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ホント どこへも行くところがない。 森はとんでもないところだし かと言って、池や沼では …
君たちはだまされている。 こう言われて君は、そうだろうか と思ったのではないかな。 ある…
少し 少し ほんの少し 少しずつ 少しずつ ほんの少しずつ ほんの少しで…
赤いちょうちん 紺のれん いらしゃいの声聞けば ここは地鶏屋 信玄よ 焼き鳥 つくね…
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中で咲いてる緋牡丹ひとつ あんた あたいの花弁を見たんか…
眠れない夜 ポタポタポタと しずくが落ちる。 ふと大切なこと 思い出せそうな気がして 言葉…
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね 泣く子も微笑む 桜吹雪のyayaたぁ あたいのことさ 女盛りに歌と声劇 動画も作る 切った貼ったの編集作業 時には修羅場になるけれど いいんでないかい 道産子ならば 生まれも育ちも北の大地 キタキツネ そこのけそこのけ ヒグマが通る セミは鳴かず ゴキ這わず 雪虫飛ぶ飛ぶ ナキウサギが鳴いている 遠い
てるてる坊主 晴れ祈願として 軒先に下げる、あれ。 首吊りにしか見えないんですけど。 …
僕は そっちへなんか 行きたく ないんだけど 風小僧が手招きしたり 風娘が背中を押したり …
黒煙をモクモクと吐きながら 真っ黒な機関車が迫りくる。 線路はまっすぐ 私の胸へと続いてい…
君は、人間じゃない。 だから女でもない。 ただし、化けることはできる。 近所のお姉ちゃん…
真夜中の棚の上 こっそり踊るは お古の人形 よい人形 小首かしげて かかとをトン ト…
散りゆかば 朱色 絶えて 葉は緑 やがて実りて 豊穣…
その楽団の団員は みめ麗しき美女ばかり。 見ているだけで得した気分。 聴けばもっと得をする。 さて本日は、森の広場で演奏会。 招待客は小鳥や小鹿、リスや蝶。 そして勿論、あなたもね。 手作り楽器に即興曲。 譜面を見つめる真摯な瞳。 揺れる髪と花飾り。 端正な横顔、陶酔のまぶた。 「あっ、いけない」 失敗して、あせる様子も微笑ましい。 そよ風が、ドレスの裾をなびかせる。 木の葉の音符も舞い踊る。 おや。 臆病な少年、覗いてる。 バラの茂みに隠れたつもりで。