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感動。

僕は、小学3年の夏引越しをした、とある田舎の小学校に転校だ。

転校初日、一人の男子が声をかけてきた。『50メートル何秒?』

この人が転校最初の友達、Nくん。

このN君は、学年で一番足が早い!

小学生の間 走るので負けた所は、一度も見たことがない。

そして、中学1年の運動会。

N君は、100メートル走に出た。

結果は、N君が1番。 『やっぱりな』と思った。

僕は、思いました。足が早い人は、良いなと・・・

そして、中学2年の運動会。

もちろん。N君は、100走に出た。

結果は、・・・・

負け! 

N君が負けた、僕は、初めて負ける所を見た。

しかも勝ったのは、

K君、小学校から一緒の子だ・・・

僕は、不思議だった・・ なぜK君が・・・

小学校の頃は、K君は 特に足の速い子というわけではない。なぜだ?

そして、夜・・・

僕は、部活が終わって帰宅中〜N君を見かけた!

N君は、黙々と走り込んでいた。

運動が終わったのに・・・

N君は、僕に気が付き声おかけてきた。

『今日は、本当に悔しかった!』

『見てなよ、来年は勝つから!』

僕は、ドッキ!としてしまった。(笑)

僕は、この時 気づきました。

『N君は、ずっと走ってたんだ!』

最初から速いのではなく、

努力して得た勲章なんだと・・・

そして、1年が過ぎ 中学3年の運動会。

僕は、ドキドキしていた・・・


結果、N君はブッチギリで勝った!

僕は、感動した。

と同時に気づきました。

『努力したものしか報われないと!』

『確かに、努力しても満足のいく結果には、ならないかもしれない。でも、これだけは言える 努力をしてないと この感動を与えることはできない。』

『僕は、彼が毎日全力で走っているのを知っていたから 感動した!』

僕も、この日から毎日走ってました・・・

N君からは、大事なものをもらいました。ありがとう!

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