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【陶器ギャラリー|陶庫】 わたしたちについて

はじめまして!
noteに初投稿いたしました。
わたしたちのご紹介も兼ねて「益子」について簡単にお伝えしたいと思います。


益子について/陶庫について

益子について

「陶庫」は栃木県益子町で陶器ギャラリーを営んでいます。
栃木県南部に位置する益子町は食器などで使われる「益子焼」の産地です。
東京から車で約2時間と都心からのアクセスも良いことから年間で約200万人以上のお客様に観光を頂いています。

益子は民藝の文化と深く関わりがあります。
1924年に濱田庄司が益子に移住してから、1926年には柳宗悦・河井寛次郎・濱田庄司らによって提唱された民藝運動により、益子は国内外で知名度が高まります。

民藝運動とは?

民藝運動は、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。
当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には、用に則した「健全な美」が宿っていると、新しい「美の見方」や「美の価値観」を提示したのです。
工業化が進み、大量生産の製品が少しずつ生活に浸透してきた時代の流れも関係しています。
失われて行く日本各地の「手仕事」の文化を案じ、近代化=西洋化といった安易な流れに警鐘を鳴らしました。物質的な豊かさだけでなく、より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求したのです。

日本民藝協会

陶庫について

-Concept-
“真の豊かさを模索する”
やきものの町「益子」に於いて、 益子焼の歴史ややきものの概念等を踏まえた上で、 人間がつくりだす物体の存在意義や方向性を模索し、 そのなかから物質的でなく、 精神的、健康的、普遍的な 「真の豊かさ」を模索する。

陶庫 外観

陶庫は益子町城内の地で陶器ギャラリーとして創業し2024 年に創業 50 年を迎えました。 これまで陶庫ではお客様と作家の表現を繋げる空間を目指し、 1000回以上の展覧会を開催してまいりました。
やきものには、その「モノ」の中に人間作家の感情、意思、情景 など多くの「コト」が含まれ、私たちはやきものという道具から多くのことを気付かされてきました。
その土地の風土、文化、自然環境、人間の創造性などから理由を持ってモノが生まれ、モノを通じて新たなコトを生んでいく。
私たち陶庫は作家の表現を尊重する益子のギャラリーとしてこれからも在り続けます。

陶庫では約2週間毎に陶器作家を中心とした展覧会を開催しています。

会員制サービス「TOKO CLUB」について

陶庫会員制コミュニティクラブ「TOKO CLUB」ではメールマガジンでお知らせを配信しています。
お知らせ配信のほか、会員様限定イベントへのご招待、ポイントプログラム、ステージプログラムなどお愉しみ頂けるサービスをご用意しております。
年会費等はございませんので、お気軽にご登録下さい。

今後、noteでは展覧会/イベント情報発信を始め、スタッフブログとして運営していく予定です。
公式Webサイトとあわせてお愉しみいただけましたら幸いです。


陶庫へのアクセス

陶庫(とうこ)
〒321-4218 栃木県芳賀郡益子町城内坂2
TEL:0285-72-2081
E-mail:toko@mashiko.com
営業時間:10:00~18:00 冬季(11月〜2月)は17:00まで
定休日:年末年始
駐車場:店舗併設(7台)

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