現行ズミクロンのフレアの出方
前回の続きです。
ズミクロン35mmというレンズのフードありなし問題について書きました。
フードをつけないと、光の進入角度が浅くなるため、フレアやハレーションが出やすくなります。
オールドのズミクロンは、このフレアやハレーションが盛大に出ることで有名。フレアを意図的に”味”として使うのは、シリアスな写真家からすると結構「ダサい」んだけど、場合によっては効果的なことも確かです。趣味写真の場合は好きならがんがん入れたって問題はないと思います。
今回は現行ズミクロン35mmに、意図的にフレアを発生させて、どのようなものが出るかを検証しました。
結果、レンズの逆光耐性も読み取れる写真が撮れました。
ここから先は
956字
/
6画像
Leica M10に関するムックマガジンです。使い方や設定だけでなく、撮影された写真やライカにまつわるストーリーを不定期で配信します。5本以上読まれる方、継続で購読したい方は購入がお得です。
Leica M10-D
2,000円
Leica M10-Dを中心にM型ライカの使い方や特徴を解説し、作例写真と共に紹介します。プロのフォトグラファーから見た印象と、撮影や設定…
いつも応援してくださる皆様に田中常丸は支えられています.本当にありがとうございます.