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キャッシュレスな社会はユニバーサルデザイン!?


先日、車椅子×VRのヒヤリングを実際の車椅子ユーザーさんに行いました。



車椅子×VRはこちら

ヒヤリング内容としては生活場面で感じる暮らしにくさについてでした。

色々とお聞きする中で、「確かに」と思うこともたくさんあり、
実際にお話を聞く大切さを実感しました。

・道路のこと
・職場環境のこと
・電車のこと

などなど、車椅子で生活する難しさについてお聞きしていました。

ツイッターで車椅子ユーザーさんの情報などを集めていたので、
なんとなく予想はしていました。
その中で、とある質問をしました。
「買い物でのお金のやりとりとかはどんなですか?」
僕の中では、お金のやりとりをする位置が店員と車椅子ユーザーとでは
目線の高さにギャップが生じ、難しいのではないかということを
意識した質問でした。


返ってきた答えは・・・


「最近は電子マネーが多くなってきているから助かる」

ヒヤリングをさせていただいた車椅子ユーザーさんは病気の影響で
手にも障害があります。
金銭のやり取りでは、 

①財布を取り出す
②財布からお金を取り出す
③必要な金額のお金を選択する
④お金を店員に渡す
⑤店員からお釣りを受け取る
⑥お釣りを財布に戻す
⑦財布をしまう

簡単に考えても7つの行程を踏まなければなりません。
そして、この間に後ろにお客さんが並んでしまうことも
しばしばあるようです。
ただ、時間がかかるだけではなく、
精神的にもストレスを感じてしまいます。

しかし、カード支払いだと・・・

格段に行程が減ることは簡単に想像できます。
そして、お金は好きな時にチャージしておけば良いので、準備ができます。

僕は前からキャッシュレス推奨派でほぼ支払いはクレジットです。
小銭も財布も持たなくても良いというただ便利という理由で
使っていたのですが、カード化することのメリットは
手に障害がある人にとってもかなりあるように思いました。

つまり、キャッシュレスな世の中でカード社会になれば
国籍、老若男女、障害に関わらず、便利な世の中にあるということで
“ユニバーサルデザイン” ではないかなと思います。


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