とっくん

1992生。奈良から軽井沢。公立小で4年、軽井沢風越学園設立準備から6年目。これからの…

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1992生。奈良から軽井沢。公立小で4年、軽井沢風越学園設立準備から6年目。これからのことはまたどこかで。

マガジン

  • 「きょういく」と「はたらく」をぼんやり考える

    30代になったばかりのぼく、「とっくん」こと片岡利允が、「きょういく」と「はたらく」にまつわる、日々の気づきや関心ごとについて綴っていく雑多で不揃いなマガジンです。個人の活動報告なども。気まぐれ不定期更新。現在は個人として、軽井沢風越学園やNPO授業づくりネットワークなどに関わっています。個人として応援してくださる方もぜひ。いろいろと試していきます。

  • ワークショップ、講座、イベント情報

最近の記事

ジェネレーター授業研究会(仮)へのお誘い

この春、僕が理事として関わってきたNPO授業づくりネットワークから、「揃わない前提」という大きなコンセプトを掲げた最新刊が発行されました。団体としては、初の発売前重版と、現在も4刷が決定するなど、広く関心が寄せられています。 つまり、多くの人たちは、「揃わない前提」ということにもうすでに気付いていたのだと思います。いろんなことが通用しなくなっている。もう、数十年前とは起きていることがまるっきり違うのでしょう。次に進む覚悟が必要なのだと。 僕自身、なかなかの暴れん坊と格闘す

    • 7月13-15日 旅する自習室ー福島いわき編

      “こたえは自分の外にある” 先日、編集者の藤本智士さんの『取り戻す旅』という本とご本人と出会った。10年前まで『Re:S』という雑誌を旅するようにつくっていたあの頃を取り戻すための旅をめぐる本。僕自身の10年前を思い返すと、僕は大学4年生で、夏までは自習室でひたすら教員採用試験の勉強をし、それ以降は北海道から地元奈良までヒッチハイクと徒歩だけの旅をしていた。そしてその旅は、その後10年の自らの歩みを方向づけたように思う。 4ヶ月前、岩手県遠野で開かれた、西村佳哲さん主催の

      • 「30歳の転機」というテーマで雑誌連載がスタートしました。

        新雑誌『イコール』が創刊された。1970年代に『ロッキングオン』『ポンプ』などの雑誌を立ち上げ、以降、参加型メディアを追求してきた橘川幸夫氏による、新しい紙の雑誌。70歳を過ぎているとは思えない、バイタリティで、新しい運動体を短期間でつくり上げた。記憶が正しければ、この『イコール』を構想しはじめてから、まだ半年ほどしか経っていないと思う。Amazonの販売ページには、このように書かれている。 『イコール』については、橘川さん本人のこちらのnoteの記事が詳しい。 関心ある

        • え、教員10年目やん。

          4月5月、なかなかnoteまで辿り着けず。数メートル手前で挫けた日もあった。日々、書きたいことは山積み。書かないと書けない。ので、書く。 ちなみに4月5月、組織はもう懲り懲りだと思っていたけど、結局、組織内のあれこれに奔走していた。好きなんだろうな。ゴールデンウィークの関西帰省の時にも、家族内の関係性のために時間を割くあたり、「まあ、これは長男の使命か・・・」と変に納得してしまっている。嫌いじゃないし、オレがやるしかないから、やるよ。じっとしていられないからね。そういうこと

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          今年度最後の仕事。

          今年度最後の仕事は、上映会の主催だった。 3月30日(土)。午前はトエックドキュメンタリー映画「自由な学校」の上映会&監督トークショー、午後のワークショップからの聴き合う場を開いた。

          今年度最後の仕事。

          4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

          『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会の第一弾を終えました。 いやー、揃わないよねー。でも、それに卑屈になりすぎず、面白がれる可能性もまだまだあるな。それはこうしたネットワークのなかで見えてくるものでもあるなと。 ということで、さっそくですが二週続けて、第二弾開催のご案内です。 前回は、読み手として公立小中のお二人をゲストにお招きしました。 今回は、本誌に登場する書き手語り手のお二人をゲストにお招きします。 稲井さんは、オルタナティブな私立小学校で実践し

          4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

          3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

          我らが授業づくりネットワークの新刊が出ます。デザインを一新したリニューアル第1号、『揃わない前提の授業とクラス』。これまでとは何かが違う。そう感じた人も多いんじゃないかな。少なくとも、僕はそう感じました。ただ事ではないぞ、と。 そういえば、僕の教員一年目は壮絶だった。学校一の暴れん坊と格闘しながら、あとの20人との授業もやらないといけない。何もかも揃わなかった。そして、向き合えば向き合うほど、学校一の暴れん坊は、学校一困っていた子だったということを知る。どうすることもできな

          3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

          あったことは、あったんだと、ちゃんと残しておきたくて。(2023年10月と11月)

          ちゃんと残しておこう。 さて、どんどんいきましょうか。(詳しくは上の記事にて) 2023年10月3日 インタビューとスケッチ 西村佳哲さん(僕はニシさんと呼んでいる)が開く、「インタビューのワークショップ」に参加。岩手は遠野の山の上にある、「クイーンズメドウ」という馬とともに暮らす施設にて4泊5日。なにも、インタビューについて学びたかったわけではなく、「きく」という大きなテーマ探究とこれまでのご縁をきっかけにして参加することにした。 僕はニシさんに、ニシさん自身のイン

          あったことは、あったんだと、ちゃんと残しておきたくて。(2023年10月と11月)

          本当に注意散漫極まりない気まぐれすぎる振り返りの続き(2023年8月と9月)

          今回は、こちらの振り返りの続き。 現在、岩手県は遠野で山籠もり中。共同生活の自習室に来ている。読み書きしたいこと、考えたいこと、身辺整理やちょっと先の準備など。集まってきた人たちとも時折交わりながら、自分のことに取り掛かっていく。 何から手をつけようかな。そう思った時に、まずは、中断していた振り返りをやり切って、今に追いついてこないと次に進めないな、って感じがしているので、そこから取り掛かろうかな。 もはや4月当初の「300字作文」の枠組みもあまり気にしていないし、「活

          本当に注意散漫極まりない気まぐれすぎる振り返りの続き(2023年8月と9月)

          2024年3月3日(日)子どもとわたしを考えるきょうしつ vol.1「“在る(be)”を見つける」@京都遊子庵

          小さな縁と小さなニーズがあり、今回、「子どもとわたしを考えるきょうしつ」という場をひらいてみることになりました。 京都の町屋「遊子庵」でひらく、子どもに関わる人たちのための、小さな小さな学びの場です。 「子ども」や「わたし」に関するそもそもについて、その両側から、あるいは、その間で起こっていることを考える、勉強会というか体験会というか。今後、あらゆるテーマを扱っていく予定です。 セミナーやレクチャーというよりは、フィールドワークやワークショップのように手足を動かしながら

          2024年3月3日(日)子どもとわたしを考えるきょうしつ vol.1「“在る(be)”を見つける」@京都遊子庵

          「対話に生きる展」にて公開した最終エッセイ

          連休最終日。昨日一昨日は、主催している「対話に生きるゼミ」の半年の最終発表会「対話に生きる展」で東京は上池袋へ。 東京ー軽井沢間の新幹線は行きも帰りもほぼ満席。東京のものはどれも高い。東南アジア系ファミリー観光客のマナーに「それはないでしょ!」と、奥様がぼそり。今日、軽井沢に戻ってきたら、先週の大雪はもうほとんど溶けていました。 さてさて、先月は丸々投稿できずだったので、今月はいくつか書いていこうかと思います。気まぐれ不定期すみません。 今回は、「対話に生きるゼミ」で半

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          「対話に生きる展」にて公開した最終エッセイ

          大晦日に今更、毎月の振り返りの続き。ー2023年7月の雑多な個人的振り返り

          振り返りは、振り返りたい時に、振り返りたいように、振り返るのがいい。笑 年末はやけに「今年はどんな一年だったか」とやけに振り返りたくなるが、今更、そんな大雑把に振り返ってもなあとも思う。2023年はいろいろありすぎたからな。一つひとつ振り返って、あの瞬間に戻り、味わい直したい出来事がたくさんあった。しかし、そもそも、毎月の振り返りが6月で止まっている。苦笑 そもそも、「週3マン」とも名乗っていない今で、ずいぶん、遠い昔のようにも感じるが、やっぱり、続きの7月から振り返って

          大晦日に今更、毎月の振り返りの続き。ー2023年7月の雑多な個人的振り返り

          東京知図展に行ってきた。足元見直し、足腰鍛え直しだ。

          東京知図展に行ってきた。足元見直し、足腰鍛え直しだ。

          子どもに関わる人のためのワークショップー「みる」と「きく」から子どもへの関わりを見つめ直す3ヶ月ー

          ふだん、子どものことをどんなふうに見ていて、どんなふうに聞いているだろう。 子どもに関わる現場で働く誰もが行っている一歩目、いろはの「い」、足元にある基本的なことを扱ってみる場を開くことにしました。 小学校から幼稚園を経てきた、僕の今の働きにも近いところにある関心ごとです。 子どもに関わろうとするちょっと手前で、あるいは同時にやっている「みる」と「きく」。その解像度が今よりもう少し上がれば、関わり方の幅やその質が変わるんじゃないかな。 すでにある教育理論や教育方法を学

          子どもに関わる人のためのワークショップー「みる」と「きく」から子どもへの関わりを見つめ直す3ヶ月ー

          2023年10月17日(火)快晴

          今日も快晴。でも風はひんやり。 最低気温は10℃を下回るようになってきて、軽井沢はいよいよ冬に入っていく。

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          2023年10月17日(火)快晴

          今日も、昨日も、仲間に相談ごと。

          今日も、昨日も、仲間に相談ごと。 僕にできること、というのは、どれも相手が必要なことだから、相手に聞いてみなきゃわかんないや。やりたい!は、それと呼応して、だんだんと織り重ねていくようなものなんだろうな。 なんというか、相手の方がよっぽど僕のことが見えているし、よくわかっているなあと、つくづく思う。触れて、触れられて、はじめてそこにあったことに気づくことばかりだ。 最近、素直に相談できるようになってきたとは思うけど(当社比)、これまでがヘタクソすぎた。人はそこにいるはず

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