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ハリウッドのストライキが長引くと、日本のアニメや実写映画のチャンスが拡がるらしい

この視点は面白いですよね。

映画ジャーナリストの宇野さんによると、ハリウッド映画の勢いが落ちてきている中で、今回のハリウッドのストライキが長期化すると、実は来年以降の映画館で上映される映画の本数が少なくなり、結果的に日本のアニメや実写映画がさらにヒットする可能性が拡がるそうです。

記事が読めない人はこちらのYouTubeが端的にまとまっているので是非どうぞ。

ハリウッドのストライキの影響で、トム・クルーズが「ミッションインポッシブル」の事前宣伝に来れなかったりと、日本にもハリウッドのストライキの影響が少しは見えるようになってきましたが。

本当にハリウッドのストライキは、かなり大規模で影響が大きくなる可能性が高いようです。

ミッションインポッシブルの続編の撮影も中止に追い込まれているようですし、スパイダーバースの続編も公開時期が未定になってしまったとか。
どちらの作品も、この前2作目を観に行ったばかりで結末が早く知りたいんですけどねぇ。

日本人の感覚だとお客さんを困らせるようなストライキをなんでやるの?とい思う人も多いと思いますが、欧米の人たちってストライキやるときは本気でやるんですよね。
フランス旅行に行ったときにベルサイユ宮殿に行ったら、丁度その日がストライキの日に当たってしまい、泣く泣く別のところに移動したことを思い出します。

労働者の権利を獲得するために必要な行為だとは思うんですが、でもその過程でファンを失ってしまう可能性は十分ありますよね。

日本のアニメーターや制作現場の方々も本来はこういう本気のストライキをやれば、もっと給与や待遇が改善されるという面もあるんだとは思うんですが。
逆に、そういうストライキをやらないからこそ、ハリウッドがストライキで揺れている間に、日本のコンテンツの人気が世界に拡がると良いなと思ったりする今日この頃です。

ちなみに、宇野さんによると昨年アバター続編が大ヒットしたのはその時期に海外の映画館で見る大作映画が他に無かったからなんだとか。

日本では丁度、「すずめの戸締まり」と「THE FIRST SLAM DUNK」がヒットしていましたから、アバターはまったく話題になりませんでしたが、欧米では他に映画が無かったというのは妙に納得。

そういえば、コロナ禍で映画が減ってた時期に、鬼滅の刃やドラゴンボールが米国の興行収入の1位とか2位に入ってたんですよね。
そう考えると、本当に来年は日本アニメや映画にとって大きなチャンスになる年になるのかもしれません。

ということで、火曜日13時のツイッタースペースの雑談部屋は、この辺の話題を雑談できればと思います。
タイミング合う方は是非どうぞ。

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