない。

そして、しばらく寝かしてから今度は冷静に直していく。表現を見直し、削れる所をバッサリ削っていく。やっぱり文章を書くには推敲作業が欠かせないのですね。


▶ 文章を削るための視点

文章を見直すときには「読者の視点」にならなければいけません。
それは「書き手としての視点」を捨てるということでもあります。

でも、この視点を変えるのが難しいんです。

どうしても「書き手」である僕が、文章を削ろうとするのを邪魔し始める。
「いやいや、この表現は必要だろ」とか「これを削ったら『らしさ』がなくなるんじゃない?」とか。

いわば、書き手によるその文章への愛情みたいなものが、読み手としての視点を狂わせるのです。だから、もっと読者としての自分を大切にしてあげることが必要なのかもしれません。


▶ 視点を変えるのに有効だった方法

では読者視点になるためには、どうしたらいいのか?
じっさいにやってみて有効だったなと思った方法が以下の3つ。

① 文章を寝かせる
半日〜1日以上、書き上げた文章を公開せずに放置します。
時間が経つことで冷静な視点を手に入れることができます。

② プリントアウトして読み直す
原稿のゲラは紙に印刷されたものをもらうようにしています。すると、画面で見ていたのと全然違って見えるんですよね。noteでも印刷してから推敲すると簡単に読者視点になれます。

③ 人に読んでもらってフィードバックしてもらう
一番効果的なのが、人に読んでもらってフィードバックしてもらうこと。
自分が無意識にわかっていることを「わかりにくい」と指摘してくれたり、助長な部分や変な表現なども教えてくれる。
プロの編集者に見てもらうのが一番ですが、家族や友人からのフィードバックでも十分役立ちます。


どれも、文章の勉強をしたことがある人なら、必ず1回は聞いたことがある方法だと思います。でも、実際にそれを実践しているでしょうか。
僕はわかっていながら、文章を寝かすことすらほとんどしていませんでした。

でも、絶対にやったほうがいい。
と、言うことでこの文章もしばらく寝かして、推敲して、それから公開するようにします。(←半日寝かせて、推敲してみたところ、1/4くらい削れました)

今日も見に来てくれてありがとうございました。
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