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【SNS炎上ものがたり②】クリエイターの心を守るためにやること

前回の記事の続きです。
今回は、もう少し具体的にアンチコメントにどう向き合うか、どのように対策するかについてお話しします。


一晩で40万回再生、50個のアンチコメント

まず、この記事を書こうと思った発端となった話があります。

先日、運営しているSNSメディアの動画コンテンツがバズりました。

一晩で40万回再生され、まだ伸び続けています。
4000個のいいねが付き、7000回シェアされました。

そしてついたアンチコメントは、約50個。

コンテンツのバズりと共にアンチコメントを経験したことがある人は分かると思います。

私の動画が好きと言った人が1万人以上いるのに、たった50個のアンチコメントの方が気になって仕方ない。


正直、何年経っても慣れない

アンチコメントは、プラットフォームを選びません。

YouTube、Instagram、Twitter、ブログ、どこにでもつきます。

実は、アンチコメントは喜ぶべきものでもあります。

私のことをよく知らない人にまでコンテンツが届いたからこそ起こることです。

ただ、否定的な言葉を浴びせられて平気な人はいない。

芸能人や有名人でアンチコメントに頭を悩まされている人は多くいるし、時にキーボードは人を殺す武器にもなります。

正直、何年経っても慣れるものではありません。


アンチコメントへの対策

5年前の炎上事件以来、私はクリエイターとしての自分を守るための対策を練っています。

まず、全ての否定的なコメントがアンチコメントではないことを知ることからです。

ネガティブコメントの種類は主に以下の3つに分類されます。

1. 内容に対する真っ当な意見
2. 内容に対する意見を汚い言葉で述べる
3. 容姿など内容と関係ない悪口

1. 内容に対する真っ当な意見

ここ数年で一番耐性ができたのはこの種類のコメントです。

この種類のコメントは実は愛。
書いてくれた人は、敵ではなく味方です。

これはアンチコメントとは言いません。

だから、この種類のコメントをもらった時、真摯に返信するように心がけています。

コメントはこんな感じ。

・感謝の言葉。
例)「コメントありがとうございます」

・相手の考え方を受け入れる姿勢を見せる。
例)「確かに〜ですね」

・今後の改善に努めることを明言する。
例)「私は〜でしたが、次は〜してみます」

必ず返信する必要はありません。

もしその意見がそれでもあなたを傷つけるのであれば、ソッと見るのを辞めましょう。

人はそれぞれ感じ方、考え方が違うから。
全ての人に好かれることはできないと割り切ることも大事です。

2. 内容に対する意見を汚い言葉で述べる

この種類のアンチコメントは、見ない方が精神健康上良いです。

強制的に見えないようにしています。

YouTubeやInstagramなどほとんどのSNSには汚い言葉に対するフィルタリング機能があります。
自分で言葉を指定することが可能なことも多いです。

予想できる汚い言葉は全てフィルタリングに設定していて、見えないようにする。

それでも新しくもらってしまった汚い言葉を使ったネガティブコメントは、その汚い言葉をフィルタリングに追加するようにしています。

この部類のコメントに返信や反応はするだけ無駄。

対面では相手に普段使うはずのない汚い言葉をコメントに書く人は、常識的な人ではありません。

相手するだけ無駄なので、コメントは削除した上でそのアカウントは永久ブロックしましょう。

大丈夫、コメントを削除してブロックすることで相手が逆上することはほとんどありません。

むしろ、アンチコメントに反論してしまった方が後々トラブルに巻き込まれる可能性が高いから辞めておきましょう。

その人は通りすがりの人です。

汚い言葉でコメントを書いては去っていく。

彼らはそれで満足してる。
だから、再度あなたの存在を覚えさせる必要はありません。

もしフィルタリングされず見かけたら、事務作業のようにさっさと片付けてしまいましょう。

アンチコメントを残しておいたり、反論すると更に別のアンチを呼び込む可能性があるし、常習犯になったりストーカーのように発展する可能性もある。

残しておくと他の人もいい気分にならなりません。

だから、削除とアカウントブロックは私が考える最善の対応策です。

3. 容姿など内容と関係ない悪口

更に常識のない人からのコメントです。

できれば、フィルタリングしておきたいところですが、それでも見てしまったら2と同じ対応をします。

この種類のアンチコメントをする人は、普段の生活の中でストレスが溜まっている人だと思っています。

私のコメント欄でストレス解消がしたかったのでしょう。

でも残念ながら、その一瞬の快楽は長く続きません。

だからその人また別の人のコンテンツに同じように誹謗中傷のコメントを書くと思います。

そして、汚い言葉を吐き出すことで繰り返し自分を傷つけているかわいそうな人です。

そんな人に、時間や労力をかける価値はない。

コメントは削除してブロックしましょう。


アンチは「好きの裏返し」らしい

先日、ホリエモンさんが某番組でアンチコメントに付いてこんな持論を話していました。

「ファンとアンチっているじゃないですか?アンチは本当に好きの裏返しだから。興味めちゃくちゃあるんですよ」

「結局、自分の能力が足りなくて好きな人に振り向いてもらうためのカードがあんまりないんですよ」

確かに!と膝を打ちました。

コメントを書く人はわざわざ私のコンテンツに止まって、時間と労力を使ってコメントを書いてくれている。

だから、アンチコメントには、
ありがとうーと心で言って、削除とブロックでさようならーです。

50人vs1万1千人

最初の話に戻ってみましょう。

40万回再生

4000個のいいね
7000回シェア

50個のアンチコメント

全ての対策を打ってから冷静になってこの数字を見ると、50人のアンチより遥かに多い1万1千人のファンがいることに気がつきます。

少数のアンチのせいで、あなたのコンテンツが好きなファンの存在を忘れないでください。

できる対策を打ったら、引き続き世の中のためになるコンテンツ作りを続けましょう。

アンチが汚い言葉を吐いて一過性的な快楽を得てダラダラしている間に、私たちは前に進みましょう。

それが、私が彼らにできる一番の仕返しだと思っています。

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