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【超転職】履歴書には書けないHSPの特性が光る仕事とは?

「また転職してしまった…それでも自分のメンタルを守るためにはそうするしかなかったんだよね…社会不適合者なのかな?」

あなたは今、こんな風に悩んでいませんか?

HSPは繊細でありながら、思考能力が深い事を周りに理解されずに、ネガティブな感情になり、転職を繰り返します。ジョブホッパー(短期で3年間転職を繰り返す人)が流行ってきてる背景には、HSPの感覚が関係している事に気付き始めている人がいます。

https://twitter.com/meg_huku/status/1721457098482139467

自分の対応力の無さに落ち込みながら、転職を繰り返し、罪悪感に襲われていませんか?

あなたのポテンシャルを発掘し、履歴書には書けないあなたのスキルや特性がある事を、正しい環境で使えば、満たされた生活が待っています。HSPの素敵な集中力を知る事で、好奇心をワクワクさせながら他人にも必要とされる生産性を出せるのです。

その為には、正しく自分を認知し、どの仕事に向いているか?を経験する事が必要です。今回は適職を求めながらも、転職を繰り返すHSP救済の記事になります。


著者はHSPで転職を繰り返してきました

著者の私はHSPでジョブホッパーです。

繊細さ故に、職場の状況把握が早く、仕事の嫌な人間関係や空気感をいち早く察知してしまい、メンタルを病んでしまうのが一連の流れでした。理解してくれる人は少なく「なにをそんなに悩んでいるの?」と言われるまでが、いつものオチです笑

私は、今フリーライターとして業務委託と言う形で仕事を行っています。

これは、世間のサラリーマンには理解されない業務体系で、なお且つ1人で起業するほど技量が足りない上でのちょうどよい働き方です。自分でシフトや時間帯を決められる今の仕事にしてから、とにかくメンタルが安定しました。

履歴書に書けない能力やスキルをどうしたらいいか?

HSPの深い思考や知的好奇心を知っているからこそ、膨大な情報を遊びまわる事が楽しい事に気付いた結果です。

ここまで来るのには、自分がHSPの繊細さんである事を最大限使い、転職を繰り返し挑戦したからこそ行きついた場所でした。

  • 好きな事への集中力(生産性)

  • 繊細さが生むアイデア(アート、クリェイティブ)

  • 場の空気を保つ事(職場のバランス維持)

これらの能力は転職活動において履歴書では評価されにくい事も感じていました。しかし、独自性や主体性を持った働き方を求められている令和の働き方にはこれらの能力は必要不可欠であると思っています。

そして、これらを理解してもらうには自分の表現力を磨く事も重要です。今回は、そういった能力に気付く段階から、HSPの特性を多くの人にアピールできる方法を記事にしてみました。理解されないのではなく、理解してもらうための努力をする事でHSPの能力は認知されていくと思っています。

1人でも辛いHSPさんが生きやすくなるように。

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HSPがすぐ転職をする理由


HSP(Highly Sensitive Person)が転職を繰り返す理由は多岐にわたりますが、主な要因としては以下のような点が挙げられます。

適応が他人と比べて苦手

HSPの人々は、通常よりも外部からの刺激に敏感であり、ストレスや過剰な刺激に対して負荷を感じやすい傾向があります。そのため、刺激の多い職場環境やストレスの多い業務に長期間耐えることが難しく、環境への適応が困難な場合、転職を選択することがあります。

https://twitter.com/6_clx/status/1785330544718561352

人間関係の不調

HSPの人々は感情に敏感であり、他人の感情や環境の雰囲気に影響を受けやすい傾向があります。そのため、職場の人間関係が良好でない場合や、自分と合わない人間関係がストレスの原因となる場合、転職を考えることがあります。

特に、対人関係が複雑な職場環境では、HSPの人々がストレスを感じやすく、転職を選択するケースが多いです。

あたしは、以前働いていた仕事場が全員悪口を陰で言い合っている会社で、1カ月以内で退職しました。やりたかった業種への挑戦でしたので、物凄く落ち込みましたが、悪口を言い合う会社=会社のマネージメントを放置を感じたので、その先の成長や未来に絶望してしまった事も理由に挙げられます。そして、ギスギスしすぎる会社での体力やメンタルのキャパオーバーが、転職を決めた理由でした。

興味を失いやすい

HSPの人々は細かい情報や変化に敏感であり、注意深く情報を処理する能力を持っています。そのため、自分の仕事に対する興味や適性と、実際の業務内容や職場環境とが一致しない場合、不満やストレスが生じることがあります。

仕事に対するモチベーションの低下や達成感が続かない場合、転職を決めるキッカケになりやすいのです。興味のある業種であったのに、気づいたら飽きてしまった…と言うのもHSPの特徴です。仕事なんて「飽きるもんだよ」と言われながらも、飽きた時のHSPの絶望的な無気力具合は、なかなか理解されないのが現実です。

新しいチャレンジをしたい欲

 HSPの人々は自己管理能力が高く、繊細な気配りや洞察力を持っています。そのため、日々の業務に飽き足らず、新しいチャレンジや成長の機会を求めることがあります。自己成長やキャリアの発展を優先する場合、新しい職場環境や業界への転職を考えることがあります。

これがHSPのポテンシャルをポジティブなモノにする能力だと思います。仕事場を安定の場として考える人が多い中、HSPは仕事場を監獄だと認識している方が多いです。

ここには、新しい事への興味と挑戦できないもどかしさが入り組んでいます。そして、その挑戦に上手く踏み出せない状態がHSPにとっては一番苦痛なのです。

自分らしさを求めてしまう

HSPの人々は、繊細で豊かな内面を持ち、自己実現や人生の目的を追求する傾向があります。そのため、自分の才能や情熱を活かせる職場環境や仕事を求めることがあります。

上記した仕事場は監獄というワードに通ずる事ですが、自分らしく生きられない企業の風土に対してロボットと一緒では?とすら感じてしまいます。人間らしく生きたいという根本の所まで望んでしまうのがHSPの特性です。

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HSPが転職するならこの仕事!

カウンセラー/セラピスト

 HSPは他人の感情やニーズに対して敏感であり、共感力が高いため、カウンセリングやセラピーの仕事に向き合っています。 クライアントの心理的な問題や感情に寄り添い、サポートを提供することができます。キャリアコンサルタント、心理カウンセラー、· 公認心理師 · 臨床心理士 · 精神保健福祉士など心理に関わる仕事に向いています。

感情と同時に人々の心身の健康に関心を持ち、癒しやサポートを提供することも得意です。マッサージセラピスト、ヨガインストラクター、整体師など、幅広い分野で活動することができます。

ライター/編集者

 HSPは豊かな感受性を持ち、創造性が高いです。文章を書くことや編集することで、人の感性や洞察力を活かすことができます小説、詩、記事、ブログなど、さまざまな形での執筆が可能です。

著者もフリーライターとして活動していますが、文章を書く事で気持ちの整理が付き、情報をアウトプットできることが、自分の強みとして活きてくるので、続ける事でレベルアップしている感覚も楽しいです。

アーティスト/デザイナー

芸術やデザインの分野では、感性や繊細さが重視されます。HSPは繊細な観察力や豊かな想像力を持ち、これらを表現に活かすことができます。デザインなど、さまざまな表現方法があります。

HSPの頭の中は常に表現や思考が行き交っています。その能力は、点と点をつなぎ合わせる力も含まれており、創造性に繋がります。表現方法さえ見つければHSPの才能は分かりやすい形で仕事として活きてきます。

研究者/学者

深い思考や洞察力が求められる研究や学術の分野は、HSPの得意とするところです。HSPの繊細な感受性は、新たな発見や理論の構築に役立ちます。心理学、社会学、文学、科学など、幅広い分野で研究を行うことができます。

興味のある事に対して、異常ともいえる好奇心があるHSPの能力と、気になる事はとことん調べる探求心が織り交ざった仕事を見つければ、HSPは他の追随を許さないほどの新しい発見をする可能性を秘めています。

自営業者

自分のペースで仕事を進めることができる自営業は、HSPにとって理想の選択肢の一つです。 自分は自分の興味や価値観に基づいて仕事をすることができる、環境を自分で調整することができます。コンサルタント、フリーランサー、起業家など、幅広い分野で活躍できます。

フリーランスはHSPにとって適職になりやすいです。人間関係や決められた時間の中での労働の強制感を嫌うHSPにとってフリーランスや自営業はとてもよい環境であると言えます。

https://twitter.com/ayk_00890/status/1784204650155241473


社会起業家 (NPO法人)

社会的な問題に対する敏感さや共感力を話し合い、社会にプラスの影響を与える活動を行う社会起業家として活動することも、HSPにとって意義深い仕事の一つとなります。社会的に重要な課題に対して独自のアプローチや解決策を提供することができます

年功序列や古い感性での働き方が苦手なHSPにとって、国からお金をもらい、社会的な活動に専念する事は、HSPの苦手分野をカバーできるものです。

そして、好きな事への想いが人一倍多いHSPにとってNPOの働き方は、自己肯定感を高めやすい環境であるとも言えます。そして、固定概念で委縮しやすいHSPにとって、NPOの自由な働き方はアイデアマンでもあるHSPの能力も生きやすい仕事だとも言えます。

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HSPが適職に転職する為に必要なこと

HSPの転職に関する記事やブログなどは、たくさん存在しています。

わたしも、影響を受けてきました。

しかし、アーティストや研究者は、なろうと思ってすぐになれる仕事ではなく、私が行っているフリーライターに関しても、自立出来るまでには時間がかかる仕事です。大切なのは今、出来る事はなにか?これが現実的なキャリア形成だと思います。

転職を繰り返しながら自分の得意分野を知り、ちょっとずつ適職に近づく事が重要です。その上で、どの仕事に就こうとも自分の軸を持ちながら、方向性を失わない事が大事だと思っています。

その上で、HSPが転職を繰り返しながらも、自分の軸を作る方法をまとめてみました。

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目標の明確化する

まず、なぜ転職を考えているのか?どのような目標を持っているのかを明確にしましょう。転職しながらどこに向かうのか?という方向性を明確にすることが重要です。

目標はその都度変化していきますが、その中でも変わらないモノがあります。それがあなたの目標です。

ポートフォリオの作成

ポートフォリオとは、今まで自分が行ってきた実績を相手に分かりやすく提示するための媒体です。転職を繰り返してきたHSPの人には特に力を入れて欲しいポートフォリオですが、職務経歴書と比べて評価されるポイントが違います。

  • カメラマン、Webデザイナー、webマーケター系(WEBサイト)

  • インフルエンサー、SNS運用、ライター(SNS、ブログ)

  • ハンドメイド作家、メルカリ、ライター(SNSでの評価数)

Webメディア系はSNSやWebサイト自体が、その人を表す媒体になります。一般的な職務経歴書は企業向けで、勤務態度や自社にどう役に立つのか?的な自己PR要素が高いのですが、ポートフォリオは作品を評価される傾向が強いため、転職の回数よりも作品自体ののクオリティーを評価してもらいやすいです。

自己分析

自己分析はHSPの人以外の転職でも最重要課題とされています。自分の強みや弱み、興味や価値観を再確認する事で、自分は何をやりたいのか?なにをやりたくないのか?を見極める事が大事です。転職を繰り返してきた人だからこそわかる視点も多いです。

自分を分からない人に自分の適職は分かりません

仕事分析

厚生労働省の発表で日本の仕事は1万8000ある事をご存じでしょうか?
ハローワークなどは、企業や業務の縛りがあるので、細分化された仕事を紹介されないです。

Webデザインの会社が経営しているカフェの店員だったり、地方の街づくりを考えながら国から給料を頂ける仕事などこんな仕事あったの?的なものがあります。そして、そういった仕事に出会えるためには、自分が何をやりたいのか?を知ったうえで発信をして行動しなければ近づいてこない事が現実です。

ネットワークの活用

自分のネットワークを活用して、求人情報や転職に関する情報を収集しましょう。また、転職先の企業や業界についての情報を得るために、関係者とのコミュニケーションを積極的に取りましょうしょう。

仕事分析をする上で、ハロワにはない仕事を探す為に、ネットワークは必須だと言えます。知人から紹介を受けて仕事にたどり着けることをリファラル採用といいます。企業も個人も信頼できる仲介役を介して就業出来る事が望ましいのです。

信頼できる友達に紹介された人は、信頼しやすい事と一緒です。

発信する

やりたい事が見つかって、行動し始めたけど上手く進まない…という人は発信をし続ける事が大事です。

面白い事を考えていても、誰にも言わなければ面白さは伝わらない

物事を進める上で、人の力を借りた方が早い事があります。そういったときは自分から発信する事で同じ志の人達と関わりましょう

  • モチベーションUP

  • 情報量UP

  • 仕事のお誘い

たくさんのメリットがあります。HSPのやりたい事は、理解されない事が多いので黙っている人が多いのですが、世界中には同じような考えを持っていない事の方が稀です。これはあなたの発信の仕方によってあなたの未来が変わるとも言えます。

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著者情報


  • 著者名:KentA

  • 著者のプロフィール:元不登校、ひきこもりのバンドマン、フリーライター。

  • 34歳の時に実家の廃業を体験。

  • バンド活動を行い、タワーレコードで全国発売経験あり。日々思ったことや、思考をライターとしてnoteで執筆中。マルシェイベント運営や、人の成長の研究する事が好きで、人と人を繋げる事が好き。


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