【確定申告】親族から借金と銀行から借金どっちが節税できるか?
親族間の貸し借りはチェックが厳しい
事業資金を
親族から借りれば、審査もないし楽?
例えば、
事業をはじめる際、
創業資金を身内から借りる場面を考えられますが、
やはり、税金の取り扱いに注意が必要です。
銀行からの融資の方が、いろいろな面で安心です。
結論、
銀行から借りた方が安心。
最大のポイント、
銀行の融資の場合、
必要経費にできる利息が、
生計を一つにする親族から
必要経費にならないという点でしょう。
たとえ銀行と同じ利率に設定して、
じっさいに支払っていたとしても、
全く考慮されないということです。
じゃぁ、利息を取らなければいい?
利息を無しにすればいいのかというと、そうではありません。
ここにトラップがあります。
例えば、親から事業資金を借りたとして、
この時に利息がなかった場合、税務署から
「それは贈与では無いかと」指摘を受けるかもしれません。
贈与という判断になれば・・・
税率は、10%〜55%ですので・・・
これは、所得税よりも高い税率になりますので・・・
借りる時は
きちんと金銭消費貸借契約を結び、
返済日や返済方法と利率など取り決めて、
契約書には、おたがいの署名押印して収入印紙をちゃんと貼りましょう。
契約書をつくったとしても・・・
契約書をつくっても
無利息に設定するとあとあと問題になるなる可能性が・・・
この場合、
利息相当額の贈与があったとされて
贈与税の対象となることも考えられます。
その金額が少額なら問題なしと判断されることが大半です。
国や自治体を利用しよう
銀行から借りると言っても
なかなか融資なんて受けれるものでは無いですね、
ましてや創業資金資金なんて・・・
そこで、
国や地方自治体による
創業支援制度を利用してはいかがでしょうか。
無担保でも事業資金を確保できるかもしれませんよ。
安易に身内から借りる前にまずはそうした制度を活用することをオススメします。
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