見出し画像

これが Society 5.0 なのか!

内閣府の以下 URL で Society 5.0 について説明されている。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府

この Society 5.0 という表現が使われはじめたのは 2016年頃からのようなので、かなり前から使われている… 正直、この言葉を初めて聞いた頃は、「仮想現実」というキーワードが含まれていることで「そんなのまだ先の話でしょ?」なんて思っていた。

AR・拡張現実のイラスト

テレビのハイビジョン放送がはじまった後、3D 映像が流行った時期があったけれど、今では映画館でわずかに 3D 上映されるタイトルがあるくらいで、家電量販店に並ぶテレビに 3D という文字がアピールされていることを見かけなくなった気がする。

3D映画を観る人のイラスト(男性)

冒頭の内閣府のページでは以下の 4つによって Society 5.0 が実現されるように説明されている。

  • IoT ですべてのモノがつながり、新たな価値がうまれる社会

  • イノベーションにより、様々なニーズに対応できる社会

  • AI により必要な情報が必要な時に提供される社会

  • ロボットや自動走行車などの技術で、人の可能性が広がる社会

「Society 5.0で実現する社会」の説明図(Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府)より転載

昨年くらいから生成 AI がブレイクしはじめたが、この波によって、一気に世界が変わってきたような気がします。11/7 に行われた OpenAI の開発者向けイベントについて説明した ↓ の記事を見ていると、今後の ICT の在り方が変わってくるんじゃないか、と思えてくる。

Society 5.0 の社会では、何かしらのメガネをかけるなどして、空中で身振り手振りで操作するような、SF 映画のような感じではなく、音声入力やキーボード、カメラなどでの画像入力によって操作する感じなんだろう。
音声合成の技術も進んでいて、NHK がニュースを音声合成で読み上げているくらいです。

バーチャルリアリティのイラスト

そういった新しい ICT の在り方を「新しい現実」と位置付けるのであれば、「仮想現実」ということなのかもしれない。ここ 1 ~ 2年で Society 5.0 が一気に具体的になった気がします。 きっと「仮想現実」ではなく「AI(生成 AI)」が Society 5.0 の重要なキーワードなんでしょうね。

働かなくてもよい年齢が引き上げられて行っているので、まだまだ働かなければなりません。この変化に置いていかれないように、引き続きがんばろうと思います。🫡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?