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Lenovo Yoga 770 のステキなところ

先の記事でも、Lenovo Yoga 770 のスペックが気にいって、購入を即決したことを書きました。

この記事では、その気にいった点について書き連ねてみようと思います。

  • Lenovo の公式オンラインショップである「レノボ・ショッピング」のサイトにアクセスしたときに、キャンペーンの変更などで割引率が変わってしまうことがあるようです。Lenovo Yoga 770 を購入する際には、このリンクからアクセスすると 39%OFF で 138,763円となりますが、別のリンクからだと 37%OFF で 141,038円 と微妙な差が生じます。 ※2022/06/26 確認のアフィリエイト付きリンクです

  • 選択する商品によっては「Lenovo 学生ストア」に登録できるのであれば、登録した上で購入するとより安価になる場合もあるようです。 ※今回の場合は 39%OFF のままでした。

仕様の一覧

購入時に、Web 上に表示されている製品仕様では、下図のように表示されています。

注文時に表示される製品の仕様

このようなステキな仕様がてんこ盛りになっていると、↓ の記事にも書かれているように、20万円超の製品価格になってしまうのかと思いきや、

ここまでのシステムスペックは「20万円コース」ですね。でも、実際はそれよりもずっと安いです(後述します)。

https://win-tab.net/lenovo/yoga_770_770i_2206104/

Microsoft Office が付属していないパソコン単体での価格が、138,763円となっています。この金額は、39%OFF になった割引後の価格で、割引前の価格だと、227,480円なので ↑ の記事のでの予想価格もあながち間違っていないと言えるのかもしれません。
今後、どのようにオンラインショップでの販売価格が変化していくのかわかりませんが、この割引が維持されるのであれば、この価格設定は間違いなく、ステキなポイントだと思います。

6/25 に確認した時点では 2モデル展開(Office のあり/なし)

現時点では、BTO できるハードウェア仕様はなく、Microsoft Office の有無による違いの 2モデル展開で販売されています。
また、6月に発表されたばかりのモデルで、実際にユーザーの手元に届いていないからでしょうが、評価は「☆ 0.0 (0)」となっています。

CPU

まず、魅力的に感じられるのは、搭載されている CPU が「AMD Ryzen™ 7 6800U (2.70 GHz 最大 4.70 GHz)」という、AMD が今年 2月に発表した新しい CPU である点です。

新しい CPU なために、実際の性能を評価した記事がほとんど見当たりませんが、↓ の記事で Cinebench R23 のスコアによる比較を行っているのを見つけました。
この記事で比較対象になっている「Intel Core™ i5-1240P」は、購入したものの返品した Dell Vostro 5320 に搭載されていたものです。

この記事でグラフ化されているのは、純粋な Cinebench R23 のスコアではなく、「電力効率 (W辺りのCBR23点数) Package/Cores」となっています。
そのため、記事中での

シングルコアの電力効率はApple M1が圧勝。Alder Lakeは全体的に低めに

https://gazlog.com/entry/amd-ryzen-7-6800ubeatalderlake/

だとか、

マルチコアではRyzen 7 6800UがCore i5-1240Pを45%上回る結果に

https://gazlog.com/entry/amd-ryzen-7-6800ubeatalderlake/

という見出しも、電力効率に基づくものとなっています。

純粋な CPU の性能という観点で見た場合には、Cinebench R23 のスコアからは「AMD Ryzen™ 7 6800U」は「Intel Core™ i5-1240P」にシングルコア性能・マルチコア性能共に少し劣るような感じです。
ただし、ここで注意しなければならないのは、「Intel Core™ i5-1240P」や「Intel Core™ i7-1260P」は P シリーズと呼ばれる電力消費を犠牲にして、性能を求めたモデルであることです。

「Intel Core™ i5-1240P」を搭載した Dell Vostro 5320 を一週間余り使っていましたが、

  • 夜の勉強会に Google Meet で参加していたら、満充電だったバッテリーが約 2時間で 10% 未満になった。

  • 負荷のかかる処理をしているつもりもない状況で、ファンが回っていた。  ※最近の気温上昇も影響しているかも?

といった感じでしたが、この辺りのバッテリー消費や CPU の温度上昇も「AMD Ryzen™ 7 6800U」であれば抑えられるのではないか、と想像しています。

ディスプレイ

次のステキなポイントは、ディスプレイです。「コンバーチブル2 in 1筐体」という特長的な筐体に搭載されているディスプレイは、下図のようにアピールポイントが満載です。

ディスプレイの仕様

ここで挙げられている内容は以下の通りですが、

  • 14" 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢あり,

    • 14インチの液晶

    • 2880×1800 の高解像度(アスペクト比は 16:10)

    • OLED液晶で光沢あり

  • マルチタッチパネル,
    → タッチパネル対応で仕様書には「マルチタッチ対応(10点)」と記載

  • 100%DCI-P3,
    → 「DCI-P3」というのは、RGB色空間の規格の1つで、その色空間での表現が 100% 行えることを意味します。

  • 400 nit,
    nit というのは、輝度を表す単位です。

  • 90Hz
    → 画面のリフレッシュレートが 60Hz ではなく、90Hz!

パソコンの買い替えにあたって、多くの機種の仕様を見ましたが、「高解像度」「タッチパネル対応」「高輝度」と文句のつけようのない高性能ぶりです。

ストレージ容量

今回のパソコンの買い替えにあたって、ストレージは SSD で 512GB と考えていました。多くのメーカーの製品を見比べましたが、どのメーカーの製品も、選択可能なモデル展開として、「メモリ 8GB/ストレージ 256GB」と「メモリ 16GB/ストレージ 512GB」の 2展開を提供しているところが多いように感じました。
BTO によって 256GB → 512GB への変更を可能にしているところも見かけましたが、デスクトップパソコンと違って、ノートパソコンの BTO はあまり行われないのかもしれません。

Lenovo Yoga 770 のメモリとストレージ

そんな状況だったので Lenovo Yoga 770 の仕様を見て、思わず二度見したくらいです。
メモリとストレージの容量はモデルに関係なく「メモリ 16GB/ストレージ 1TB」の一択というステキな仕様でありながら、他のメーカーと同程度の実売価格を実現しています。これだけの容量があれば、容量不足の心配はなさそうです!

その他にも…

上記の 3つ以外にも、

といった点も見過ごせないポイントじゃないか、と思っています。

まとめ

注文はしたものの、手元に届いていない段階で書いている記事なので、どれも Web に掲載されている仕様からわかる内容での、理論や理屈での評価に過ぎません。
実際の現物を操作してみると、上記のステキなポイントを打ち消すような残念なポイントが見つかるのかもしれません…

けれども、わたしと同じようにステキだと感じる人は多いようで、Web での注文時に表示されている推定納期が、注文した 6/24 時点では「最短 3-4 週間程度(ご決済日起算)で出荷予定」と表示されていたものが、6/26 時点では「最短4 週間以上(ご決済日起算)で出荷予定」と延びています。

想定納期が延びている…

メーカー側の生産能力以上の注文が寄せられているということなのだと思います。注文しようと思っている方はお早めに!

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