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ダイニングテーブルで絵を描く画家[第3話]
先日、家から駅に向かう道端で目に入ったのが、ススキだった。
穂のぽわぽわした部分もだいぶ失われ、スカスカになっている枯れススキ。
みずみずしさは感じられず、握れば粉々になって、風にまぶされ無くなりそうな姿。
でも、その形があまりに美しいとそのとき感じ、衝動的に何枚か撮った写真のうちの1枚がこちら↓
毎日行き来している道端の枯れススキが、突如として、私の創作意欲を掻き立てることになるとは予想外
ダイニングテーブルで絵を描く画家[第1話]
私には作業用の部屋も机もないので、絵を描くときはダイニングテーブルの上で作業している。
なので、食事の時間がくるたびに、広げた絵の具や筆などを片付けて、“食卓”に戻さねばならない。
その影響もあり、作品は常に、ダイニングテーブルに収まる扱いやすい(B4程度の書類)サイズとしていたのだが、
先日ありがたいことに、“B1サイズ”での絵のオーダーをいただいた。
B1とは、728×1030mm。