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誰かと共に生きる(10月の絵の紹介②)

前回に続き、ショップに次に掲載する作品をご紹介します。

人と会う機会をめっきり減らしたコロナとの戦いですが、感染者数もだいぶ減り…という事で、人との繋がりを描いた作品を選びました。

人と会う機会が減って一番感じたのは「予想外のことが起こらない」ということでした。オンラインで自分の興味のあるものにアクセスする「だけ」の日常が続くと、入ってくる情報は多くても、自分の予想や想像を超えるアイデアや変化がめったに入ってこないんですよね。望んだものと違う変化にハッとする感覚って、ささやかだけど、とても大切だと思います。
…という絵。

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「来訪者」 縦117×横184mm 5,300円

そして、ネットや噂で見聞きした情報で、相手を知ったような気になってしまう事の怖さも感じました。思い込みで、想像上の相手と話しているような感じ。
直に会えなくても、相手の存在にきちんと向き合うと、意外な点に気付いたり、相手や自分や関係性が変わったりする。あの「え!意外だった」ていう感じが、私はとても好きです。

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「想像上じゃない関係」縦240×横274mm 15,000円

人と向き合おうのって、こちらにどんなに強い気持ちがあっても、相手とのバランスあってのことだから難しい。相手が自分と「向き合いたい」と思ってくれてるとは限らないし…。
だからこそ、なるべく誠実に、互いに向き合えそうな時はちゃんとリスペクトを持っていたいなと思っています。


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「会いに行く」 縦210×横149mm 4,700円

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「私たちをつなぐ」 縦154×210mm 6,500円

…とか書いておきながら、ここ数ヶ月、人との関係に色々と悩んでいます。ただ、悩んでいる事をこうして絵や言葉にして、それを見たり聞いてもらったりする事で、なんとか前進できているような気がします。
それでも結局一人でどうできるわけでもなし。信じられる人を信じたり、時々繋がったりしながら何かヒントが見つかるといいな。

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「一人のものではないという事」 縦144×横209mm 5,300円


…というような作品を掲載します。
作品は、13日ごろにアップする予定。その際は、TwitterやInstagramにてお知らせしますので、どうぞよろしくお願いします🌷

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Tokin online shop "endless nap store"


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