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「自分」というものは「他者との関係性」

心やメンタルを鍛えるには?

この質問に対して現代科学の視点では、「心やメンタルというものは、自我や性格と同じで、それ自体が存在しないので鍛えようがありません」というのが正確な答えになります。

それと同時に、実在しない心やメンタル、自我や性格について論じたり、悩んだりする必要もないと言えるのです。

「心」は、脳の中で行われている情報処理の現象です。これは内部表現、ブリーフシステムとも言えますが、「心」とは、脳の認識と反応パターンが集まったものです。

自分という存在は「・」にすぎない

これを幾何学的なイメージにすると、点(・)として表すことができます。「心」が「・」であるのなら、自分自身を突き詰めていったところで「・」にしかならないのです。

「何を言ってるの?」と思われるかもしれませんが、例えば、自分が自分であることをあらわすためには、住所、勤務先、両親、友人、知り合いなど、、他者との関係性を説明する他ありません。


上の画像の中心があなただとすると、あなたという「・」が、様々な人(様々な「・」)と関係性、縁を結ぶことによって初めて、あなたという存在をあらわすことができるのです。

心や自我などがもし存在するならば、様々な「・」と結んだ縁の中心の「・」こそが、心や自我などにあたります。

結ばれた様々な「・」にも様々な「・」が縁によって結ばれて、網の目状に交差をして「社会」というものが形成されているのです。

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