「ウサギとカメ」の童話からみる見方の違い

カメとウサギの童話の話は世界的にも有名だ。皆さんも一度は本とかネットで見かけたことがあるだろう。ウサギとカメは山の山頂を目指して競争するが途中でウサギが居眠りをしたことで亀が先にゴールし勝利をおさめるという話だ。実はこの童話は国よって解釈が異なる。日本人の多くは、コツコツ努力したカメが最後は勝つのだとカメに好意的な見方をすると思う。僕もそうだ。だがインド人の多くは声をかけるのが友情だ。なのにカメはなにもウサギに声をかけてあげないのでカメは薄情者で心の温かさがないとカメに否定的な見方をするらしい。これには驚いた。と同時にたしかになあとも思った。僕はある種ウサギとカメの童話=カメが善でウサギが悪という固定観念で捉えていたと思う。だがたしかにインド人の考え方も理解できる。こういう風に自分では思いつかなかった新たな価値観を知り、理解できたとき人は成長するんじゃないかなと思う。この童話の例からもわかる通り一つの出来事に対して一つの固定観念でみるのはできる限りやめた方がいい。いろんな考え方を取り込むチャンスを失っているからだ。まあ自分が今固定観念に陥っていると気づくこと自体なかなか難しいことなのだが、、

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