管理職試験の面接対策について

管理職試験の面接を受けたのでその雑記。(結果の通知後に追記予定、よって書いている事にまったく信憑性なし。)

前提条件:伝統的な製造業の大企業

管理職試験とは何か?試験官のゴールは何かなど、まずはあなたの組織における管理職を考えると答えは出るはず。会社によって管理職に求める人材像は大きく事なる。

私の理解は管理職試験の対象はプレイヤーとしての業務は概ね高いレベルにあり、プレイヤーとしては卒業可能だが、管理職の道に入る資質があるかを問う試験であり、3つの要素を満たしているかを問うものだと結論付けた。

3つの要素とは、チームや組織の運営、人材育成、方針の理解と伝達だと定義した。面接ではそれらをストレートに問うやり方もあるし、間接的に対話を通じて確認する方法もある。

ストレートにそれらを質問した場合、管理職試験を受けるレベルの受験者であれば当然、それっぽい答えを用意しているはずである。よって、試験官のゴールであろう資質があるかどうかを見抜くが達成出来ない、よって対話の中からそれらの要素を確認する手法を取るだろう。また、面接官が受験者の業務や人間性をよく知らない場合もあり得るので、間接的な確認手法がとられるケースが多いのではないかと考える。

では、具体的にどの様な質問から切り出すのか?簡単だ、今の仕事を聞くだろう。誰にでも答えられるし、それらの3点セットを確認するための小話がそこら中に散らばっている事が期待出来る、つまり散らばらせておかねばならない。また、信念だけを確認するのと違い、実際の行動結果を完全に空想話で塗り固めるのは難しい、よって行動結果を3点の切り口で切って確かめるのである。もちろん、面接の基本は守ってもらいたい。例えば、聞かれた事に端的に答えてだらだらと話さないなど。

受験者は準備として、業務について、上記の3点である組織運営、人材育成、方針伝達の観点から自分の行動をレビューし、それらの行動があなたの組織で管理職にとって相応しいのかを判断すべきだ。また、それらは課題は何ですか?苦労した点やどうやって解決しましたか?などの深堀質問を伴うだろう、よって、当初の課題、克服方法、得られた事、反省点、残課題、次回のアクションアイテムを整理しておくべきだ。

つまりやるべき事は、どの様な管理職になりたいのかを考え、これまでの仕事を棚卸し、管理職の観点で再度レビューを行い、あなたが所属する組織において、管理職の定義に沿った行動を取ろうとしている事が感じられる答弁であれば、あなたは管理職の門をくぐれるのではないだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?