はったりでいいから堂々と、なお話。

見に来てくれてありがとう。

今回は、実は本日2回目の記事制作。1回目に書いた内容が自分で納得いかなくて書く題材を変えてこっちで書いてみるというお話。

さて、このタイトル、漫画とか小説、あー・・・ドラマとかの方が見かける気がする。実は隠し玉とか必殺技的なものを持ってないのにはったりで切り抜けたりするっていう見せ場というか、場面的に盛り上がるシーンでよくあるやーつ。なんですけど、これ別にそんな特別だったり見せ場にするようなところじゃなくて、普段のごくごく何の変哲もないような時でも使えることだなって思って。むしろ使わないと損しちゃうなんてこともある話で。

んー・・・これ偏見だと思われたらごめんなさいなんですけど、自分はこう思っててっていう前提を置かせてください。雰囲気というか、もう傍から見ておどおどしているというか、おっかなびっくりしてる人がいたとして、何か要望というか、こいつにこういう対応させてやろう、みたいになる人って一定数いるんですよ。接客業してて感じたことなんですけど。で、それが女性だった場合って、大体の場合、100%じゃないですよ?優しいというかね、いいよいいよって対応してくれる方が多いんですよ。そりゃあね、一生懸命仕事してて慣れないことに頑張ってる女の子がいたらまぁ優しくしようってなるんですよ。それが人の情っていうもので。これ、面白いのがお客さんが男性でも女性でもだいたいそうなんですよ。イメージとしては男性の方が優しくしそうなものじゃないですか、でもそうでもないんですよね。あくまで体感なんですけど。

で、そこでそんなおどおどした感じの男性が接客してた場合。はーい、昔の自分ですね。今は・・・まぁ、自分なりに虚勢はってるんでwそんなこともないんですけど、そう本当言い方良くないけど、つけ込まれちゃうんですよ。あ、こいつなら上から出ても大丈夫だなって思われてしまう。こう動作が遅いとか、ちょっとしたミスをつついて謝罪させてやろうみたいな。相手に悪意があるわけじゃなくて、そういうやつがそこにいるからそういう対応になるっていうところで。そう、悪意ないんですよ。と、自分は思うようにしてるんですけど、実際のところはわかりませんwそう思うようにして自分を守ってるだけかもしれない。話を戻して、そう、自分接客っていうものに対してめっちゃくちゃ考えたり悩んだりしてきたんですよ。なんなら今でも試行錯誤は続けてて。ある程度の土台というか、完成形はこういう方向っていうのは固まってるんですけど、実際にそれが出来てるかはまた別の話なので。いや、完成はしないんですよ。お客さんによってこっちの方がいいっていう対応がある限り、常に気を配ってこの人にはこうした方がいいを考えて動かなきゃならないと思っているから。そこで、いろんなひとに怒鳴られたり、ふざけんな!なんて言われたり、まぁいろんなお客さんがいますからね。自分にとっては中々にダメージのくる対応をされてきまして。それに対してね、誠心誠意とか、真面目に応対するって全部逆効果なんですよ。相手がそうさせるのが目的だから。相手を下にして愉悦を取ろうとしてるっていうことで。書き方のイメージは良くないけど自分は先に書いた通りそういった人って一定数存在するって思っているので。こう、平謝りとかすいませんすいません、みたいな対応になっちゃうと、相手はそれだけ酷いことされたんだみたいに受け取るんですよ。それは、意識してなくてもそう届いてしまう。印象、ですよね。見たものと体感をそのまま受け取るっていう。自分に余裕がないからノーガードでいる状態に全火力で殴られちゃうっていう。そして後で反省と後悔にまたやられちゃうんですわ。良くないループで。

自分が理想にしてた接客って丁寧でお客さんの要望に沿ったみたいな、マニュアルにありそうな部分からもう一歩先の何かを届けられたらって思ってるんですけど、優しく丁寧にを軸にするとね、弱く見えるんですよ。弱くって言うと語弊があるんですけど、自信がなさそうというか頼りないというか、傍から見てこいつ大丈夫か?みたいな。以前、自分の接客に距離感とか怪訝な顔をされる、作り声や印象を与えてる気がするっていう様なことを書いたんですけど、これの根本的な問題が、自信がない、これでいいのかなっていうのがお客さんに見えてしまっていることなんですよ。これ、見せちゃダメなんだって気が付いたのは最近のことで。自分が普段買い物したりするときに参考にしようとか良いなって思う接客してる人って、笑顔だとか丁寧な対応っていうのはもう前提というか自然とそこにあって、その先というか、ものすごく堂々としてるんですよ。自信をもってお仕事してますよっていう雰囲気。これ、すっごく大事で。

自分に自信をもって仕事するって結構な難易度だと自分は思っていて、自信もって仕事できるなら普段からもっと堂々としてるだろ、みたいな考えになっちゃってwそれが出来ないから丁寧にってやってるのにって。でも、そうじゃないんですよ。例えば、怒鳴られたりして苦手だなって思った人とか、以前書いたように制服で買い物してる若い女の子とかに接客するときに、ちゃんと相手の目を見て落ち着いて、はったりでもいいから堂々として見せればいいっていうのを心がけてみたことがあって。そう、ここで気が付いた。自分、ジロジロ相手みたら失礼だと思って目線を合わせるっていうのを極力避けてたんですよ。あー・・・ちょっと違う。自分に自信がないから相手の目を見るのが怖かった。これが正解。嘘ついちゃダメだね。言い訳しない。そう、怖かったんですよ。だから、そこをちょっと超えようって思って。そうしたら、意外にもそれから自然と相手の目を見れるようになったんですよ。何事も挑戦だ。そうするといろんなことが変わって。ちょっと見える世界というか、視界が広くなって。接客したお客さんがこっちの顔を見てありがとうって言って帰ってくれるとか、実は結構な頻度で視線をもらってたんだなって気が付いて。もちろん全く見ないわけでもないし、意識してなかっただけで気にしてみたら思ったより数が多かったんだっていうことなんですけど、相手の顔を見るって自然と顔を普段よりも上げるってことなんですよ。そうすると、姿勢だってよくなるし、対象がはっきりするから笑顔で接客だったり、丁寧に対応をっていう行動が具体化するんですよ。ただ、丁寧に、とか良い接客しようではよくなくて、やっぱりどんなこともちゃんと理由とか、具体的、明確なこれっていうのがあったほうが行動しやすくなって。そうなると、ちょっとだけ自信が付くんですよ。こっちの方がいいって自分で納得できてるから。嘘から出た実、じゃないけど、はったりというか虚勢をはってたらそれがほんの少しの自信になったっていう。

このはったりでも堂々とするって自分にとっては物凄く必要だって思うスキルというか技術なんですよ。言葉や態度に弱気や臆病さが出てる人を自分が逆にね、見る側だったらどう思うかっていうお話で。そう、自分はダメだとか、どうせみたいな人よりも自分はこうありたい、今の自分はこうだっていうのを態度や声に出して頑張ってる人のほうが自然と応援したくなるのが人情ってもので。夢が出来て、努力して、応援してくださいって口に出して、文章にして言うんだったらやっぱり堂々としてる方が格好いいじゃないですか。そう、その方がいいって自分が思ったんだからそういう風になろう、そう行動しようっていうことに自分で決めたんです。自分がよく動画で元気をもらってる松岡修造さんが言うんですよ。もっと堂々としろよ!って。耳にして頑張ろうって思うまではきっと誰でもできることで。その先のそれを実行するところまで、行動に移すまでが難しいことだと自分は思う。だからこそ、それを実行し続けていこう、いやいくんだ。

最後に、自分は堂々とできない、おどおどしちゃうというか、自分に自信がないっていうのが傍から見えてしまう、それでも頑張ってる人を見たら頑張れって、応援したいって思うんですよ。その努力が実を結んでほしいって思うんですよ。でもね、世間はそんな雰囲気には冷たいんだ。そう、弱みを見せると人はそれをチャンスと見てしまう。だから、そんな自分に自信がない、自分なんてって考えちゃうような人へ。通りすがりの一般人である自分が言う。はったりでいい、嘘でもいい、虚勢でもなんでも自信があるふりでいいから、ちょっとだけ堂々としてみて欲しい。簡単じゃない、難しいことで、大変なことで。でもね、この1歩が踏み出せると、きっといろんなことが変わると思う。それは誰かからの見た目とかじゃなくて、自分が中から、内側から変わるのを感じられると思うから。自分もまだまだできてないから、一緒にやってみませんか?無理強いはしません。本当に大変なことだから。でも、自分は挑戦します。一緒にやってみようかなって思ってくれる人が1人でもいてくれたら、自分は嬉しく思うのです。そういう人って優しかったり自己犠牲的な人が多いイメージだから本当そんな人たちが少しでも心穏やかに自分らしい日々を過ごせることを願って。そう、大袈裟じゃなく、本気で、自分も含めてみんなが心穏やかな日々を過ごしていけますように。

では今回はこの辺りで。読んでくれたことに感謝を。それでは、また。


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