なう

毎日を生きよ、あなたの人生が始まった時のように。

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最近の記事

言葉の棘

 今感じたことを残しておかないといけないような気がするから、今日も言葉を紡いでみようと思う。言葉についての話。  ネット社会は僕らの生活を便利に、そして豊かにしたことに間違いはない。でもその一方で僕らの心を貧しくしてしまったことも間違いないと思う。X(旧Twitter)を開いてみたら明らかなように、愛のある優しい言葉よりも、棘を持った醜い言葉の方がはるかに多くこの世界を覆っている。これは人類の歴史を見ても、他に例がない異常な事態だ。僕はそういう状態を目の当たりにして疲れてし

    • オーダーメイド

       今回も自分が大好きな曲の解釈をしてみようと思う。取り上げる曲はRADWIMPSで「オーダーメイド」。思い返せば、僕がこの歌を初めて聴いたのは中学2年生の冬だったと思う。当時の僕はロックなんて全く聴いていなかった。1番、2番があって、サビで必ず盛り上がってという感じの、ごく一般的な曲しか聴いたことがなかった僕には、この「オーダーメイド」とか「ふたりごと」とかとても新鮮に感じた記憶がある。そして2023年夏、初めてRADWIMPSのライブで「オーダーメイド」を聴くことができて、

      • It Re:ARENA TOUR 2023-2024

         Saucy Dog It Re:ARENA TOUR 2023-2024 仙台公演、横浜公演2日目に参戦してきた。  すごくカッコ良かったなぁ、僕の思い描いているロックバンドそのもの。 セットリスト↓ 01 魔法にかけられて 02 マザーロード(仙台、横浜)   sugar(その他一部会場) 03 あぁ、もう。   猫の背、週末グルーミー(その他一部会場) 04 雀ノ欠伸 05 優しさに溢れた世界で 06 サマーデイドリーム 07 シンデレラボーイ 08 コンタ

        • 'I' Novel

           2015年、RADWIMPSの18thシングル「記号として/'I' Novel」に収録されている曲。僕が中学3年生のとき、毎朝必ず聴いていた。先日、友人がインスタのストーリーであげていて、久々に聴いてみたけど何歳になっても感じるものがある。  タイトルは「‘I’ Novel」だが、「“私”小説」、「“愛”のベル」などと読むこともできる。実際、歌詞を読み込んでみるとどちらの意味でも解釈することができる。少し歌詞を見てみよっか。 歌いだし。 『ずいぶん長らく歩いてきたような

        言葉の棘

          音楽の魔法

          このnoteは僕が書くことで自分の気持ちを整理するために始めたけど、最近僕の大切な人がちゃんと読んでくれてるって知って、誰かに向けて書くのもいいかなと思った。その大切な人と僕を繋ぎ止めてくれているのが、間違いなく音楽。音楽にはそういう偉大な力があると信じてる。 僕は、高校から現在まで軽音でボーカルをやらせてもらっているけど、音楽の才能はこれっぽっちもない。だから自分の纏まりきらない思いも、誰かに届けたい思いも、音楽として形に残すことができない。これが悩みだったりもする。でも

          音楽の魔法

          2024.0303.0323.

          どこか沈んでしてしまう時は書くことが一番健康的。自分の気持ちを整理して次に進めるから。僕は最近色々ありました、嬉しいことも、悲しいことも、もやもやすることも。周りに左右されて気持ちをもっていかれて、自分が自分でないようなきがして、そんなことで沈んでる自分がバカらしくなってしまって笑えたり。 今日書きたいことは、「自分」ってものを持ってみようっていうお話。生活をしているとついつい忘れがちなことだけど、自分らしくいることってとても大事。それは人の意見を全く聞かないで自己中心的で

          2024.0303.0323.

          なやみごと

          今日は中学時代からの友人とドライブに行こうということで、本当は夜の東京を走ろうと思っていたんだけど、気付いたら横浜中華街へ。楽しかったぁ。 そんな僕の最近の悩み事。 少し前までは、ひとりでいるのがとっても寂しくて、誰からも認められないような気がして、口癖のように「愛されたい」ばっかり言っていたんだけど、自分を見つめ直してあまりそう思わなくなった。(もちろん寂しいときもあるけど、それさえも愛おしくて大事な時間で、嘆くようなものでもないなって。) 最近は、じゃあ自分はいったい誰

          なやみごと

          NEW MY NORMAL

          身近にいることが当たり前になっている人 家族、親友、好きな人、色々… そういった人たちが自分にとってかけがえのない宝物であるとはわかっているのに、なぜか「ありがとう」の一言が伝えられないことってありませんか? 恥ずかしいのかな笑 常に感謝の気持ちを忘れない人って本当に素敵だなって思う。そんな人たちがいてくれる限りこの世界は回るね。大丈夫。 あー僕も「ありがとう」って言われたい。 わがままとかじゃなくて、 そう言ってもらえるような存在でいたいし 僕にできる精一杯を周りに与え

          NEW MY NORMAL

          ナハトムジーク

          死にたいと思わなくなりました。 3ヶ月ぶりの更新です。 去年からずっと落ち込んでしまって、死にたいなって思うたびに誰かに負担をかけてしまって、本当にごめんなさい。最近はお薬を飲みながら順調に生きてます。さて、今日はなにを書こうかな午前4時。 心の持ち様というお話。 僕、基本的に人間が嫌いなんです。だってみんな好き勝手わがまま、嘘つくし、騙すし。それでも信じたいよねーって、それでも人って温かいはず。温かいんです。醜いってわかってても綺麗な部分もたくさんあるし、僕は今日も信じ

          ナハトムジーク

          「頑張れ」という苦しさ

          自分の発する言葉に責任を持たなければならない。自分の放つ言葉は、誰かを救う薬になることがあれば、誰かを傷つけるナイフになることだってあるから。言葉ってとても難しい。自分が意図したこととは違う意味で相手に受け取られてしまうことがあるから。「頑張ってね」という言葉もそのひとつ。 僕は誰かに「頑張ってね」と言われたときに、ふたつの意味で捉えてしまう。「あ、この人は純粋に僕が前を向けるように応援してくれているんだな」という捉え方。これが普通なのかもしれない。けれど、たとえば既に疲弊

          「頑張れ」という苦しさ

          終末論

          少しでも世界が明るくなってくれればいいなと願っているけど、悲しいかな、そうはいかないみたい。ニュースやTwitter(X)を見ていると非常に疲れてしまう。まわりの情報に左右されて落ち込むことが多いのが悩みだったりする。 ウクライナ戦争、イスラエルの戦争、モロッコの地震、アフガニスタンの地震。人為的なものにしろ、自然的なものにしろ、多くの方々が亡くなっていて。日々多少なり嫌なことがあるにしても、明日生きるか死ぬかを目の前にしている世界に比べたら、自分が今生きていることそれ自体

          朝晴讃歌

          「人の心って不思議だ。たとえば、朝、窓の外が晴れているだけで、元気になれてしまう。空が青いだけで生きていてよかったって思えたり、隣りにいる誰かをもっと愛おしく思えたりする」(映画『天気の子』より) このナレーションが大好き。僕は晴れた日の朝って1日頑張ろうって思えるから好きだし、誰かに「おはよう」って声をかけてあげたくなる気持ちになる。 そういえば『天気の子』の結末って、賛否がとても分かれていたのを思い出す。結末では主人公帆高が陽菜と一緒にいること(守ること)を選んだがた

          朝晴讃歌

          僕にとっての秋

          これを書いているのは9/30。美味しい手作りお菓子を食べて幸せになっている。投稿するのはもう少し先になるんだろうか。 秋という季節は、僕にとって人生の比喩みたいなもの。人間誰しも、キラキラした夏のように希望を持って生まれてくるけど、幸せなことや辛くて悲しいことをたくさん経験しながら、いつかは冬の寒さに向かうように枯れていく。 毎年、紅葉を観に行くのが秋の楽しみだけど、葉がひらひら落ちてしまうのを見て、きゅっと寂しく悲しくなってしまうあれはなんなんだろうか。あぁ、僕もいつか

          僕にとっての秋

          分かち合い

          僕は誰が好きなんだろう? 誰と一緒にいたいんだろう? そう考えたとき、これに答えを与えてくれる1つの指標がある。それは「分かち合いたい気持ち」が芽生えるかどうか。 美味しいものを食べたとき。 美しい景色を見たとき。 素敵な音楽に出会ったとき。 あなたにも食べてもらいたい、あなたにも見てほしい、あなたにも聴いてほしい。 そしてどんな顔をしてくれるのか知りたい。 この感情が芽生える相手こそ、一緒にいたい人なんだなって思ってる。(友情にしても恋愛にしても。) 今日は美味しいお酒

          分かち合い

          世界は優しい人で...

          中学、高校時代に一番聴いていたアーティストはRADWIMPSだけど、大学生になった今一番聴いているのはMrs.GREEN APPLE。 この2つのアーティストが、なんで僕とってこんなに輝くのか。 中学、高校時代は僕にとってすごく不安定な時期で、あまり学校にも通えていなかった。思い返せば、自分の弱さからずっと目を背けていた。その弱さを隠すように、強くあろう優しくあろうと、僕は意識を自分自身ではなく他者に向けようと必死だった。(自分の弱さにもっと向き合えば人に優しくなれるのに。

          世界は優しい人で...

          生きるということ(貴方編)

          僕は「人はひとりじゃ生きていけない」って言葉が大好きだ。生きる意味の原点に帰してくれるからだと思う。 生きてる以上、誰かに求められたいし、誰かに何かを求めたいときがある。ときには期待して、裏切られて立ち直れないようなドン底に突き落とされることもあるけど、それでも僕は人との係わりの中で生きることを選びたい。みんなからもらってる幸せを、僕はちゃんと返せてるのかな…。返しながら生きていきたい。 普段から僕は自分で自分を誉めることはしないけど、唯一自分の良いところを言うとすれば「

          生きるということ(貴方編)