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箱夢の詩集 第四集

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詩のようなもの
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記事一覧

【語り】だまされている

君たちはだまされている。 こう言われて君は、そうだろうか と思ったのではないかな。 ある…

Tome館長
2日前
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【詩】ほんの少し前へ

少し 少し   ほんの少し    少しずつ 少しずつ   ほんの少しずつ    ほんの少しで…

Tome館長
4日前
11

【歌】信玄の歌

赤いちょうちん 紺のれん  いらしゃいの声聞けば  ここは地鶏屋 信玄よ  焼き鳥 つくね…

Tome館長
6日前
9

【詩】緋牡丹おしん

桜散る散る 牡丹は落ちる  背中で咲いてる緋牡丹ひとつ  あんた あたいの花弁を見たんか…

Tome館長
8日前
19

【詩】しずくの音

眠れない夜 ポタポタポタと しずくが落ちる。 ふと大切なこと 思い出せそうな気がして 言葉…

Tome館長
1か月前
18

【詩】桜吹雪のyaya

桃の節句は過ぎたれど  桜の咲くのはまだまだ先ね  ちょっとそこゆく おあにいさん  こ…

Tome館長
1か月前
18

【独白】明日は晴れる

  てるてる坊主 晴れ祈願として 軒先に下げる、あれ。 首吊りにしか見えないんですけど。   ふれふれ坊主 雨祈願として 逆さに下げる、あれ。 拷問にしか見えないんですけど。   It Will Clear Tomorrow Shine bonze Hanging on the eaves as a fine prayer That is I can only see a corpse with a hanging neck. Rain bonze Han

【独白】ポリ袋

僕は そっちへなんか 行きたく ないんだけど 風小僧が手招きしたり 風娘が背中を押したり …

Tome館長
2か月前
13

【詩】黒い機関車

黒煙をモクモクと吐きながら 真っ黒な機関車が迫りくる。 線路はまっすぐ 私の胸へと続いてい…

Tome館長
2か月前
17

【詩】君に夢中

君は、人間じゃない。 だから女でもない。 ただし、化けることはできる。 近所のお姉ちゃん…

Tome館長
4か月前
16

【詩】踊る人形

真夜中の棚の上 こっそり踊るは  お古の人形  よい人形 小首かしげて かかとをトン  ト…

Tome館長
4か月前
12

【短歌】散りゆかば

散りゆかば   朱色    絶えて      葉は緑    やがて実りて      豊穣…

Tome館長
4か月前
21

【語り】麗しき楽団

その楽団の団員は みめ麗しき美女ばかり。 見ているだけで得した気分。 聴けばもっと得をする…

Tome館長
4か月前
11

【詩】反抗期

愛なんか知らない。 神様なんか関係ない。 学校なんか言い訳さ。 家庭なんかタテマエさ。 他人の殺人事件には興味ない。 冒険らしい冒険ほど退屈なものはない。 いかにもの謎なんか、解きたくもない。 ありふれた夢なんか、見たくもない。 幽霊が現れたら怖そうだけど 現れないから怖いのかもね。 だからなんだ、と怒られたら なんでもないです、と謝ろう。   At a Rebellious Age I don't know love. God has nothing to do