ストリートスナップ 他人の視線を攻略するには
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
わたしはストリートスナップ専門で写真を撮っています。
ストリートスナップといっても、竹下通りでイケてるファッションの子に声をかけて撮るファッションスナップとは違います。あれは、ストリートポートレートなのかな?
ざっくり言うと、街そのものを撮る、街にいる人を撮る、路上からレンズを通して見える世界を撮ることを言います。
ストリートスナップを撮る上で、最も大きな壁として立ちはだかるのが、他人からの冷たい視線です。
これは怖いですよね。「何撮ってんじゃぁ〜、ボケェ〜」なんて言われて絡まれたりしてら怖いですもんね。
または、「きゃー、あの人、盗撮してるんじゃないのぉ〜」なんて声を上げられたら、もう心が折れて生きていけません。
わたしは上記のようなことに遭遇したことはありませんが、いつなってもおかしくはありません。
まず大事なのは、予防策です。
服装、髪型など、清潔感に気をつける
カメラは堂々と持つ
撮ったら、すぐその場を離れる
エスカレーター、階段などは特に注意する
では、一つひとつ見ていきましょう
服装、髪型など、清潔感に気をつける
よく例え話で、福山雅治に撮られたら嬉しいけど、オタクっぽいキモいカメラ小僧に撮られたら訴えるレベルみたいな話がありますが、撮られたほうからすれば、基本的に迷惑な話であります。(肖像権云々の話はここではしません)
顔やスタイルはなかなか変えられないので、できる範囲で清潔な感じにしておきましょうということですね。
シワだらけのシャツやパンツ、ボサボサの頭は基本NGです。
カメラは堂々と持つ
一眼レフ、ミラーレス一眼、コンデジ、スマホ問わず、カメラは常に堂々と持って撮りましょうということです。
こそこそしている方が余計に怪しい行動に見られます。
絶対NGなのは、バックなどからの隠しカメラです。これは、何かあった時、犯罪性のない撮影であったとしても、かなり不利な状況になってしまう恐れがあります。
撮ったら、すぐその場を離れる
撮った後、その場所の状況にも寄りますが、ダラダラとその場所に居続けると、不審者と間違えられてしまうかもしれません。
撮り終えたら、なるべく、さりげなくその場を離れることをお勧めします。
エスカレーター、階段などは特に注意する
ここは、犯罪系の盗撮現場の定番ですので、下手にカメラを差し出しての撮影は慎んだほうが無難です。
特に混雑した駅やデパートなどでは、私服警官やガードマンが巡回していることも多いそうですので、不審者と間違われないよう気をつけることが大切です。
以上が予防策となりますが、基本的なところは押さえておきましょう。
やましいことはしていないので、堂々とストリートスナップを撮れば良いと思いますが、やはり気になる、他人の視線。
これを克服するには、場数を踏む方法以外にはないと考えます。
ひとつの山を越えれば、さらに高い山が見えてくるかもしれませんが、みなさんも、ルールとマナーを守って、ストリートスナップでカッコいい写真を撮りましょう。
またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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