海外駐在リーマン男性

駐在員としてアメリカで働いています。英語は得意ではありません。

海外駐在リーマン男性

駐在員としてアメリカで働いています。英語は得意ではありません。

記事一覧

退職後の住宅問題と選択肢

こんにちは。FIRE、定年などいろんな理由で働くことを辞めた後にどこに住むかは私の大きな関心事です。住んでみたい地域は検討を開始していますが、どの様な形態で住居を確…

老後資金とモンテカルロシミュレーション Vol.2 思ったより高い破産率 17%

前回は下記の記事の通り、1985年から2024年までの年次リターンをランダムに採用するモデルで検証を行いましたが、計算方法を変更して再度実行しました。今回はリターン8%、…

デスク環境 2024年

特にカッコよくもないのですが、2024年バージョンのデスク環境です。実際はデスクよりも窓からの景色が売りだったり、、、 私のデスク環境のポイントは、3台のPCを簡単に…

投資の期待リターンと出発地点

積み立て投資と一括投資、長期的に上昇していく相場を考えた場合は一括投資の方が理論的に有利なはずですが、一括投資を行った時期によって期待する目的地が大きく変わる事…

アメリカから日本への送金について 2024春

日本から海外への送金と同等にアメリカから海外に送金するにはひと手間が必要で多岐に渡る方法が存在します。銀行送金、P2P送金、クレジットカード、キャッシング、小切手…

英語学習の軌跡と学習者へのおせっかい

別の記事でも言及しましたが、28歳頃に英語の学習を再開しそれから15年程経過した現時点の英語力と教材やサービスなどを紹介します。 TOEICと英語学習の履歴 20歳ぐらい …

資産の取り崩しとデリバティブ(カバードコール)

市場リスクをデリバティブで和らげる事が出来るのかを考察します。 結論:あまり役に立たない 考察とその条件FIREの考え方の骨子にリスク資産の4%を毎年取り崩しても資産…

老後資金とモンテカルロシミュレーション 破産確率13%は高いのか?

破産する確率13%は高いのか低いのか 老後資金がどれだけあれば生き残れるかをシミュレーションツールを作って検証しているのですが、今までは5%の固定期待リターンを使っ…

どこに住もうかな Vol.1

10年以上先の話ですが、退職後にどこに住もうかと妄想して楽しんでいます。生まれ育ったのが海沿いの街で波に音に癒される特性があるので海の近くに住みたいけれど津波も怖…

42歳駐在員の資産推移です。

もうすぐ2023年度が終わりますが、この区切りのタイミングで現在の資産状況と履歴をまとめておきます。同じようなパターンの人生の方に参考になれば幸いです。 直近数年の…

海外駐在員の投資、アメリカの場合

サマリー 日本の証券会社は継続保有のみ アメリカでの投資は簡単 帰国後のアメリカ金融機関の維持は可能だが確認が必要 維持した場合の税金は日本で一般口座と同じよう…

海外駐在員のお金事情とその他もろもろ

サマリー 大企業の場合、年収は大幅に増える 福利厚生はもりもり 話題のNISAは使えない 年収は増える 日本での想定年収が1200万、アメリカでの年収は25万ドル。145円…

40歳の投資と生存について

はじめに。 40歳、歳を取りました。20代の頃は自分が40歳になるなんて考えてなかったし30代でも実感がなかった、しかしついに40代に到達し正月を迎えようとしているこの時…

管理職試験の面接対策について

管理職試験の面接を受けたのでその雑記。(結果の通知後に追記予定、よって書いている事にまったく信憑性なし。) 前提条件:伝統的な製造業の大企業 管理職試験とは何か…

インバスケット攻略

読書目的 会社の昇格試験でインバスケットが使われるらしいので、練習がてら購入。 感想 誰もが初見でテスト受ける場合には有効かもしれないが、ある程度の対策をした、…

退職後の住宅問題と選択肢

退職後の住宅問題と選択肢

こんにちは。FIRE、定年などいろんな理由で働くことを辞めた後にどこに住むかは私の大きな関心事です。住んでみたい地域は検討を開始していますが、どの様な形態で住居を確保するかを考え整理してみました。

人気のエリアの賃貸住宅>URの人気エリア>賃貸住宅>UR>不動産購入の優先順位で考える事にします。やはり不動産カードは最後の最後まで切りたくないです。

住み続ける選択が可能な場合:個人契約の賃貸は更

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老後資金とモンテカルロシミュレーション Vol.2 思ったより高い破産率 17%

老後資金とモンテカルロシミュレーション Vol.2 思ったより高い破産率 17%

前回は下記の記事の通り、1985年から2024年までの年次リターンをランダムに採用するモデルで検証を行いましたが、計算方法を変更して再度実行しました。今回はリターン8%、リスク15%の正規分布を前提に運用した場合の破産確率を計算してみました。試行回数は、1000回です。

結果は、100歳までに資産が尽きる確率は17%でした。マイクロ法人を作っての節約や税金の繰り延べなど考えられるすべての節税処理

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デスク環境 2024年

デスク環境 2024年

特にカッコよくもないのですが、2024年バージョンのデスク環境です。実際はデスクよりも窓からの景色が売りだったり、、、

私のデスク環境のポイントは、3台のPCを簡単に切り替えられる事と27inchデュアルディスプレイです。マシンは自作PC、Dell XPS、M2 Macbook Airを使っており、Laptopの2台が仕事用、自作PCがプライベートになります。

ディスプレイの共有には、Dell

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投資の期待リターンと出発地点

投資の期待リターンと出発地点

積み立て投資と一括投資、長期的に上昇していく相場を考えた場合は一括投資の方が理論的に有利なはずですが、一括投資を行った時期によって期待する目的地が大きく変わる事も事実です。

表は2009年から2024年まで4月を起算日として、それぞれを6%期待リターンでプロットし、2036年時点の到達予想地点のばらつきを見たものです。2009年に投資しても2024年に投資しても、2036年時点の真実は一つ。安い

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アメリカから日本への送金について 2024春

アメリカから日本への送金について 2024春

日本から海外への送金と同等にアメリカから海外に送金するにはひと手間が必要で多岐に渡る方法が存在します。銀行送金、P2P送金、クレジットカード、キャッシング、小切手、交換所、暗号資産、FXを使うなど多種多様な方法がありますが、それらをいくつか比較しまとめておきます。

結論としては、日々の買い物はアメリカ発行の為替手数料無料のクレジットカードを使いつつ、大口は証券会社からのドル送金がバランスが良いと

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英語学習の軌跡と学習者へのおせっかい

英語学習の軌跡と学習者へのおせっかい

別の記事でも言及しましたが、28歳頃に英語の学習を再開しそれから15年程経過した現時点の英語力と教材やサービスなどを紹介します。

TOEICと英語学習の履歴

20歳ぐらい : 400-450
記憶が定かではないが、450点ぐらいだった気がする。あまり英語が得意と言える点数ではなかったし実際そんなに得意ではなかった。

28歳 : 500
日本人がほとんどいないシステム再構築プロジェクトに投入さ

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資産の取り崩しとデリバティブ(カバードコール)

資産の取り崩しとデリバティブ(カバードコール)

市場リスクをデリバティブで和らげる事が出来るのかを考察します。
結論:あまり役に立たない

考察とその条件FIREの考え方の骨子にリスク資産の4%を毎年取り崩しても資産が減らないがあります。市場成長が取り崩しを上回るので資産が減らない。その逆算で、年間支出の25年分をリスク資産に置くことが出来れば仕込みは完了となります。

上記のルールを忠実に実践するとリスク(株価の増減など)が存在する事から、年

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老後資金とモンテカルロシミュレーション 破産確率13%は高いのか?

老後資金とモンテカルロシミュレーション 破産確率13%は高いのか?

破産する確率13%は高いのか低いのか

老後資金がどれだけあれば生き残れるかをシミュレーションツールを作って検証しているのですが、今までは5%の固定期待リターンを使って計算を行っていました。5%リターン、リスクゼロ、つまり債券投資などに該当する投資の場合を計算していた事になります。今回、運用を固定利回りから1985年から2024年までのS&P500のデータを使って、株式で運用した場合のケースも検討

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どこに住もうかな Vol.1

どこに住もうかな Vol.1

10年以上先の話ですが、退職後にどこに住もうかと妄想して楽しんでいます。生まれ育ったのが海沿いの街で波に音に癒される特性があるので海の近くに住みたいけれど津波も怖い。そんな私が日本ならここがいいかなを考えていきます。

現時点の移住先候補は下記の県になりました。

長野の中南部、兵庫南部、奈良、岡山瀬戸内海側、広島瀬戸内海側、福岡、熊本、沖縄

大規模災害リスク

内閣府によると首都直下+富士山の

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42歳駐在員の資産推移です。

42歳駐在員の資産推移です。

もうすぐ2023年度が終わりますが、この区切りのタイミングで現在の資産状況と履歴をまとめておきます。同じようなパターンの人生の方に参考になれば幸いです。
直近数年の伸びがすごいですが、株高と円安のブーストをかなり受けましたね。

資産推移

25歳:450万円
サラリーマンになりたての数年でよく貯めたと思う。残業が多くて勝手に溜まってた感じ。たぶん年収450万ぐらい。この頃の日常生活をあまり思い出

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海外駐在員の投資、アメリカの場合

海外駐在員の投資、アメリカの場合

サマリー

日本の証券会社は継続保有のみ

アメリカでの投資は簡単

帰国後のアメリカ金融機関の維持は可能だが確認が必要

維持した場合の税金は日本で一般口座と同じように課税される

退職口座の課税は受け取り方に依存する

日本の証券会社は継続保有のみ

日本に住民票がなくなると新規の売買は出来なくなります。また証券会社によっては口座を閉じる事を要求されます。長期投資で売買する意志がない場合はその

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海外駐在員のお金事情とその他もろもろ

サマリー

大企業の場合、年収は大幅に増える

福利厚生はもりもり

話題のNISAは使えない

年収は増える

日本での想定年収が1200万、アメリカでの年収は25万ドル。145円で円換算すると3600万円。一時的とは言えかなりの昇給ではないでしょうか?
まず、単純に手取りが増える、それに合わせて額面も増える。普通に生活すると年間800万程度の貯金は余裕で可能。

3600万も年収があるのに80

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40歳の投資と生存について

はじめに。
40歳、歳を取りました。20代の頃は自分が40歳になるなんて考えてなかったし30代でも実感がなかった、しかしついに40代に到達し正月を迎えようとしているこの時期に今後どうやって生きていくのかを考えた結果を文章に残しておきます。

現在は子供が一人の家族3人ぐらしで駐在員としてアメリカで生活をしています。人生で初めての駐在から4年程になりました。英語は多少なりとも話せますが非常に苦労して

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管理職試験の面接対策について

管理職試験の面接を受けたのでその雑記。(結果の通知後に追記予定、よって書いている事にまったく信憑性なし。)

前提条件:伝統的な製造業の大企業

管理職試験とは何か?試験官のゴールは何かなど、まずはあなたの組織における管理職を考えると答えは出るはず。会社によって管理職に求める人材像は大きく事なる。

私の理解は管理職試験の対象はプレイヤーとしての業務は概ね高いレベルにあり、プレイヤーとしては卒業可

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インバスケット攻略

読書目的

会社の昇格試験でインバスケットが使われるらしいので、練習がてら購入。

感想

誰もが初見でテスト受ける場合には有効かもしれないが、ある程度の対策をした、管理職試験を受けるレベルの人はこの試験だけで優劣を付けるのは難しい。差を付けようとすれば、前提条件の設定を細かくするしかないが、あまり個別業務に寄せるのも難しいし時間の制約もある。よって、よっぽど結果が酷くなければ周りと差は出ないと思

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