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平成の心霊と超過現象界を牛耳った二人 台頭した天才と己れを天才と呼ばせたかった異才

台頭した天才と己れを天才と呼ばせたかった異才台頭した天才と己れを天才と呼ばせたかった異才

昭和の後半と平成時代の全般を心霊と超常現象の世界は隆盛を極めていました。戦争で誰かを失っていた人々は、冝保愛子さんの「霊」の話に頷き「守護霊」の存在に涙をこぼして聞いていたものです。

一方、ある男は(飛び跳ね、飛び降り、時には空中に一瞬、留まるパフォーマンスをして国立大出身者の秀才たを驚かせ、気が付けば彼らはその男に群がっていました。

彼と秀才たちは地方に王国を築き、その王国の手を東京や日本中に広げたいと思い、化学薬品を駅などでばらまい人々を狂てわせようとしました。

警察に発見され、理想の王国はついに築けませんでした。精神が狂っていたのでしょうか? 
冝保愛子さんも、病魔には勝てずこの世を去りました。

神様になったつもりと言えば、こんな事件もありました。次回に。



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