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勇気とスキルで現状変化①勇気だけでは足りない

現状を変化させるためには、反対意見なども必要です。しかし、反対意見は現状を維持する心を脅かすことにもなります。

現状を変化させることに不慣れだったり、それを難しいと思っている人は、"一歩踏み出す勇気"が重要であると考えます。

もちろん、それも重要な要素となりますが、今回はそれだけでなく、現状を変化させるためのスキルについてもお伝えしていこうと思います。

勇気だけでは足りない

当たり前のことを言うようですが、どのような場合でも、現状を変化させるためには現状から離れる必要があります。その変化には、大小を問わず建設的な考えや、現状を揺るがすアイデアなどが必要となります。

しかし、多くの現状を変化することができない人は、現状への執着が強く、同時に心理的盲点(スコトーマ)の程度も強いため、なかなか変化することができないという状況なのです。

では、現状から離れるための考えやアイデアは、どうすれば想像することができるでしょうか?

ゴールセッティングの前に

そのためにはまず、自分の認識しやすい論理や自分自身が納得できるデータを収集することにより、凝り固まった現状という枠組みを取り除くことが重要となります。

おそらく、みなさんが最終的に求めている変化は、目に見えている環境の変化や数値の変化というよりも、ブリーフシステム(絶対的な信念)の変化、マインドセットの放棄、優先順位(脳のRASや腸内環境)の転換などが必要になるはずです。

ところが、人が信念、マインド、優先順位などについて思考をする場合、論理や理性よりも感情的な方向に向かいがちになります。つまり、自己検閲によって現状を変えることにリスクを感じ、元に戻ろうとしてしまうのです。

完成していると思い込んでいるシステムや状況を脅かすことは、それを築き維持してきた自分を脅かすこととも言えるでしょう。

ホメオスタシスのフィードバック

"変化する"という行為は、自己評価や自尊心を揺るがし、自分の改善点(弱み)を見つめ、優先順位(好み)を再構築し、信念の構造を根底から覆すことになるのです。

少なくとも、現状を大きく変化させるような大仕事には、過去の累積、性格や考え方、自分にとってのメリットやデメリットが絡んできます。

人は皮肉なことに、その変化が自分にとって良いものであろうとなかろうと、変化をすること自体に恐怖を感じるものなのです。

例えば、どこからどう見ても劣悪な職場環境、人間関係で、"すぐに退職をした方が良い"とわかっていても、変化すること自体に恐怖を感じてしまい、退職を踏みとどまってしまうことなどがあります。

つづく

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