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紙の名刺を辞めてみた。

 ずいぶん前から、紙の名刺に疑問を持っていた。

 「とりあえず」のような感覚で、チラッと挨拶に来た人とすら交換する。

 「あぁ、あの交換した名刺も捨てられて行くのかなぁ」と思うとなんだか悲しい気持ちになる。どれだけの人が名刺を適切に管理しているのだろうか。大量に交換された名刺は、まるでコレクションのようにファイリングされて失われるか、シュレッダーされるか、もしくはどこかに紛失するか、そんなことも多いのではないだろうか。

 だいたい、必要なのは名刺の中の情報であり、紙そのものは特に必要ないんだよな。そう思うようになってから、僕は紙の名刺を辞めた。

なので、普段は名刺アプリを使って名刺交換をしている。ちょっと手こずるけど、お相手の名刺もその場でアプリに読み込むので、紙をもらうこともない。そして、こちらもアプリのQRを読み込んでもらったり、画像を写メしてもらうので、紙を渡さなくてよくなる。

 だけど、名刺ってやっぱり自分の「顔」な部分がある。「素敵なデザインですね」とか「(肩書を見て)こんなお仕事されてるんですね」なんて具合に話が広がったりするツールでもある。

 紙の名刺を辞めてから、名刺管理が圧倒的に楽になったので、もう紙名刺に戻る気はないけれど、物足りなさも感じていた。

そんなときに、ネットでプレーリーカードのことを知った。

 スマホをかざすだけのデジタル名刺。ICカードのようにスマホにかざすだけで、相手にプロフィールページが届くようになっている。

 名刺交換の際には、僕がプレーリーカードを差し出し、相手にはスマホをカードにかざしてもらう。それだけ。アプリのインストールも不要だし、カメラの起動も必要ない。これがスムーズでいい。

 相手にはデジタルで情報が届くので、メアドを間違えてしまうリスクもないし、SNSやホームページへもダイレクトにアクセスしてもらえる。

 このプレーリーカードはデザインを自由に作れる。中のプロフィールページはいつでもカスタマイズできるので、カードは一生物だ。

 だから、どうしても好きなデザインにしたかった。そして、会社のカラーを出したものではなくて、自分自身を表現したカードにしたかった。

 自分でデザインをしてもいいし、安くデザインしてくれるサービスもあった。だけど、僕にはどうしてもデザインをお願いしたいデザイナーさんがいた。

 仕事仲間でもあり、友人でもあるデザイナーの山本香織さん。

 リケンのドレッシング、サラダデュオのデザインも手掛けるデザイナーさん。そして、香織さんにはもう一つの顔もある。

 自分でデザインする家事リスト「リセッターリスト」を考案して色んな方に広める活動もしている。

 僕は香織さんのイラストがとにかく大好きで、主催しているお片付けBootCamp!の扉デザインもしてもらっている。

 と、言うことでプレーリーカードのデザインをお願いすることに。そしてできたのがこちら。

写真の影響で青っぽいけど、実際はミントグリーン。

 このために人生初のサインも作って練習したりして。本当にお気に入りの1枚ができました。

 持っていて、気持ちが上がるカード。名刺交換が楽しみになる1枚です。

 では、また。

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