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3.【好きシリーズ】 NBA

NBA史上最高の選手(GOAT)はマイケルジョーダン? or レブロンジェームズ?

答えは「ステフィン・カリー」です。(異論は認めます)

NBAを知らない人には何のこと?っていう感じの文章で始まりましたが、歴代で一番強いバスケットボール選手は誰だという論争があり、ジョーダンかレブロンの2択と言われているんですが、僕はカリーという選手を推してます!

僕がNBAを好きになるきっかけがカリーであり、プレースタイルや人間性が好きなんですが、バスケ自体はやったことがないので戦術やスキル的な話はあまり分かりません笑

つまり、NBAはバスケをあまり知らない人でもハマれる要素があるわけなんですね。今回はそんなNBAの魅力と、僕がNBAを見て感じたことについて書いていこうと思います。


NBAの魅力

早速NBAの魅力について書いていきたいと思います。

僕が考えるNBAの魅力は大きく2つです。

  1. 展開の速さと派手さ

  2. 個人戦かつチーム戦

1の「展開の速さと派手さ」について、バスケは攻撃と防御が何度も入れ替わるスポーツで、攻撃(シュートを打つ)は24秒以内に行うというルールがあります。

そのため攻撃側としては、常にシュートを狙いながらパスやドリブルをして守備の隙を突くために動き回ります。

守備は相手にシュートをさせない、もしくは外させるように相手の動きを予測して動きます。

パスかと思いきやドリブルで抜いてシュート。
シュートすると思わせてパス。

など、攻守で常に駆け引きが行われているため、数秒でも目を離すといつの間にかシュートを決めていたり、攻守が変わっていたりと展開がすごく速いです。

そのため「次はどんなプレーをするんだろう」「どういうシュートを放つんだろう」といったワクワク感をたくさん味わうことができます。

多彩なドリブルで相手を抜き去ったり、ノールックでパスをしたり、派手なダンクを決めたりと派手で多彩なプレーが多く見られるのも魅力です。

2の「個人戦かつチーム戦」について、バスケは一つ一つのプレーの中で、自分自身の力で状況を打開する場面や仲間と協力してゴールを決める or 守り抜く場面がたくさんあるスポーツです。

1対1で相手と対峙する場合は個々の攻撃や守備のスキルがものを言いますし、プレー全体で見る場合は仲間と連携してパスを回したり、相手の進行を防いだりする必要もあります。

つまり常に個人の能力を最大限発揮した上で、仲間との阿吽の呼吸でプレーしている状態です。

そんな状況で生まれるプレーの数々は、見ている人を惹きつける熱量を持っているわけなんです。

ぜひ映像でこの感動を味わってほしいですが、最初から1試合全部見るのは大変だという人もいると思うので、まずは選手や試合のハイライト集などを見てどんな感じなのかを体感してもらうのが良いかと思います。

好きな選手やチームを見つけるのもオススメです。

好きな選手

冒頭でも書きましたが、僕が好きな選手は「ステフィン・カリー」です。

どんな選手なのかと一言で言われたら、「NBAに革命をもたらした史上最高のシューター」です。

当たり前ですが、確率高くゴールを決めるためにはなるべくゴールの近くからシュートを放つ必要があります。

バスケはシュートを決めると得点が2P入りますが、エリア上に引かれた3ポイントラインの外からシュートを決めると3P入ります。

3ポイントラインの外からということは、その分ゴールからの距離が遠くなり、シュートを打つ際の溜めや正確さが必要になります。

2010年前半まで、3ポイントは積極的に狙うものではなく、いかにゴールの近くまでボールを運んでシュートを打つかが重要でした。

しかし、カリーがNBA入りしたことによって状況は一変しました。

カリーは身長190cmとNBAの中では小柄な方で、体の線も細く身体能力も高いわけではありませんでした。

そのため他の選手と渡り合うために高校時代からシュート力を磨き、特に3ポイントシュートを自分の一番の武器として猛練習を重ねて高校,大学と結果を出してNBA入りしました。

2009年にNBAに入ってからそのプレースタイルにさらに磨きがかかり、3ポイントを次々と決めていき他チームを圧倒していきます。

カリーが所属する「ウォリアーズ」というチームも、カリーを軸に3ポイントをより打ちやすくするための攻撃システムを作り上げ、チームは年々成績を上げていきました。

カリー個人としては、2013年にそれまでのNBA1シーズン(82試合)における3P成功数トップだった269本を超える272本を叩き出し記録更新。

2016年には前人未到の400本越え(402本)を達成しました。
この記録はいまだに破られていません。

恐ろしいのは成功数だけでなく成功率も高いということです。

3ポイントシュートを10本打って4本以上(40%以上)を平均で決められる選手が一流のシューターと言われるのですが、カリーが402本を達成したシーズンの3ポイント成功率は45%を超えていました。

つまり、「誰よりも効率よく誰よりも多く3ポイントを決めてしまう」ということです。

そんなカリー率いるウォリアーズは2015年から5年連続でプレーオフのファイナルラウンドに進出 (NBA30チーム中2チームだけが行ける決勝戦)

そのうちの3回で優勝を果たしています。

ちなみに2022年にも優勝しています。
直近10年のうち6回ファイナルに進み、4回優勝しているということになります。(優勝できずに引退を迎える選手が数多くいる中でこの回数は異常です)

そんなカリーとウォリアーズの快進撃を見て、他チームも1試合あたりの3ポイントシュートの割合を増やすようになり、これまで3ポイントを積極的に打ってこなかった選手も3ポイントシュートの回数を増やすなど、NBA全体で3ポイントを重要視する流れになっていきました。

2000年代と2020年代の1試合あたりのチームでの3ポイントシュート試投数は2倍、下手すると3倍以上になっています。

また、現在の1シーズンにおける3ポイント成功数のトップ10は全て2015年以降に記録されています。

それほどにカリーがもたらした影響は絶大だということです。

気になった方はぜひステフィン・カリー(ウォリアーズ)の試合を見てみてください。youtubeなどで検索するとハイライトやスーパープレイ集などがたくさん見つかると思います。

NBAから学ぶ、活躍できる人の特徴

ここまでNBAの魅力(半分以上はカリーの魅力になっている気がしますが)を書いてきましたが、最後に僕がNBAを見ていて感じたことをまとめたいと思います。

NBAはアメリカで絶大な人気を誇るスポーツリーグのため、その経済効果や市場価値も莫大です。

NBAのチームもスター選手の獲得や育成、チーム力の向上などで結果を出していく必要があります。

そのため、時には選手同士のトレードや解雇なども起こります。

選手は自分の存在価値を示すために、試合に出て良いプレーや勝利に貢献する働きをする必要があるわけです。

かといって、個人の成績のためにチームプレーやコミュニケーションを怠っていては、仲間やスタッフとの軋轢を生んで結果的にそのチームに残れないということも起こり得ます。

能力がいくら高くてもパスもしないし監督の言うことも聞かない選手がいてはチームで勝つことはできません。

つまり自分自身で結果を出せる力や強みを身につけつつ、チームのために協力や自己犠牲ができる人が長く活躍できる人なのではないかと考えています。

先ほど話したカリーも個人の能力はものすごいですが、それだけでは優勝はできていないと思います。
カリーはそのシュート力を活かして、ディフェンダーを引きつけた上で仲間にパスをすることも多々あります。

また個人の成功よりもチームでの勝利をとても喜ぶ人間性も魅力の一つにあります。(カリーの人間力の話は別の記事でまとめたいと思います。)

僕自身も、エンジニアとして働いていく上で専門的なスキルやビジネススキルを身につけることは重要だと思います。

ただそれと同じかそれ以上に、一緒に働く人と協力し合いながらチームとして結果を出すことも重要だと考えています。

みんなで勝つ、チームを勝たせることが結果的に自分自身を勝たせることにつながっているんじゃないかと感じます。

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