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東京で鮎の放流!漁業組合のお仕事体験を親子向けに開催!

秋川漁業組合と漁業組合のお仕事体験を開催

今回、鮎の放流に合わせて放流体験を行いました。
秋川渓谷は鮎の美味しさを競う品評会で全国準グランプリを3度受賞しているくらい美味しい鮎がとれます。
また鮎の友釣りでも昔から人気の場所でおじちゃんたちの話しで
昔は東京駅から友釣り列車という鮎釣りに行く人専用の電車が走っていたそうです。

秋川漁業組合は全国でも稀な自営での黒字運営に成功している漁協でもあります。内水面漁業では東京都の主幹を務める組合です。
組合員数もおそらく全国トップかと思います。

そんな漁協でも高齢化が進んでいます。
その中で都心の子どもたちに漁業組合を知ってもらうため
放流事業を共催させてもらいました。


ただの魚の放流体験ではなく仕事を体験する

子どもたちには漁業組合という仕事があることを伝え
今日は漁業組合員の1員として楽しむことを伝えると責任感が芽生え真剣に取り組んでくれます。
お仕事内容
・鮎の生態系について学ぶ
・河川清掃、環境調査
・水生昆虫調査
今回は放流とゴミ拾いをして分析。
更に水生昆虫を調べてみたりと2時間半の体験でした。

稚鮎の放流
みんな真剣にゴミを集めています
積極的になごみの種類を発表

本質的な地域課題解決と未来の人材を育てる

地方創生となるとコンサル会社がPRや広告予算を組み
効果が見えにくいことにお金を費やす。
しかしながら地域の課題を解決していくには泥臭い積み重ねが
本当の結果を生み出します。

今回私達は漁協からお金をいただかずにPRするために
体験という手段を使い、また子どもたちにとって
有意義な体験を届けました。昨年はヤマメの放流を行いましたが
その中から毎年漁協に務めたいという子が出てきます。

そもそも東京にこんなお仕事があることも知られていないのが現状です。
私から見ると漁協のおじちゃんたちはめちゃくちゃかっこよく
憧れの存在です。今日参加した子どもたちも目を輝かせて見ていました。

毎年の体験は漁協の協力のお陰で子どもたちに
貴重な体験を開催できております。
今後も地域課題と子どもたちの未来のために
補助金、助成金に頼らない持続可能な活動を続けていきます。

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