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ディズニープリンセスに見る恋愛心理学 パート4

こんにちは。
臨床心理士のとみーです。
今回はアラジンとジャスミンの恋模様を追っていきます。

みなさんストーリーはご存知かと思いますが、貧乏なコソ泥のアラジンが、自由を夢見る王女ジャスミンと身分違いの恋に落ち、ランプの魔人の力を借りて空飛ぶ絨毯で夜景満喫デートを楽しみ、悪徳政治家のジャーファーを倒して結ばれる、という話ですね。
挿入歌のホールニューワールドが有名です。

白雪姫やシンデレラと大きく違うのは、王子様は出てこず、一般男性とプリンセスとの恋だという点です。
ラプンツェルの相手も一般人でしたが、そもそもラプンツェルが王室の人だなんて本人自身も知らなかったわけなので、これは一般人同士の恋だと考えていいでしょう。

アラジンの場合は、コソ泥の身分でありながらプリンセスに恋をして結婚までこぎつけています。
眞子さまと結婚した小室圭さんでさえ身の程知らずだと大バッシングを受けたのに、すごすぎますよね、アラジンのメンタル。

結婚生活はうまくいったのかな?
いきなり義両親と同居のマスオさん状態で、いきなり社交界デビューもしないといけなくて、食事のマナーやらなんやら覚えることもたくさんあって大変だったと思うけれど、アラジンは強メンタルなのできっと頑張れるのでしょう。

さて、ラプンツェルにもアラジンにも共通する「自由を求める女性」というテーマ。
女が家で男に従うだけの時代は終わり、女だって外に出てワクワクしたいというある種フェミニズ的な思想が感じられます。

その考え方自体はとても素晴らしいと思うのだけど、なぜ2人ともそれが泥棒との恋に繋がってしまうのか。

ディズニーから少し話は逸れますが、そもそも泥棒には謎のカッコよさがあります。
ルパン三世にしろルフィにしろ怪盗キッドにしろ。

振り返ってみれば、小学生の頃に万引きしたポケモンカードを自慢げに見せる同級生に対し、軽蔑の気持ちを抱きつつもなんかちょっとカッコいいなぁと感じてしまう自分もいたことを思い出します。

しかしさすがに今は大人ですので、窃盗の前科がある男性なんかより、誠実エリートサラリーマンの方が魅力的なことはわかっています。
自分を表現する手段は、悪い男との恋ではなく、仕事だったりnoteだったりたくさんあることもわかりました。

ジャスミンは15歳でアラジンとの結婚を決めたわけですが、その後20歳になっても30歳になってもアラジンを愛し続けることはできたかな?
それとも若気の至りを後悔したかな?
尾崎豊の「15の夜」でもわかるように、15歳という大人でもない子供でもない年齢って、自由を求めてちょっと悪いこともしちゃうんですよね。
年をとってもいつまでも幸せに暮らせているといいですね。

今日も読んでくださりありがとうございました!
次回は恋愛心理テクニックを紹介します!

↓ラプンツェルの話はこちら


↓ベルの話はこちら


↓白雪姫の話はこちら

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