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吹田事件の真相を語り、行政と議会に是正を求める市民集会への参加と賛同を呼びかけます

吹田事件の真相を語り、行政と議会に是正を求める市民集会

日時:5月18日(土)14時30分開会(14時開場)
会場:吹田市立岸部市民センター多目的ホール
(JR岸辺駅南口から徒歩9分 阪急正雀駅 徒歩2分)
資料代:500円

<報告>
吹田事件をめぐって、いま起こっている問題について

<お話>
デモ・表現の自由を守った吹田事件の意義
石川 元也弁護士(当時、吹田事件主任弁護人)

石川元也弁護士

<議会報告>

会場にて吹田事件の資料展示を行います。

 2月の吹田市議会で、藤木えいすけ議員が1952年の吹田事件について裁判で否定された資料・主張をもとに歪めて取り上げ、市の紹介文を修正させることが起こりました。さらに、市の対応の問題を指摘した柿原まき議員の討論を、議長が議事録から削除する事態になっています。

 関係者への聞き取りや資料調査も行わず、一人の議員の主張のまま文章を修正する市の対応は、関係者の名誉を傷つけるものであり、議員討論の削除は、一部議員に不都合な発言が封じられることになりかねない問題です。

 5月議会の前に、吹田事件の真相を学ぶとともに、市と議会に事態の是正を求めます。

 吹田事件とは
 1952年6月、朝鮮戦争と軍需輸送に反対したデモに、「騒擾罪」が適用され、250人が逮捕、111人が起訴された事件。日本人と朝鮮人がともに戦争に反対した日本史上で稀有な事件とされ、20年におよぶ裁判を経て、焦点だった「騒擾罪」無罪が確定し、「抵抗の権利 認めた裁判」(朝日新聞夕刊2022年12月14日)と評価されてきました。
 吹田市は「騒擾罪」無罪が確定して以降、事件の表現を改めて一定の名誉回復をはかり、事件70周年にあたる2022年には、当時の主任弁護人だった石川元也氏から事件資料の寄贈を受けてきました。


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