痴情の縺れでバンドが解散した話
僕は高校の頃からバンド活動をしていました。主に軽音楽部での活動がメインだったのですが、暇を持て余していたので外部でも募集をかけてバンドを組んでいました。ギター、ベース(僕)、ドラム、女性ボーカルと言う構成。
みんな僕より年上でした。そして、特筆すべきはバントを結成した時点でドラムとボーカルが付き合っていたという点です。
バンド自体は当時流行っていたビジュアル系バンドのコピーをしていました。
余談ですが当時僕はビジュアル系ファッションにハマっていたのですが今となっては完全に黒歴史です。
ある程度曲が揃ったらライブしたいね。なんて話もしていました。中々順調な滑り出しかとおもいきやそんな日々は早々に崩壊します。
ボーカルの女の子が執拗に僕に連絡取ってくるのです。(当時はLINEではなくメールでしたね。懐かしい。)さらにはよく分からないプレゼントを貰ったり。いや、ドラムと付き合ってるじゃんと思いつつ、相手も年上だったのでそれなりに返信したりします。
そしてある日付き合って欲しいとの告白。
正直彼女はあまりタイプではなかったし若干病んでるなあと感じていました。めちゃくちゃ煙草吸ってたし。
丁重にお断りしました。
はい。この時点でバンドは空中分解しました。ボーカルとドラムの関係がどうなったかは知る由もありません。一番不便なのはギターの男の子でしたね。今更ながら申し訳なく思います。
ということで痴女の縺れでバンドが解散することって本当にあるんだなあという学びを得た話でした。
せめて音楽性の違いで解散したかったですね。
おわり。
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