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キリエのうた ロケ地~大阪~

こんにちは!

VVSで大阪にお邪魔して、大阪のキリエのうたロケ地も巡ってきました!

「天王寺公園」と「津堂城山古墳」に行ってきました。


「天王寺公園」は、路花が路上ミュージシャンと歌った場所。

ひとりでいる路花を助けてくれた路上ミュージシャン。

「キリエのうた」を通して、私が考えたテーマの1つの「守るってなんだろう」を考えさせられた場面の場所です。

ここに路花は1人で来て、一見不審な路上ミュージシャンと歌ったり、ご飯をご馳走になったり。

このご時世だと危険なことだと思うんですが、あの時の路花にはそんなことはどうこう言ってる余裕はなかったし、幼かったからこそ、人の真の善悪をきちんと見分けられる目を持ってたのかなあなんて思います。

そこでその人と路花はずっといられる訳もなく、社会のシステム的なもの(警察)にそのミュージシャンと引き離されてしまいます。

教会に行った、路花。

教会での路花ひとりのシーンは、私にとって胸をえぐられるようなシーンでした。画面的には教会の厳かで軽やかな澄んだシーンなのですが、路花の中はどうだったんだろうかと思います。

お邪魔しようとした日、見学ができなかったので、また大阪にきた時にお邪魔したいと思ってます。

その後、「津堂城山古墳」に行きました。

路花が何にも守られず、ひとり生き抜いた場所です。

石巻からここまで、たどり着いたことがまずすごい。

そして、ここで寝泊まりしてたのも強い。

小さな路花、どれぐらい重いものを抱えていたんだろうと思うと、目の奥がぎゅっと握られたような感覚になります。

そんな場所です。

大阪は、路花が1日いちにちを生き抜いた場所だと思ってます。

私がロケ地に向かう電車だったりバスを使った道を路花は小さな足で歩いていたんだろうなと思います。

映画の3時間で出てきた場所以外にも沢山行って、守ってくれる大人達に出会っていたかもしれません。逆もあったかもしれませんし。



今、路花は亡くなったお姉さんの「キリエ」という名前で路上ライブを東京のどこかでしてるはず。

音楽を通じて作った仲間と幸せに生きていて欲しいと願います。

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