見出し画像

春を向く

今日は二十四節気の春分、の日。
昼と夜の長さがほぼ同じとなり、暦の上では少しずつ春本番に向かう。

今年は暖冬だと思っていたけど…昨年の3月20日の札幌は根雪の終日、20日以降に1cm以上の積雪がない状態が続いた。今年はまだ街中でも高い雪山が見られ、もう少し春は遠くにいる。

強風や雪などの影響で、羽田空港を発着する便を中心に82便が欠航。 6000人を超える乗客に影響が出たそうだ。
明日21日は低気圧が日本の東へ移動し、さらに発達するらしい。西高東低の冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込む。
春直前、だからあたたかくね。
あなたも、あなたの大切な人たちも。

✎𓂃

春の食材を食べることで、こわばった筋肉をほぐし、体を目覚めさせてくれる。と前回書いた

私たちは知らず知らず、“そこにあるべきではないもの”を、自身の内に溜めていたりする。

人間の身体には…良くないものが口に入れば、それを味覚で察知することができたり…負荷がかかる姿勢をしていれば、違和感や痛みという感覚・反応によってそれ以上悪化させないように反射神経が働いたりと…すごい機能が備わっている。

けれど無意識に、また慢性的に浸っていると…その感覚や反応は鈍くなり、それらが不要なものと判断できなくなる。

たとえば…

▫︎食品添加物
▫︎アルコール
▫︎タバコ(受動喫煙)
▫︎紫外線
▫︎農薬 etc…

これらは人体に“ただちに影響がある”訳ではない。

でもだから、その線引きがあいまいになることで、フィジカルやメンタルを崩してる人は多い。SNSや気持ちのありかも当てはまる

極端に敏感になりすぎること、「こうあるべき」という思い込みもまた、心がぎこちなくなる。

感覚をひろげて、もう少し伸ばして、そこでみえる景色にふれてほしい。
たとえば心も体もストレッチして、そう春だから。

たとえば…姿勢が悪いサラリーマンも骨盤がずれたお母さんも、原因はあまり変わらない。
人間の身体には適応能力が備わっていて、普段の姿勢を記憶し対応しようする。
それは熱心にパソコンに向かっている姿や、いつも子供を抱いている背景を想像させる。
そんな頑張っているあなたのカラダだからこそ、
大切にしてあげてね。

たくさんの経験をカラダは記憶する

“骨格”を形状記憶する最初の部位が「筋膜」だ。


例えば、肩こり…筋膜が固まることで筋肉の動きや血流が悪くなり、“コリ”につながる。

筋膜によって筋肉が変形したままだと姿勢が悪くなり、徐々に骨に影響を与えて、首が曲がったおじいさんのようになってしまう。
ただ筋肉をほぐしても肩こりが改善しなかったり、すぐ再発するのは、筋膜が固まっているからだ。

カラダは記憶し、さまざまな華を咲かす。
生きてきた歳月が、その美しさをつくる。

簡単なセルフケアとして、筋膜リリースを試してほしい。

身体はすべてつながって一つの生命、どこか一つにフォーカスするのではなくホリスティックに。

春をささえる冬があるように、四季はめぐり感情はまわる。あまたの季節を越えたどり着いた先に、僕たちは今いる。

この春が、その先でまつ四季に逢えますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?