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解凍・変革・再凍結

ふと目に留まった YouTube の動画。

サトマイによるもので、ニュースでも報道されている中古車販売店(動画タイトルや ↑ のようにサムネイルにも企業名が明記されていますが、あえて伏せておきます)での社員教育について解説したものです。
職業柄でしょうが、いろいろ感じるところがありました…

三段階組織変革プロセス

動画の前半で紹介されている「解凍・変革・再凍結」というモデルは、以下 URL で説明されているレヴィンの三段階組織変革プロセスと言うもののようで、組織側が望む型にはめようとするにはどうしたらよいか?といった観点のモデルなように感じました。

このモデルが悪いわけではありませんが、このモデルを悪用した中古車販売店をサトマイは社員に対する「洗脳」と表現しています。

学校での ICT 活用レベルを示す際に、以下 URL で紹介されているような SAMR モデルをよく見かけますが、適用するフェーズが異なっていることもあって、ずいぶんと違うもののように感じられてなりません。トップの考え方・ビジョンは大切だと思いますが、誤った方向性の押し付けは「洗脳」でしかないことがわかります…

教育と洗脳

サトマイは、二つ目のポイントとして「いじめのある職場は長時間労働が2倍」と説明していますが、その中(8:24)で以下のようにと「教育」と「洗脳」の違いを説明しています。

  • 教育: 自立支援・自由を与える・自分で考えさせる

  • 洗脳: 依存させる・不自由にする・自分で考える力を奪う

ここでの「教育」は社員教育を想定しているものかもしれませんが、学校教育にも通ずるところがあると思います。児童や生徒に自由を与えられているでしょうか? 自身で考えさせられているでしょうか?
選択肢を与えているだけだったり、忖度させてはいないでしょうか?

最後に

この動画の内容や、ネタ元になった企業について、いろいろと感じるところはあるけれど、わたし自身が平和に働けていること、職場の環境に感謝。😊

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