【入門】プチ起業でこっそり稼ごう【初心者向け】
個人事業だからこそ
世の中の会社は赤字だらけ、設立して10年後の生存率10%に満たない、そんなこばかり聞いていたら そりゃ起業するのためらいますよね。
しかし個人事業主の中には、赤字を出さずにコツコツ利益を上げている成功者がたくさんいる。
その理由の1つがスピードです、自分一人で営む事業なら 経営判断は全て自分でできる。
会議もない、当然 意見も割れない。
この身軽さが成功への鍵の一つです。
個人事業は立派な会社と違って、小資金で始めることができる。
だからこそ思いっきて企業できるし、失敗した時のリスクも少なくて済む。
オフィスを借りたり人を雇わなくともできる。
これが最大の強みと言えます。
値下げをしない
安易な値下げは自分の首を締めるだけです。
値下げはメリット以上にでねリットが大きい、品物、サービス、仕事を受注する場合でも、顧客を獲得するためにまず思いつくのが安く提供することです。
確かに安さは顧客の注文を集めるのには効果がある でも同時にデメリットもある。
値下げで客を集めても長続きせず、結局は自分の締めるだけなので要注意です。
忙しくはなるが儲かるとは言えない
例えば、500円で仕入れ 1000円で販売したとする そうすると500円の粗利益です。
例えば、これがお弁当だったとしよう。
20個販売して10000円の利益です。
これを毎日20食限定で月に20日間販売すれば月に20万円儲かる。
売り上げは40万です。
この弁当を仮に600円で販売したとする そうすると100個でも売れるかもしれない。
売り上げは1日で60000円ですが粗利益は10000円です。
考えてみてください売り上げは一緒でも労力が5倍になってます。
仮に700円で販売したとすれば粗利は20000円です でも100個の弁当を毎日一人で作るのはどうでしょう。
アルバイトを使えばその分利益は減ります、値下げをしたからといって一概には利益が上がるとは言い切れないのです。
値上げできない
一度安い値段を提示してしまうと、その後適正な値段に戻すのは至難の業です。
お客さんは中々納得してくれないし、値段が上がったことを理由に他へいってしまうかもしれない。
1000円で販売してる時は、1000円の価値ですが 600円にしてしまえば600円の価値になると言うことです。
悪循環
価値を下げるとモチベーションが下がり、結果として商品やサービスの質が下がり評価も下がる。
安値を提示したところで、それが相場と比べて安すぎたら、不良品とか手抜きをしてるのではと勘違いされる可能性だって出てくる。
かえって人が離れると言うこともありうる。
安さを理由にくる顧客は、安さに魅力を感じているのであって商売に魅力を感じているのではない。だから他に安いところがあれば、そちらに逃げる。
まさに悪循環です。
値下げは戦略的に
値下げは絶対にダメというわけではない。
注目してもらう点では絶大な効果があるので時には、値下げを利用して、顧客獲得、利益アップを狙うのもいいでしょう。
ただし無闇に値下げするのではなく、計画的に、自分の戦略を持って行いましょう。大事なのは、安売りをするのが自分の商売にとってプラスになるかどうかです。
例えば、一部の商品のみを目玉商品として値下げすることで、顧客に注目してもらうきっかけが作れる。
集客するためと割り切り赤字覚悟で値下げする、ただし売り上げを稼ぐための本当に買って欲しい商品、利用して欲しいサービスは別に用意しておく。
大きな取引をしていただいたお客さんを対象にする たくさん商品を購入してくれた人や、まとまった金額の取引をしてくれた人を対象に価格を安く設定する大きな取引をしてくれた事に対する感謝の気持ち、また引き続き同様の大きな取引をお願いするために有効です。
また1万円以上購入してくれたら送料無料という実質値下げは、多くの通販ショップで実施されている。
本来は8000円の買い物しかするつもりがなっかたのに、送料無料になるようにもう少し買い物しようか、という気持ちにさせる効果がある。
初回のみのお試し価格
あくまでも初回のみであると念を押した上で、最初の取引のみ価格を安く設定する。
まだ信頼関係がない分、価格を下げる事で、まずは仕事をさせてもらったり、商品を買ってもらうきっかけを作り、次ににつなげる。
期間限定
セールに時間制限を設ける事で○○日までに利用しようという気持にさせる。
とにかく一度利用してもらう事で、商品やサービスを知ってもらうことができる。
ついついお金を使ってしまう仕掛け作り
定価1000円だったら買わないような商品でも、2万円のものが1000円に値下げされている事が分かった途端、買わなきゃ損、と思ってしまうのが人間です。
人は安いものを好んで買うわけではないが、何かのはずみで欲しくないものを買ってしまうこともある。
現金主義
資金繰りで失敗しないために最初は現金主義で考えよう。
事業を始める上で注意したいのは、借金体質に体質にならないように現金主義で行こう。
事業を始めたばかりで資金繰りに慣れないうちは、次のような当たり前の簡単なこともルール化して厳守したい。
お金は借りない、ローンは組まない、クレジットカードを使うなら一括払い、お金がないなら我慢する。
あくまでも自己の持っている現金の範囲で、身の丈にあった事業の運営をするように心がけましょう。
借金は後で利息をつけて返済しないといけないし、ローンやカードでの買い物は忘れた頃に引き落とされる。
つまり、口座にある現金=事業で自由に使える金額、ではなくなるということだ。
そのため使える金額がわからなくなり、資金繰りで失敗しやすくなる。
常に現金一括払いを基本とすれば、自分の手元にいくらあるのか、いくら使う事ができるのかが正確に把握できる。
簡単な事だが、資金ショートを起こせば事業は継続できなくなる。
経営に慣れるまでは、現金主義で行くことをお勧めします。
融資は受けず、自己資金で始めよう
開業時に数千万円の資金をかけてあっという間に失敗する一方で、たった数万円の資金で初めてコツコツ長く利益を上げ続ける人もいる。
開業費用とその結果は、比例しないのです。
ビジネスは融資を受けて始めるのが当たり前と考える人が少なくない。
確かに融資を受ければ十分な設備投資ができ、自分の理想のビジネスがすぐに実現できる。
しかし借りたお金は、利息をつけて返済しなければいけない、事業がうまく行かなければ、たちまちに返済は滞る。
そしてまた他から借りてくるようになる後は想像どうりです。
資金ショートして倒産。
なので借金はせずコツコツやりましょう。
宣伝は無料で
インターネットを中心に仕掛ければ、格安&無料で広告・宣伝できる。
新聞や雑誌の広告は論外です、無料ならいいですけど。お店に限らず新規に顧客を獲得したい場合は、広告宣伝をすることが不可欠です。
インターネットはもちろん、チラシやタウン誌掲載など、宣伝方法は有料・無料合わせて様々です。
どんなビジネスを始めるかによって選ぶべき宣伝方法は異なる。
自分がターゲットとする層に向けて効率よく宣伝できる、費用対効果の高い方法を選びましょう。
広告・宣伝は無闇やたらにしていると、売り上げ以上に費用がかさみかねない危険な分野です。
無料の方法を最大限に活用しつつ、余裕があれば予算を決め有料広告を取り入れ計画的に進めましょう。
多くの人が情報収集をインターネットでするようになった今、これを活用しない手はありません。
インターネットを使えば、無料で宣伝する方法はいくつもあります。
もちろん無料の宣伝だけしておけばOKということではありませんが、無料で利用できるものは利用しましょう。
無料でできること
自社ホームページを作って事業内容、プロフィール、実績、専門分野、商品やサービスなどについて詳しく紹介しておけば、あなたに代わってホームページが全国に営業をしてくれる。
ブログで信用をアピールできるホームページに屋号と住所が載っているくらいでは、どんな人間が来るのかわからず不安を感じる。
ずっと更新がなければ、そもそも営業してるのかすらわからない。
そこでブログを開設してこまめに情報を発信していくと、普段どんな仕事をしているのか、仕事に対する考え方はどうなのか、などを知ってもらうこともできる。
メルマガでリピーター向けの宣伝を行う。
希望者にメールアドレスを登録してもらいお得な情報を発信する。
この辺りは無料でできることなのでやっておいたほうがいい。
固定費は徹底的に削る
経費を下げて、利益を上げる。
経費削減は、利益アップと同等の効果がる。
利益を上げるためには、当たり前だが売り上げアップを目指さなければならない。
しかし売上金額さえ大きくなればいいというのは大間違えです。
大事なのは売上ではなくどれだけ利益が出るかです。
固定費を削れば、すぐに利益アップの効果が出る。
売上アップは、努力すれば達成できるものではない。
顧客から仕事を得たり、商品を買っていただいて初めて可能になる。
しかも、結果が出るまでには時間もかかる。
コスト削減に取り組む場合に、まず手をつけたいのが固定費の見直しです。
固定費とは売上に関係なく、変わらず発生するコストです。
具体的には、家賃や従業員の人件費がこれに当たる。
最低でも月々の固定費を払えるだけの利益を出さなければ赤字になる。
固定費はいったん下げると、その効果は持続するのがほとんどです。
例えば、家賃を3万円下げる事ができれば、今後は努力しなくても月々3万円節約効果が持続する。
なので新しく事業を始めるのなら固定費はできるだけかけないことをお勧めします。
資金繰り
資金繰りは経営者の大事な仕事です、資金繰りがなぜ大変なのか、事業資金のやりくりは家計のやりくりに比べて複雑です。
まず売上に波がある毎月決まった売上が入ってくると分かっていれば、計画も立てやすいがそうは行かない。
売上が上がってもその中から次の仕入れの代金、家賃、光熱費などの経費の事も考えないといけない。従業員を雇えばその給料も。
仕事によっては直ぐに入金されるとは限らない。
なかなか集金できない事もあるだろう、税金の支払いもある。
だから黒字で運営していたとしても、現金が手元にあるとは限らないのです。
しっかり把握して資金繰りは、していかないと黒字のまま倒産という事もある。
なので集金は出来るだけ早く支払いは出来るだけ遅くするのが好ましい。
現金のみのやりとり一番良いのですが中々そうも行かないのが現状です。
やり繰りは、慎重にやりましょう。
在庫を抱えすぎない
在庫を抱えすぎると資金繰りは悪化します、できるだけ無在庫が理想ですが、在庫は早めに処分しましょう。
今は、時代の移り変わりが激しい時代です 今月売れている商品が来月売れるとは、限りません。
コストを下げるために大量に仕入れをしたりせずリスクを下げて商売していきましょう。
赤字は避けよう
赤字になるような仕事はしないようにしましょう。
自分を安売りしないようにしてください。
最初に安い値段を提示した見積もりを出すと次回からも安く出さないといけなくなります。
なのでちゃんと納得のいく見積もりを出しましょう。
相手は出来るだけ安く済ませたいので色々、交渉してくるでしょう でもこれが限界ですと突っぱねましょう。
利益のない仕事はする意味がありません。
最後に
プチ起業するメリットは今の生活を確保したまま企業できる所にあります。
今の仕事を続けながらやるのも良いですし。
完全に脱サラして始めるのも良しです。
後者の場合は、1年分ぐらいの生活費くらいは 確保した上で企業してくださいね。
事業の失敗のほとんどが資金のショートが原因でしょう。
資金ショートしないような小さなことから始めるのが私良いと思います。
時代の流れはどんどん早くなっています。
10年後の未来なんて全然想像できません、その分チャンスは沢山あります。
勇気を持って一歩前へ、歩き出しましょう。
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