見出し画像

本来の自分を思い出す

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。


noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」についてシェアしています。


今日は、以下の3つについてお伝えしていきますね。何かしらお役に立てたら嬉しいです!



1.自己犠牲をしてまで忖度してしまうと・・・


私たち日本人は子供の頃から「周りをみて配慮しなさい」と言われて育った人が多いのではないでしょうか。

仕事においても、他者評価が物差しになっていますよね。私自身もつねに「お客さまのため、相手のために何ができるのか」考え行動するようにしています。それがプロフェッショナルだと思うからです。

ですが、「自分の本心をおさえ、自己犠牲をしても忖度する」ことで体調を崩してしまってからは、少し考え方を変えることにしました。


良かれと思って自分の気持ちや体調を無視し、相手のためにと合わせても結果、ふきげんになってしまいパフォーマンスが落ちてしまう。ふきげんになるとストレスホルモンのコルチゾールやノルアドレナリンが増えていき、どんどんふきげんが加速。近い存在の家族や友人に八つ当たりしてしまったり、お酒や買物に走ってしまう・・・・・・これでは意味がないと腹落ちしたのです。


2.本来の自分を取り戻し、成果をだしていく


一方、まずは自分の心身を整え健康な状態になると、目の前のことに集中しやすくなります。皆さんも心身の状態が良い時は、好きなことや興味があることはもちろん、仕事に対しても、やる気が湧きあがる経験があるのではないでしょうか。


やる気がでて集中できるとパフォーマンスも上がり、成果へもつながる。成果がでると自信も高まりストレスや不安も減る。周りへも良い影響を与えることができるようになっていくのです。


周りの人を最優先にする前に、自分の心身の状態を整えごきげんでいるその方が結果、周りへも貢献できる。25歳でパニック障害で休職してから、徐々に考え方を変えていきました。


しかし考え方を変えても、子供の頃から「周りをみて配慮しなさい」「自己中心的になってはダメ」と言われて育ち忖度しているうちに、自分の本心や私らしい考え方をすっかり忘れていることに気づきました。学生時代は自分の考えをしっかりと持っていて、それを相手に伝えることができていたのに・・・・・・


そんなとき、NLP(神経言語プログラミング)の勉強をはじめました。半年間にわたって仲間と一緒に様々な心理ワークをしていくなかで、自分のことを深く見つめていきました。少しずつ本来の自分を取り戻していったのです。

3.自分取扱書をつくる


本来の自分を取り戻していくなかで、自分の短所やネガティブだと思っている部分に、無意識に蓋をしていたことに気づきました。周囲から受け入れられると思う考え方や意見はアウトプットするけれど、受け入れられないと思うような自分は封印していたのです。


「それは違う」「それは嫌だな」と思っても、笑顔で「そうですね」と言った方が、人間関係が良くなると信じていたのだと思います。

それらの対応は自分を守るためにとった行動なので、「よく頑張ったね」と過去の自分を認めてあげ、本来の自分を取り戻していこうと決めました。私がここで定義する「本来の自分を取り戻す」とはありのままの自分も受け入れ、肯定すること。心理学でいう「自己受容」です。


NLPのクラスでは自分のビジョンを言葉や絵をいれながら模造紙に書き、仲間に発表するワークをしたのですが、心が満たされてなんとも言えないワクワクした気持ちに。


「これが本来の自分を取り戻すプロセスになるんだな」と実感し、自分にとってそのプロセスが本当に大事だと気づくことに。それを機に少しずつ「自分取扱書」を作っていったのです。

例えばこれらのことを書き出してきました。


・好きな事嫌いな事
・価値観ワーク
・ビジョンマップ
・やりたい事リスト
・やらない事リスト


徐々に本来の自分を思い出していきました。もしあなたが少しでも「本来の自分がわからなくなっているな」と思われるのであれば、時間を取ってご自身の内面と向き合ってみることをお勧めします。

自分らしく、無理ない範囲で周りに貢献していくことが、持続可能な方法なんだよな~と思っています。


よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡