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英語学習の軌跡と学習者へのおせっかい

別の記事でも言及しましたが、28歳頃に英語の学習を再開しそれから15年程経過した現時点の英語力と教材やサービスなどを紹介します。

TOEICと英語学習の履歴

20歳ぐらい : 400-450
記憶が定かではないが、450点ぐらいだった気がする。あまり英語が得意と言える点数ではなかったし実際そんなに得意ではなかった。

28歳 : 500
日本人がほとんどいないシステム再構築プロジェクトに投入され、恥をかきまくり、会議で冷や汗を流しながら英語の必要性を噛みしめる。TOEICよりも会話が出来る事が重要だったので、短絡的にオンライン英会話を始める。ニュース記事を読んでそれについてフリートークするみたいなのを中心に学習を始める。

30歳 : 550
オンライン英会話をだらだら続けても意味がない事に気づき、文法を仕上げようと決意し一億人の英文法を始める。英字新聞を読んでみたりしたが長続きしなかった。

35歳 : 700
オンライン英会話を継続しながら、いろんな勉強法を試してみた。何をやれば英語が出来る様になるのかよくわからなくなってた。瞬間英作文にはこの頃に出会う。素晴らしいやり方だと直感的に理解したが適当に流した。反復練習は面白くないのよ。しかし今なら言えるこれは正義だと。この頃の自分を説得したい。

38歳 : 860
2週間の英語超短期留学後の点数。授業が7時間に加えて宿題が1-2時間分の生活。久しぶりの学校生活と英語しか通じ合う術がない生活は思いもよらず楽しかった。海外耐性が高い体に生んでくれた事に感謝。英語とは直接関係ないがアジア諸国の若者の活力にびっくりし良い刺激になった。

現在 : 不明
必要最低限の英語は使えるようになった。レストランでの注文や予約はほぼ定型文なので問題なし。飛行機のアテンダントがジョークを言うのはよくわからない。電話でのクレームは高難易度だがなんとか出来る。(アメリカは思った以上に電話しないと解決しない事が多い)仕事もまぁ問題ない、ネイティブ達の優しさに助けられている。一番の問題は雑談と病院、これの難易度が最高レベル。未だに無理。

課金

駅前留学など、高額なサービスを使ってないので合計で20万も使ってないと思う。オンライン英会話が一番高くて、本が1-2万円ぐらい。2週間の留学は会社持ちだが、おそらく10-20万ぐらいと思う。お金をかければ上手くなるものではない気がする。

今だから思うショートカット法と前提条件

英語に対する潜在的ポテンシャルが平均ぐらいか、ちょっと下ぐらいの人向け。(適当に字幕で映画とか見て上手くなる人は天才なので頑張って勉強する必要ないです。)また、中学レベルの英文法を勉強しても理解出来ない、体が拒否する人は英語に向いてないので戦略的にその時間で他の事をした方が良いかもしれません。戦略とはやらない事を決める事です。

1.まずは文法。感覚で話せるようになりません。(驚くべき事に感覚で話せる天才も存在しています)5文系、時制、完了形、接続詞など基本的な英語のルールを頭に叩き込んでください、文法書は正直なんでもいいです。

2.それから実践。瞬間英作文の英語はすべて理解出来るはずです。筋トレだと思ってやり込んでください。英語のオンラインサービスを使うのはこのタイミングからです。シチュエーションを限定して筋トレの成果を練習試合で試してください。営業妨害かもしれませんが、英語がほとんど話せない大人はオンライン英会話は早いです。会話が通じなさ過ぎて時間の無駄です。

3.次は発音と単語、正しい発音をオンラインサービスで矯正してもらいながら語彙を増やしてください。日本語なまりでは通じません、私はカフェでLatteが通じなくてつらい思いをしました。Flat Whiteも未だに聞き返されます。(驚くべき事にめちゃくちゃな発音でも通じる人もいます。がコミュ力で通じてるだけで宇宙人とも話せる天才です、知り合いにいます。)英検の単語帳で準1級レベルまでやりましょう、それでほぼ普段使う単語はカバー出来ます。1級レベルの単語は日常生活でお見掛けしません。アカデミックに行く人は多分もっと必要です。

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