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人をダメにする一番簡単な方法は「勉強しなさい」と言い続けることです

巷に聞くお父さんやお母さんは、よく「勉強しなさい」と言うそうですが、学校の勉強というのはマニュアルが決まっている勉強です。

誰でも面白いことには一生懸命になりますし、面白くないことはやりたくないのですが、学校の勉強で点数を取るには、オールラウンドに全教科ができることを求められます。

本来、人は自由に勉強をさせると、自分の興味がある項目に関して、学校の教科書にないようなことも含めてどんどん進めていき、その知識は膨大になります。

しかし、受験勉強に必要な情報は、その膨大な知識のうちのせいぜい20%くらいで、あとの80%は受験勉強には必要のない知識です。

受験勉強のための知識だけを覚えているという人は、一般的には勉強ができて試験の点数も良いかもしれませんが、その人の個性に合っているとは限りません。(大半は合ってないと思います)

個性については↓

お父さんやお母さんが「勉強しなさい」と言うと、個性的な人や才能のある人は特に嫌になっていきます。

つまり、人をダメにする一番簡単な方法は「勉強しなさい」と、ただひたすら言い続けることなのです。

「勉強しなさい」と言い続けると…

少し昔の話しですが、森安秀光という将棋指しの九段がいました。森安さんは自分の子供に「勉強しろ勉強しろ」とよく言っていたようです。

森安さんは、子供を東大に入れたかったらしく、周りの人にも「うちの子は灘高等学校から東大に行くんだ」とか言っていたらしいです。

そして、子供が中学一年生の頃、森安さんはこの子に殺されてしまいました。彼は保護されたあと「僕には逃げ場がない」と言ったそうです。

とても悲しい事件ですし、怖がらせるつもりもありませんが、あまり「勉強しなさい」と言ってると、最悪な場合は殺されてしまうこともあるのです。

勉強をする人は、「勉強しなさい」と言われなくても勉強しますし、勉強をしない人は、「勉強しなさい」と言われれば、それに対して反感を強めるだけです。

「勉強しなさい」という言葉は、悪魔のささやきであると認識しておくと良いと思います。

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