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私のお気に入りチャンネル

今回のテーマ:YouTuber
by 福島 千里

このnoteを含め、SNSが日常の一部になって久しい。今や情報を受け取るだけではなく、文章や写真、動画などで誰もが自ら発信できる時代だ。

何かを発信する以上は、話題が必要だが、その点、ニューヨークはネタが豊富だと思う。この街は実に忙しない。世界各地からとにかく色々な人が集まり、ファッション、経済、ライフスタイル、ツーリズムなど、さまざまな分野で常に何かしら新しいことが起きている。事件も多い。セレブもやってくる。ニューヨークという街のブランド力もあり、人の関心を引きやすい。事実、それを強みに多くのクリエイターたちがYouTubeやInstagram、TikTokといったプラットフォームを通じ、この街から情報発信をしている。

私もこうしたプラットフォームは日常的に活用している。でも、それはあくまで個人の趣味範囲。投稿するのはもっぱらInstagram(と、それと連動しているFacebook)。強力な発信力と不特定多数に向けて揺るがない主張する覚悟がない小心者の自分にとって、YouTubeやTikTokでの配信は敷居が高い。だから、これらに関してはもっぱらROM専門である。

 と、いうことで、ほぼ受け手である私自身が日頃楽しんで拝見しているチャンネル/アカウントをちょっとだけ勝手に紹介してみたい(各プラットフォーム名からそれぞれのチャンネル/アカウントに飛びます)。


①ライフスタイル系

Caleb Simpson

Instagram

YouTube

TikTok

 ブルックリン在住のピザ大好きクリエイターCalebさんが、ニューヨーカーのお宅を突撃訪問し、レポートするというもの。「ああ、これぞニューヨーク!」と声を上げたくなるような極狭アパート、インフルエンサー&ビジネス成功者たちのライフスタイル、そして不動産女王の超高級アパートメントまで、日本のおしゃれ雑誌には登場しないようなニューヨーカーの生活事情を垣間見ることができる。Calebさんはしばしば他都市(カリフォルニアやフロリダなど)にも遠征するので、その際は当地の住宅事情も紹介される。

 

 ②就活系

Salary Transparency Street

Instagram

YouTube

TikTok

「職業は?」そして「収入は?」。ミュージシャンから学生のアルバイト、弁護士や医者、エンジニアなど、アメリカの職業別年収をインタビューするアカウント。個々がどういった経緯で現在の職に就いたのか、その仕事の魅力など、海外就職・転職活動に興味ある人におすすめ。同じ職種でも州や都市によって収入幅が異なるのもポイント。日本では難しそうなアカウントだが、アメリカの皆さん、実にオープンです。 

③癒し・動物系

Ringo the Cat

Instagram

YouTube

TikTok

ニューヨーク在住(多分)のカップルのもとで暮らすマンチカン(猫)のりんご君の日常動画。Meowmy(ママ)とPawpa(パパ)のユーモアあふれる動画編集と、Uppie(抱っこ。ただしママ限定)大好きなりんご君のかわいさが炸裂。猫飼いの人、ぜひ。

 ④旅系

TSA -Travel Tips & Dad Joke Hits🎶

Instagram

YouTube

Transportation Security Administration(運輸保安庁)の公式SNSアカウント。TSAはアメリカ国内の公共交通機関の安全を保つことが任務(各空港で厳しく荷物チェックしているあれです)。サブタイトルは“役立つ旅のヒントと親父ギャク”。日々、アメリカ国内の空港検閲で引っかかる機内持ち込み荷物の実例(イケナイものも多い!)や、職員たちの日常(空港内に迷い込んだシマリスを追いかける職員さんとか)、任務中の警察犬たちの活躍ぶりなどなど。頭が疲れている時に、だらっと見るのにおすすめです。

 ⑤さらに旅系

ガンプ鈴木|人力車の旅人

Instagram

YouTube

TikTok

浅草を拠点に活動中の俥夫(人力車を引く人のこと)、ガンプ鈴木さんの旅アカウント。日本国内外で人力車による旅を実行しており、今年2月にはアメリカ大陸横断を自身の足で達成(走行距離は約5000km。車で横断するのも大変なのに、すごい。2022年7月にニューヨーク、タイムズスクエアを出発、今年2月にカリフォルニア州サンタモニカに到着)。パンデミックで多くの人が旅をなかなか楽しめない中、彼の自由気ままな旅の配信を通じて(旅先での様々な出会い。時に抱腹絶倒、時にハラハラ)、忘れかけていた旅心を思い出しておりました。色んな思いを積んだ人力車とともに、大都市から地方の田舎へ、そして山を越え、砂漠を越え、ついに太平洋へ。鈴木さんと同行カメラマンのワイルドなアメリカ旅の記録は、各アカウントから閲覧できるので、ぜひ。


⑥ おまけ

ニューヨーク、ときどきDIARY

当サイトのアカウントです!機会あればぜひチェックしてみてください:)

Instagram

と、まぁ、個人的なお気に入りアカウント/チャンネルを少しだけ共有させていただきました。今後もマイペースで発信しつつ、他者の発信・配信も楽しんでいこうと思います。

📷(トップ):“映え”を狙うクリエイターに人気のタイムズスクエア

◆◆福島千里(ふくしま・ちさと)◆◆
1998年渡米。ライター&フォトグラファー。ニューヨーク州立大学写真科卒業後、「地球の歩き方ニューヨーク」など、ガイドブック各種で活動中。10年間のニューヨーク生活の後、都市とのほどよい距離感を求め燐州ニュージャージーへ。趣味は旅と料理と食べ歩き。園芸好きの夫と猫2匹暮らし

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