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【行動率120%】セミナーやMTGで思考整理ツールを活用し必ず行動するための「鬼メモ術」(マインドマイスター×Googleドキュメント)

【こんな方に読んでほしい】

「インプットばかりしていては何も生みだせませんよ」
このことばがグサっとくる ❝ノウハウコレクター❞ 気質の方。

「この議事録、ぜんぜん意味がわからないけど大丈夫?」
会議の書記役が苦手な方。

「あれ、今って何について話しているんだっけ…?」
ファシリ役を務めるMTGで議論が散らかり、決定事項もあいまい・・・具体的アクションにつながらずにお困りの方。

悲しいかな、ぜんぶ当てはまったわたしがメモの取り方ひとつ変えただけで業務効率バク上がりしたメモ術を整理してみました。


❝インプット❞から必ずアウトプット(行動)をおこしたい

メモの取り方を変えたきっかけはいくつかありますが、以下の講座の影響は大きかったかもしれません。

2023年2月の初旬より、講座が始まりました。

こちらの講座、とにかくインプットの量と質が尋常ではない
講座でお話くださる講師陣は、現役の第1線でご活躍する方々。
(これでいて、1コマあたりの受講料は4,400円て…。
 はっきりいって破格だなというのが感想です。)

講座が行われるのが【土曜日の13:30~17:50】
1回「2時間の講義」×2コマを平均して受講する流れです。
つまり、4時間で2人の現役プロデューサーや編集者さんのお話を聞くということ。

・・・はっきりいって、量が多すぎる!(嬉しい悲鳴)
話の流れについていくのに精一杯になるシーンもありますが、
ワクワクでおどる心をおさえつつ、必死になってメモを取ってたのですが、なかなかうまくいかない。

「どうしたら膨大な情報のインプットとアウトプットを最大化し、行動につなげることができるか?」

自分なりに考えたやり方を、この記事にまとめてみました。

メモを取るとき、講義受講/MTGに向かう姿勢とツールの有無が

・「ノウハウ」「情報」あつめて終わってしまうのか
・その後の行動につなげ成果をあげられるのか

いずれになるかを決めると考えています。

【行動につなげる】講義/MTG中のメモ取りのコツ

コツ、と仰々しく書いておりますが、具体的に自分自身が実践しているメモのやり方を共有いたしますね。

必ず行動につなげるための鬼メモ術

1.ツールを整える
 1-1 マインドマイスター(マインドマップ)
 1-2 Googleドキュメント

2.メモ取りから行動化への具体的な流れ
 2-1 収集
   └メモをマインドマイスターに打ち込み
 2-2 自分ごと化
    └重要ポイント、転用ポイントに色/記号づけ
 2-3 タスク化、資料化
   └マインドマイスターをエクスポート(テキスト等)
   └Googleドキュメントで整理(復習)しつつ、タスクとして明確化
   └まとめた資料は自分だけの本棚に納める(資料化)

1.ツールを整える

マインドマップ×Googleドキュメントがメモからの行動化にはオススメです。
「マインドマップ、Googleドキュメントって何?」
「マインドマップでメモってどういうこと?」
という方以外は、スルーして「2.流れ」のところまでジャンプしてください。

1-1.ツールを整える(マインドマイスター)

メモを取るためのツールは色々ありますが、
個人的にはマインドマップの類をおすすめします。
ちなみにわたしは以下のマインドマイスターを利用しています。

マインドマップ形式をおすすめする理由は以下の3つです。

  • 手書きよりもデジタルの打ち込みのほうが早く済む

  • 記載後の復習やまとめ直しが容易(PDFやtxt形式で書き出し可能)

  • 構造的に議論をとらえやすい(議題の親子関係、話題のつながりが図示され分かりやすい)

手書きのノートよりも❝検索性、デジタルゆえの転用製に優れている❞点、
またメモアプリ等と比較したとき❝議論の構造が理解しやすい❞点を評価しています。
※会社組織で働いているため、議事録転記や大人数で議論の論点がズレる、を多く経験しているがゆえの意見かもしれません。

周りにも聞きましたが、「メモ」用途としてマインドマップを使っている人はあまりいませんでした。が、すごくオススメです。
そもそもマインドマイスターをはじめて知ったという方向けに、公式さんのYouTube動画を以下に貼り付けておきます。

見慣れない方には見慣れないツールかもしれませんが、思考整理にも非常に効果のあるツールなので、この機会にぜひとも登録がしてみてください。
※マインドマイスターでは無料プランで3つのマインドマップを作成・利用することが可能です。

1-2.ツールを整える(Googleドキュメント)

2つ目のツールは「Googleドキュメント」です。
GoogleドキュメントはGoogle版のWordのようなものになります。
Googleアカウントさえあれば、誰でも無料で使用できます。

もちろん、使い慣れている方は「Word」でもOKですが、
文書保存がクラウドにされる点でわたしはGoogleドキュメントをオススメします。

クラウド保存の恩恵として、ひとつのPCデバイスだけでなく、Googleアカウントでログインさえしてしまえば、スマホや普段使っていない別PCからも文書の確認ができることもメリットのひとつです。

詳しくまとまった記事がありますので、詳細は以下からご確認ください。

2.メモ取りから行動化への具体的な流れ

ツールが整ったら、MTGやいざオンライン講座に挑んでみましょう。

2-1.収集

まずはとにかく情報をマインドマイスターに打ち込んでいきます。

どういう基準でメモを取るか?という質問が飛んできそうですが、
基本的には聞こえてきた・目に入った内容❝すべて❞打ち込みます
周りをして狂気じみているというぐらいに、メモをしていきましょう。

内容をお伝えすることができず、あまり参考にならないかもしれないですが、
講義内容のマインドマイスターのメモがこちらになります。

(スクリーンショットを3枚つなげた、いびつな画像で恐縮です・・・)
 2時間の講義で、文字数にするとおよそ4,000文字です。

講義で、講師が話す「具体的な事例」は理論だった一般論よりも、自社への転用を具体的に考えやすいエピソードになります。
また講師への受講者の質問や、会議であれば参加者の発言録など、のちのち時間をおいて見るとヒントになることも多いです。
なので、とにかくとにかく頭をフル回転しつつ手も動かし続けることが大事です。

2-2.自分ごと化/整理

自分ごと化、つまり自社/チーム/自分自身への転用・活用を考えるフェーズです。
厳密に言うと「収集(メモ)」の段階と並走で行うことが多いと思います。
メモを取るのが精一杯という方は、こちらは講義後に時間を別で設けておこなうとよいでしょう。

・講義であれば、講師の発言/講義内容で、「これは重要だ」「自社(自分)や別の課題に置き換えたらどうなるだろう」というものに印をつけていましょう。
・MTGであれば「決定事項(期日/数量/実施する担当者)」「議論があいまいに終わった部分」「他の事業/商品・サービスへの転用可能性を感じるもの」に印をつけていきましょう。

・このとき印は「★」「■」「○」なんでも構いませんが、自分の中でルール付けをしておき見返したときに一目でわかるようになっていることが重要です。

例)★・・・自社(自分)への転用ができると感じたメモ書きの印
  ■・・・講義の重要ポイント、MTGの決定事項
  ○・・・質問したいと感じた点        など

また、マインドマップの利点は、デジタルで文字色や背景色を容易に変えられる点です(手書きにおける色ペンと同義)。人目で情報の優先順位がわかります(Word等でもできますが手順がよりスムースです)。
「印」の管理がめんどうだという場合には、「色づけ」で視認性をあげておくのも手のひとつでしょう。
(実際、わたしは「★:転用ポイント」以外は色づけをして情報の重要度を管理しています)

また講義での遭遇は少ないと思いますが(講師の方は情報を整理されて話をされるはずなので)、
MTGなどで「いま何について話をしているのか?」わからなくなる場面に遭遇することはないでしょうか。
このようなシーンでは話題が前後左右にいったりきたりとなり、参加者もなんとなく発言をしてしまっていることが多いように思います。

こうしたシーンでも、マインドマップによるメモが活きます。
とりあえずメモを取り、情報のまとまり(話題)ごとに発言録や決定事項の整理整頓を行うことで、論点やMTGの目的から外れることを防いでくれます。
メモの過程も含めて、全員が見ることができる画面にマインドマップを投影しておくと、認識がそろうのでオススメです(環境があるようでしたら必ずやったほうがよいです)。

2-3.タスク化/資料化

メモを取り、自分なりに整理したメモが手元にできたら、行動を明確にするために一工夫を加えます。

マインドマイスターには、ファイルのエクスポート機能というものがついています。
打ち込んだメモの内容を、txtやPDF形式で出力するものです。

「ものすごく便利!」「そのままコピペすれば議事録転記も楽になる!」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、ひと手間さらに整理の段階が必要と考えています。
理由としては、この出力データをそのまま流用するのでは「情報量が多い」読みにくい状態になってしまうからです。
情報量以外の点でも、メモ書きの言葉での記載になることもあるため、末尾がよくわからない状態になっていることが多く、人に伝達をするのに適した形ではないことも散見されるためです。

面倒ですが、エクスポートしたファイルデータを元に(コピペ)し、Googleドキュメントで人に伝達するのに適した形に編集を加えていきます。
この「編集過程」のメリットは以下の○つです。

① 編集過程が復習になる 
② 行動レベルでやるべきことをモレなく網羅できるようになる
③ 編集後の内容を引きだせるように整えることでその後の引き出しが増える

①編集過程は復習になる

いわずもがなですが、自分で打ち込んだ内容に再度目を通すことになります。

人間の記憶についてまとめた「エビングハウスの忘却曲線」によると、
人間は「1時間後には50%」「24時間後には70%」程度を忘れてしまうようです。

講義やMTG内容をすべて覚えておく必要はないですが、忘れてしまう50%の中に重要事項や行動につながるヒントが入っている可能性は少なくないです。
再度見直し、わかりやすくまとめる作業を通して記憶の定着率をあげるとともに、行動につながる情報を見落とさないようにする必要があると考えます。

② 行動レベルでやるべきことをモレなく網羅できるようになる
①と似ているため割愛しますが、再度全体を見通すことで行動につながるヒントを漏らしにくくなります。

③ 編集後の内容を引きだせるように整えることでその後の引き出しが増える
一度学習・議論したことを後から見返してもわかるようまとめることで、その後の自分を助ける図書館を充実させることできます。

特に、Googleドキュメントであればクラウドデータとしてストックをしておくことができますので、壁にぶつかった際にヒントとなる事例を検索により引き出し解決できる可能性をあげることができます。

※もちろん、ファイル名をきちんとつける、フォルダ分けをしておく必要があるのは通常のPCファイル管理と一緒です。
※とはいえ、わたしはこれが苦手な方なので・・・苦手な方は以下の電子書籍が非常に参考になります。ご一読願います。


行動しないと現状は変わらない

せっかく時間を割いて講義を受けたり、MTGで集まって意見を出し合ったりしても、行動につなげないと何も変わりませんよね。

今回は「メモの取り方」という視点で考えてみましたが、行動につなげるためのやり方はいくらでもあるように思います。

またよい方法が編み出せたら、シェアしていきますね。


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