ヨーロッパ一人旅で泊まった宿まとめ【8都市・全10宿】
1か月のヨーロッパ一人卒業旅行。
うきうきな予定のはずなのに、私は出発の直前まで宿がなかなか決まらずストレスをためていた。どこにしたらいいのか、全然わからん!
そんなとき、助けられたのは、数ヶ月前にヨーロッパに一人旅に行ったという友人の宿泊先リストだった。全く同じ場所に泊まらなくても、「こんな感じのところを探せばいいのか」という面でとっても参考になり、助かった。
ということで、私も誰かの助けになれたらと、ヨーロッパ一人旅で泊まった宿をご紹介します!
宿探しで気を付けたポイント
宿探しは、いくつかのことを気を付けながら行った。主に、以下の5ポイントに気を払っていた。
直前までキャンセル無料
1泊6千円-2万円以内
ホテルのある場所の治安が良い
朝食の有無にはこだわらない
Booking.comでVery good 8以上
概ね上記5点を満たした、実際に泊まった8つ宿を紹介します!
宿泊した宿
ロンドン:Vancouver Studios
卒業旅行の一番はじめの目的地、ロンドンで宿泊したのが、Vancouver Studiosだった。着くなり、ふかふかのベッドに倒れ込んだ。
可愛いお部屋で、小さなデスク、ベッド、それにキッチンまでついていた。一部屋ひとつシャワールームも。ロンドンからのアクセスもよく、この宿を拠点とした2泊は快適だった。
唯一の難点は、建物にエレベーターがない。私の部屋は最上階(確か4階だったと思う)で、重たいスーツケースをもって上までのぼるはめになった。でも、ロンドンではよく食べたので、いい運動だったかもしれない。
ブライトン:Airbnb
ロンドンの次はイギリスの南の街、ブライトンに行った。Sussex大学に留学している友達に会うために。ここでは、旅費を節約しようと、Airbnbに泊まることにした。
海外でAirbnbに泊まるのははじめてで、部屋がどのようになっているのかなど勝手がわからず、行くまでどきどきしていた。
緊張しながら呼び鈴をおすと、優しそうな家主のおじちゃんに歓迎された。アパートは2LDKのお部屋で、そのうち一つのお部屋が私にはあてがわれた。キッチンやお風呂は家主と共有だった。
家主のおじちゃんは大変気さくな人で、寒いでしょうといって湯たんぽを貸してくれたり、夜は一緒にスタートレックを見たりした。あたたかな滞在となった。
パリ:HOTEL DE Notre Dame
パリでは、Hotel de notre dame に2泊した。パリは区によって治安が異なり、治安が悪いところはなかなか悪いと聞いていたため、多少値が張ろうと、治安のよい区(5区、6区あたり)で宿泊先を探すことにこだわった。
そうして見つけた5区の宿は1泊2万円で、予約するときは苦しい気持ちになったけれど、お部屋は快適だった。広々としたベッドが心地よかったし、シャワーからは熱いお湯が出て気持ち良かった。
観光で疲れた日の夜はEmily in Parisをパリでマカロンを食べながらみたりしてゆっくりと楽しめた。
ユトレヒト:Bunk Hotel Utrecht
オランダは、首都のアムステルダムよりもユトレヒトの方に行きたい場所が固まっていたので、ユトレヒトで宿を探した。
パリの宿が高額だったので、続くオランダでは少しでも旅費を抑えようと、カプセルタイプの部屋があるBunk Hotel Utrechtを選んだ。もともと教会だったのを作り変えてできたホテルだった。
カプセルタイプは安かった。しかし、寒く、室温調節も自分では出来ず居心地が悪かった。また、カプセルのある部屋はさることながら、お手洗い・シャワーも男女共用で、若干怯んだ(別に怖いことは起きなかったけれど)。
1泊したのち、ホテルのスタッフと交渉して一人部屋に変えてもらった。
そうして手に入れた一人部屋はとても快適だった。ビバ・一人部屋。
2階にはコワーキングスペースのようなものもあって、作業も出来た。日本人の方が従業員として働かれていたりして、少しお話できた。アボカドのオープンサンドは、高かったけどおいしかった。高かったけど…。
ハンブルグ:Hotel Terminus am Hbf
ドイツ、ハンブルグではHotel Terminus am Hbfで一泊した。オランダからコペンハーゲンに行くのに、バス1本ではいけなかったので一旦ドイツで休んでいこうという目論見で、あまりこだわりもなく選んだ。
ハンブルグは観光都市ではあまりないのか、(少なくとも私の見ていた価格帯では)ホテルの選択肢も多くはなかった。(緑色の屋根の市庁舎は素敵でした)
ホテルは可なければ不可もないお部屋だった。ちょっと古くて建物全体が湿気ていた。そして、受付のおじさんがやたらホテルマンのキャラクターを演じてる感があって少し、すこーしだけ不気味だった。朝ごはんがついていて嬉しかった。
コペンハーゲン:Wake up Copenhagen
ハンブルグからコペンハーゲンへ電車で数時間かけて移動し、到着したのはwake up cooengagen。いわゆるビジネスホテルの様相で、こちらはとっても綺麗で快適だった!
凝った装飾とかは特にないのだけれど、ちょっといいビジネスホテル特有の画一的な綺麗さと清潔感がありがたかった。2泊してコペンハーゲンを歩き回るのに快適な拠点だった。
イェーテボリ:Hotel Vanilla
コペンハーゲンからはバスで、スウェーデンの第二の都市、イェーテボリに移動した。観光のお目当ては特になかったけど、ストックホルムに陸路で行くのに一度イェーテボリに寄る必要があった。
一泊できる場所を探そうとBooking.comで探し、朝ごはんのキャロットケーキの写真が美味しそうだったのがHotel Vanillaの決め手だった。けれど、朝、会場に行ってみるとキャロットケーキはなかった。しょんぼり。
代わりにクッキーがあったので、それを紅茶と一緒に食べた。朝ごはんの会場は明るくて素敵だった。
ストックホルム:Lord Nelson Hotel
ストックホルムでは、Lord Nelson Hotelに泊まった。ガムラスタンの通り(ヨルシカの歌にも出てくる!)にあったここは、ものすごく居心地が良かった。
船をモチーフにした内装もいたく気にいっていたことが、残っていた写真の枚数からもわかる。たくさん撮った。
とにかくゆったりと過ごせたし、散歩にも出かけやすいとても良い立地だった。チェックアウトの時に「すごく過ごしやすかったです!」とホテルのお姉さんに告げるくらいには居心地が良かった。
あと、たまたま泊まった部屋のお向かいのマンションに住んでいた方が、両肩にオウムを乗せているのが窓越しに見えた。二度見した。そんなのも含めて良いホテルだった。
番外編
さて、ここまで各地で泊まってきた宿を紹介してきたけれど、最後に番外編をふたつ。
乗り継ぎの空港で宿泊したシンガポールチャンギ空港のホテルと、スウェーデンからフィンランドに向かう寝台列車ならぬ寝台フェリーをご紹介します。
番外編01:チャンギ空港 Ambassador Transit Hotel
卒業旅行の一番初めの旅程、日本らロンドンに行く飛行機を選ぶ時、直行便よりも、一度シンガポールに寄ってからロンドンに行く便の方がかなり安かったため、そちらを選ぶことにした。
しかし、乗り継ぎ便だと、シンガポールに着くのが18時頃で、ロンドン行きの飛行機は翌朝9時頃発というトラップがあった。
シンガポールの空港で一夜を明かすしかない。
治安は良いところなので、空港の椅子で寝るのも悪くはないかと思ったが、万一旅の初っ端から荷物を取られたりしたらたまらないなと思い、空港のホテルをとることにした。
ということで、空港内のホテルを調べた。
すると、目が飛び出た。私が泊まりたい日付は3万円。しかも、一泊ではない、6時間の滞在で3万円。ひい!
直前まで航空券を取っていなかった私も悪かったが、それにしても足元を見られた価格設定。結局背に腹はかえられぬと宿泊したけれど、悶々とした感じは残った。
番外編02:フェリー Silja line
番外編その2も移動にまつわる宿泊先。こちらは、スウェーデンからフィンランドに渡るのに乗った船だ。Sija line (シルヤライン)というお名前。
船といっても、とても大きい。7階建の船内はデパートのようにもなっていて、レストランは複数あるし、タックスフリーの高級店もあるし、もちろん客室も沢山ある。
私はその中でも、一番安い地下のお部屋に泊まった。個室になっていて、窓はないけれど意外と広々としていて、居心地は良かった。シャワーもお手洗いも個室についていた。
しかし、電波は繋がらないので、人に連絡したりnoteを書くにはショーが繰り広げられている上の階にとどまる必要があった。ショーを傍目にパソコンで作業をした。
朝ごはんは朝食会場でビュッフェだった。種類も豊富でとってもおいしかった。
窓の外から流れていく海が、きらめいていてとっても綺麗だった。
自分に合った宿で快適な旅を
ヨーロッパ旅行での8都市+2つの宿泊先をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
自分でも、「また同じ都市に行ったらぜひ泊まりたい!」という宿泊先と、「ここはもういいかな…」という宿泊先と、さまざまあった。
宿泊先は旅の拠点になるので、できれば居心地の良い場所を選びたいところ。
この記事がヨーロッパで一人旅で泊まる宿の参考になれば、また、旅の雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
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