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君が名残の月なれば 棚引く雲の絶え絶えに 折りて重ねて裏返し …
挨拶はいらん。 本題に入れ。 なんだ。 本題ないから挨拶したのか。 ふん。 無駄に挨拶する…
難しい本を読んでも賢くなれるわけじゃない。 たくさん本を読んでも既存の知識が増えるだけ。 …
赤く 黄色く チロチロ ゆれる ヘビの舌 秘めたる想いぞ 炎とな…
私はあなたが好きです。 あなたに好かれたい とも思います。 お互いに好ましく感じている…
私は自転車 どなたか乗ってくださいな 私のスタンド上げて 私のサドルに腰かけて 私…
泥と呼ばれ 泥のような暮らしを続ける その女は 今 泥の床にすわり 泥の床になみだする 暗い部屋の入口 樹のように痩せた男は なすすべもなく 樹のように立ちつくし 樹のように見下ろすばかり 時の屍 鐘の音さえ届かず 永遠に救われぬ ふたつの影 泥はさびしく 樹はかなしい Mud and Tree Called mud The woman who contin