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タンザニアのランチ

タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。

アフリカに住んでいるとよく聞かれるのが
「何食べてるの?」
「日本人の口にあう?」
「手で食べるの?」

こんな風に???だらけのあなたに向けて。今回は「タンザニアのランチ」について書いてみます。

想像がつかない「アフリカのランチ」これでイメージがついて、
さらに食べたくなっちゃうことでしょう。


わたしのとっておきランチ

タンザニアに住む外国人として、興味はあるんだけど、はなかなか地元の
人がいくような感じの食堂には行きにくいのです。いや、行ってもいいんだけど、一人だけ外国人は目立つなとか、値段をふっかけられたらやだなとか、食べてる時にスリにあったらやだな、とかスワヒリ語通じなかったらどうしよう、とか、心配になってしまいます。

ということで、私はだいたい「外国人向け」のレストランに行くことが多いです。つまり、ローカルの食堂は私にはちょっと敷居が高いのです。

そんな私には、特別にここだけは安心していける「ローカル食堂」が家から歩いて3分のところにあります。

近所のローカル食堂が見えてきた

ここは、私以外の外国人にも「外国人でも安心していけるローカル食堂」として人気があり、ローカル人もいれば外国人のお客さんもいます。

家から歩きながら、今日は何を食べようかなと考える散歩時間も至福の時。
もちろん英語はほぼ通じないので、かたことのスワヒリ語を使って今日はお肉は何があるのか、総菜は何をつけてもらうのか、ドリンクなど注文します。

そして出てきたのがじゃーん!これで300円(2023年9月現在)です。

ピラフとチキンに、グリーンピース煮とトマトソース副菜としてつく

ちなみに、手で食べている人もいますが、外国人にはスプーンやフォークを出してくれます。

タンザニアのサンドイッチ

タンザニアの友達に「ランチの定番は?」と聞くとみんなこれ。

「ウガリ」

聞いたことありますか?

ウガリとはトウモロコシの粉をお湯に入れて練って作ったもので、味はあまりしませんが、アフリカ東南部では主食です。チキンやビーフ、総菜と一緒に食べるとおいしいです。

真ん中の白いのが主食の「ウガリ」

ちなみに、好き嫌いの激しいうちの4歳児は、なぜかこのウガリが大好き。なんでも食べる7歳児のほうはこのウガリが大嫌い。

え、それはご飯ですか?

ちなみに、タンザニアのランチ時間は日本より少し遅めの午後1~2時くらいです。

ランチのことをタンザニア人の何人かの友達に聞いていて驚いたことがあります。主食のウガリと一緒に食べるおかずとして出てきたものに「バナナ」と「ヨーグルト」があったこと。

バナナとヨーグルトなんて、日本ではまさに朝食の定番!
こちらでは、バナナ(といっても、緑色だったり大きいものだったりいろんなタイプのバナナがあります)はシチューみたいにお肉と煮て、ウガリと一緒に食べます。ヨーグルトも私はまだトライしたことがないのですが、ウガリと一緒に食べるのが「めちゃくちゃおいしい!(友達談)」のだそう。

この話を聞いて、思い出したのは、タンザニアではフルーツスムージーの定番に「アボカドスムージー」があること。
おいしそうに見えなかったのですが、飲んでみたらクリーミーでおいしかったのです。

食べものは、日本の外を飛び出すと「そういう食べ方があるのか!」という大発見がありますね。

まとめ

タンザニアの定番ランチとびっくりランチについてまとめてみました。まだまだタンザニアのランチについて大発見がこれからもありそうです。

その国の食べものを知ると、その国の文化や生き方や考え方もわかるし、世界も広がります。バナナはフルーツだという固定観念を捨てて(恐るおそる)バナナのご飯を食べてみたら、意外とおいしかった時には、なんだか新しい世界が広がったような気がしました。

バナナを食べる機会があったら、これをご飯として食べる国が遠くにあって、そこにはまた新しい世界が広がっているということをぜひ思い出してくださいね。

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