森山大道「TOKYO」展 最終日
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
うっかりしてました。
東京・銀座のAkio Nagasawa Gallery Ginzaで開催されていた森⼭⼤道個展「TOKYO」が3月30日までだったとは。
最終日にギリギリ間に合いました。行っていました。観てきました。
今回の展示作品は、日本国内では展示されてこなかった作品が中心とのことでした。
写真集で観たことのある写真もありましたが、やはりサイズが大きくなるだけで、印象はまるで変わります。
すべてモノクロ写真でしたが、黒と白の間のまさしく「グレーゾーン」の印象が、写真集とプリントでは大きく異なります。
写真のフレームの中が3Dになったような、独特な立体感が際立つのですね。
元々、森山大道氏の写真は、力強い構図と計算されたかのようなフレーミングで、観る者を圧倒させるわけですが、「大きさも力」なのだなと改めて感じさせてくれます。
また、被写体と向き合う視線の鋭さを、写真を見ていても伝わってくるんですよね。
その対象物がスキとかキライとかという感情ではなく、心に突き刺さった棘を取り除くかのような。
何を言っているのかわからなくなってきましたが、初めて観る作品も多く、観ることができて良かったです。
白と黒の世界で表現された世界は、目で見る現実の世界とは違うということが魅力のひとつでありますが、写真が伝えるエネルギーは、思っている以上のものだということを再認識させられました。
またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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