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【中国人との恋愛・結婚・育児】#41 現地で働くのなら日系企業それとも現地の内資企業?

こんにちは!
2018年12月に中国人と結婚したトミーです。
中国人との恋愛や結婚についてこれまでの経験を基に記事にしています!
※これまでの記事はマガジンにしております。ご興味があればフォローしてください。

毎度毎度更新が遅くなり申し訳ございません!
日本も師走に入りましたが、中国でもお客様が日系企業であると年末挨拶やら、年度決算やらで慌ただしくしております。
さて、今回は「現地で働くのなら日系企業それとも現地の内資企業?」です。

最初に結論から申し上げると

「人による」


というのが私の所見です。
これは自分自身の性格や目的によるのでなんとも言えません。
なにが違うのか?と言う点に両方務めた私の経験談をご紹介しようと思います。

まず、根本的に違うのは日系企業はいくら頑張っても給料は極端にあがらない。一方、中国内資企業は頑張ったら頑張っただけ給料があがります!

 私が最初に勤めたのは中国内資企業ですが、中国語も出来ず、中国での営業経験も無い、という条件で職を探して一番給料が高かったです。
 営業職であったのですが、右も左も分からないなか、なんとか成績を残す事が出来たので、最初の給料は13,000元(26万円)、3ヶ月後に14,000元(28万円)、8ヶ月後に18,000元(36万円)※いずれも手取り
 というようなスピード感で昇給していきました。
ちなみに最終の金額である18,000元(36万円)は総経理(=日本でいう社長)の偉い副総経理、各部門長と同じ給料でした。
 その後は昇給しませんでしたが、インセンティブ制度を取り入れていたので、受注した案件の数%が年末のボーナスの時期に支給される形となりました。
 日本では基本給の何か月分という形だと思いますが、そのような単位ではなく頑張ったら頑張っただけ貰えるので、その点は良かったと思います。
 一方、日本企業は年々上がっても5%程度(※昇給しない会社も多いと聞きます)。10,000元(20万円)とすれば500元(1万円)なので日本の昇給率から考えたら良いですが、こうなると最初の基本給が重要になってきます。
 これだけ見ると中国内資企業がいいじゃないか!と思われるかと思いますが、もちろん良いことばかりじゃないです。
 私が勤めていた際、コロナウイルスが中国はたまた世界中で流行した時期がありました。その際いきなり幹部会が開かれ総経理から一言
「会社の経営が厳しい状況なので給料を30%カットします!」
と一言。おいおい、と思いましたが、中国の会社、ましてや従業員40名程度の会社で総経理は絶対的な存在。
 誰も反対することなく(心の中は分かりませんが)給与カットが決定。
元々給料が高い幹部連中はまだましですが、私の部下は当時給料6,000元(約12万円)。そこから30%削られると6,000元×0.7=4,200元(84,000円)とかなり厳しい生活を迫られていました。
 また、私の後輩がまだ勤めているのですが、成績が悪いからということでいきなり25%下げられるなど正直総経理の心次第で物事が決まるっていうのが中国の中小企業の実態ではあります。
 一方、日系企業はそのようなことはしない(=というか出来ない?)ので安定はしています。

さて、あなたはどちらの方が合っているのでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた!




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